うん、よしよし…と思ったところへ雨が降り出して、慌てて走って帰りました。
いやぁ、朝から”運動”したぁ〜(^^A)
でも、たいした降りじゃなかったです。慌てて損したかも。
6/1の日曜日は、結局、家族全員出かけてしまったので、これ幸いとお気に入りの観察スポット、
隣町の公園へ行っちゃったのですが、昨日の記事のお花を見つけたほかにも、いろいろ、
見つけたものがありましたので、とりとめもなくご紹介してみます。
まずは、お花…いや、冬芽から眺めていたニワトコが、赤い実になりました。

そのほかには…オオカモメヅルの花、斑入りのコナラの葉、小鳥の巣などを…。
隣町の公園の裏側の「北向きの斜面」を歩いているうちは、まだ、斜面の上の方の
ニワトコの木に、たわわに赤い実が付いているのを眺めて、写真に撮っていたのですが…。

ね、辺り一面、緑の色が濃くなった中で、細かい赤い実がつぶつぶつぶ〜って実っているでしょう。
葉っぱは7枚くらいの奇数羽状複葉。少しは背が高くなる木だけれど、基本、枝をしならせて、
枝垂れっぽくなるところなんかが立ち姿の特徴。あれが、ニワトコですよぉ。
2008/ 4/22付 「ニワトコについて」
園内へ戻ってきて、もっと近づけて 手にとって冬芽やお花を眺められた木の方へ行ってみたら、
慌てちゃいましたよ。
もぉ、売り切れ寸前!!

もぉ、鳥さん達〜。まだ全部赤くなってないじゃないのぉ〜。早いよ。
これ、赤くなるのを待っていたら、実がなくなっちゃいそうでしたので、慌てて撮影。
赤い実、緑色の実、赤くなりかけの実…色々あって、色とりどり。(^^*)
「北向きの斜面」行くたび、気になるのが、ガガイモ科の誰かのか細いつる。
草刈り隊に刈られませんように、クズの葉、他のつる草に埋もれて見失いませんように…。

狙っているのはこのつる。白い矢印付けてみたけど、解ります?それでも解りにくいですよね。
ああ、このつる。このつるの、葉っぱの根元にはつぼみがいくつも付いて居るんですよ。

この付き方からして、そして、去年ここで見ていることからして、これはたぶんオオカモメヅル。
5/28にはまだ、つぼみだけでした。実が成るまでとは申しません。せめて、お花だけでも〜。
とも思ってもう一度見に行ったら…

咲いてました。すんごくちっちゃい花だけど…。
オオカモメヅルは、ガガイモ科オオカモメヅル属、
日本全国に分布し、山林の林床に生育するツル性の多年草です。
詳しくは過去記事で。↓
2006/ 7/11付 「オオカモメヅル」
去年 見たお花よりも さらに小さい一番花。たぶん、通常でも直径5mmほどしかないお花が…
半分くらいだったかな?なので、カメラの性能いっぱいの接写で ぐぐっとせまります。

はい、ちっちゃくても、こうして写真になっちゃったら、解りませんね。
オオカモメヅルです。今年も会えました。 また、次に「北向きの斜面」へ行ったときにも
探すつもりですが、とりあえず、草刈り隊に刈られる前に記録しておきます。(^^*)
あとの2つはおまけ。でも、ちょっと珍しいおまけです。
ひとつめは、綺麗な斑入りのコナラの葉。

斑って、ウイルスのせいとかでも出るんですよね。
斑の入った園芸種って言う訳じゃないです。ハイ、たぶん、今年どんぐりから出たばかりの
芽の先についた、最初の本葉とかです。
植物の葉っぱの葉緑素を、所々無くしちゃうウイルスでも居るんでしょうか…。
ものすごく綺麗だけれど、たぶんのこのまま大きくはなれないですよね。
どんぐりの木の下で、辺り一面、芽を出したばかりのコナラの葉っぱで、足の踏み場もないような
ところで見つけました。このほかにも、近くにもうひと株 斑入りの葉っぱが有りました。
斑入りのコナラ…定着できたら…売れる?
もう一つは、どういう事情か解りませんが、落ちていた鳥の巣です。
場所は全然違うのですが、これも隣町の公園の中のコナラの木の下でした。

ほら、巣がかけられていたのも、コナラの小枝でしょう?
両手で包めるくらいの小さな巣。楕円の口、深めでしっかりした作り。
誰の巣でしょう?
くちばししか使えない小鳥が小さな体で、どれだけの時間と労力をかけて作ったのかな?
この巣を使っていたヒナは、ちゃんと巣立つことが出来たのかな?
気になるけれど、よく解らないのでとりあえず、巣の拡大写真を撮りました。
巣材は何かな?

巣の壁を拡大〜。画面左の方が内側、右の方が外側です。
一番内側は、赤っぽい茶色の繊維。私の勘違いじゃなければ、シュロの繊維に似ています。
それから、極細の竹の枝みたいなのは…笹…かな?
細く裂けたビニールひもの繊維が混じっているところが今時だなって感じだけれど、
芝生の、ランナーみたいな、堅めのところと…緑色なのは、苔少々と、一番外側は…
あ、コナラのおばなの穂みたい…違うかな?
植物の観察も楽しいけれど、他の生き物の 生活ぶりをうかがわせるこんな発見も楽しいです。
そういえばこの日は、いつもよく見かける鳥撮りさん達の他に、草むらにうずくまって、
草の花だか、虫だかの写真を撮っている人を見かけました。同好の士?解らないけど、
遠くから、温かい目で見守っておきました。(^^A)
ブログ内関連ページ:
ニワトコ
2008/ 4/22付 「ニワトコについて」
2008/ 3/22付 「動き出した木の芽」
2008/ 1/26付 「ニワトコの冬芽など…」
2007/ 2/21付 「ニワトコの芽」
2006/ 6/11付 「雑木林で見つけた木の実」
2006/ 4/19付 「木の芽いろいろ その4」
オオカモメヅル
2008/ 5/12付 「小さいつる草」
2007/ 7/13付 「オオカモメヅルの花」
2006/ 7/11付 「オオカモメヅル」
2005/ 9/14付 「コバノカモメヅル」
オオカモメヅルが、もう咲いているのですね。明日、確認に行かなくちゃ。
カモメヅルが咲き出したのですね。
わたしも見てこよう。
こちらはもう少し後かなぁ〜
去年、カモメヅルの仲間を調べたのですが、
もうすっかり忘れてしまって、
はもようさんのところで、復習させてもらいます。
今日は忙しいので、明日ね!
そんなこといって、またぐずぐずとさぼっちゃうんですよね。
先生!
オラに力を分けてくださいませ。o(o o)○ しょわっち
後ほど、旅行記を見せていただきに参りますね。
はい、ニワトコの実、人様にそう言っておいで自分が見そびれるところでした。(^^A)
もぉ、鳥さんたち 早すぎです。
オオカモメヅルは、
身の危険を察した株が異例の早さで花開いたもの…かもしれませんです。
刈られる前に抜いてきて、うちで育てようかなぁ…。←おいっ
はい、オオカモメヅルはものすごく小さい花ですし、
目立たないので、あまり人目に触れることはないかもしれません。
実は…2006年の記事に出ていますが、ちゃんと熟す前に
たいてい刈られてしまいます。
地味だけど可愛い花なので、毎年、草刈り隊と競争しつつ眺めています。(^^A)
コメントありがとうございました。
オオカモメヅル…普通の株のお花には、まだ少し早いかもしれませんよ。
ここの株は、すぐに刈られてしまうことを承知しているので、
精一杯急いで咲いたような気がします。
それに通常の半分くらいの小さいお花でしたし…。
そちらでは、もう少しゆっくり探してみてくださいね。
えっ?!ちから? ああ、私も欲しいですぅ。
アスカちゃんに 分けてもらいましょうか…。(^^;)
鳥の巣の断面写真、おもしろいですね。
着眼点にお座布団を・・・。
なお、下向いて妙な撮影をしている人・・・はもようさんだけではなかったようですね!(笑い)。
鳥の巣の拡大写真、面白いでしょ。
何を使って巣を作るのか…興味があったんです。
はい、男の方が、うずくまって写真を撮っていらっしゃいました。
何を撮っていらっしゃったのか…声をかければ良かったですかね。(^^*)
異常に早いわけではなさそうですね。
大きな声では言えませんが、
「うちで育て」てみては。
お返事遅くなりました。
はぁ、大きな声では言えませんが、育ててみたいです。(^^;)
昨日も、写真の株のそばへ行き、どの辺から生えているのか確認しちゃいました。
でも…もう、ヤブが深くなっちゃって…大事になりそうで…
目立っちゃったら恥ずかしいし…どうしましょ。(^^A)
いずれまた、チャンスを伺ってみようかな…(^^;)←懲りない