2008年05月27日

ユキノシタの群生地

今日もぼつぼつ暑かったですね。(^^A)
昨日ほどではないにしても、まだ5月だって言うのに、まぁ、気の早いことで。
のんびりしていた衣替え、急がなくっちゃなりませんね。

さて、今日の記事も、先週撮ってきた写真から。
5/22、お気に入りの観察スポットには、ユキノシタのお花もちらほら咲き始めていました。

08_0527_yukinosita1.jpg

もともと、「隣町の公園裏の北向きの斜面」には、ユキノシタの大群落があって、
斜面の表面のほとんどを ユキノシタの かわいらしくて毛深い葉っぱが覆っていたのですが、
去年急に あたりの環境が変わりまして、今年はその影響が現れてきたんじゃないかと思うんですよ。
そのあたりも交えて、近くに咲いていた他のお花と一緒にご紹介してみます。



隣町の「北向きの斜面」に通い始めた3年前(2005年)の秋に、この斜面を覆うユキノシタの葉に気づきました。
それから何度も記事にしてきたのですが、もしかしたら、ここの大群落は失われてしまうかもしれないなぁと
言うのが、この日、見てきた私の感想です。

08_0527_yukinosita2.jpg

「北向きの斜面」の一番の特徴は、斜面を覆うように家が建ち並び、大きな木が生い茂り、
昼でも薄暗く、ほとんど日が当たらなかった と言う点なんですよ。
その薄暗さは「幽霊茸」の異名を持つ、腐生植物ギンリョウソウが毎年顔を見せてくれちゃうくらいの
筋金入りでした。

ところが去年、古い家が数軒、たてつづきに取り壊され、そのあとがとりあえずの駐車場になってしまったこと。
そして、斜面に影を落としていた大きな木が何本も切られてしまったことで、
斜面は北向きながらも、お日様の明るい光を浴びることになりました。


2006/ 9/25付 「ヒガンバナ」 工事の様子 

ユキノシタたちは、相変わらず斜面いっぱいに 細かな葉を敷き詰め、赤い匐枝を出していますが、
花の穂が なかなか立たないんですよ。
わずかに花の穂が見られるのは、他の草が生い茂り、葉の上に日陰が出来た場所ばかり。

雪の舞うように、白い小花がちらちらと咲いていた群生地も、今はひっそりとしています。

2006/ 5/30付 「ユキノシタの群落」

まだ花期は続きますから、今は様子見で、これからたくさん咲くのかもしれません。
それとも、お天気がぐずついて日の光が弱まったら、お花を咲かせる気になるのかもしれません。
後でまた見に行ってみようと思っています。



それと、もう一つ 気になったのは、お花の色がとっても薄いと言うこと。
ユキノシタと言えば、上の花びら3枚にさした 赤い色が印象的ですよね。

08_0527_yukinosita3.jpg

これ↑は直射日光がほとんど当たらない、別の場所の花だんのお花。

でも、今年、「北向きの斜面」で見かけたのはこんな風に ↓ 白っぽいお花でした。

08_0527_yukinosita4.jpg

赤い模様がないのは「ハルユキノシタ」じゃないの?なんて思ったりもしたんですが、
だって去年まで、普通のユキノシタが咲いていた場所ですよ。急に違う花が咲いたりするのかな?
それにもともと、ここのお花は赤みが薄かったし…。

見分けポイントは葉っぱの模様のあるなしなんですって。でも、葉っぱは他の草に埋もれてて…。
ハルユキノシタだったらだったで、また一つ、新しいお花に会えたって事でめでたいのですが…
確かめていないので、話になりません。

はい、こちらも 継続観察いたします。 (^^;)



この日は、とっても強いお日様の光の下、黄色いお花が目立っていました。

08_0527_kouzorina1.jpg

まずは 地面に近い方の茎に 赤い剛毛が並んでいる、コウゾリナ。

08_0527_kouzorina2.jpg

黄色いお花って、いろんな種類が咲きますから、見分けが難しいですよね。
コウゾリナは、私が一番最近、見分けられるようになった黄色いお花の一つです。


ブタナに似てる?

08_0527_butana1.jpg

でも、ブタナは赤い剛毛が生えてない代わりに、茎が細くて堅めで、葉っぱが毛深いですよ。

08_0527_butana2.jpg

この花は花期が長くて、春に咲いたら夏眠して、秋にもう一花咲かせます。働き者なのね。



楽しみにしていたニガナも咲いてましたよ、たくさんね。

08_0527_nigana1.jpg

ニガナは、日陰の多かった「北向きの斜面」のなかでも、比較的日当たりの良い場所に
大きな群落を作っていました。

08_0527_nigana2.jpg

日陰でも、ちゃんとお花が咲きますが、あんまり大きな株にはなりませんでしたから、
やっぱり日向が好きなんでしょうね。これから、数が増えるかもしれませんね。



「隣町の公園裏の北向きの斜面」が、とってもお気に入りの観察スポットだったのは、
日陰と日向の両方があったから。
日陰はあくまでも暗く湿っぽくて、虫もきのこも、日の光があんまり好きではない花たちも、
たくさん見ることができました。でも、今はもう、数を減らすばかりです。


「北向きの斜面」の反対側は住宅地です。それまでも住んでいた人たちは居たのですが、
やっぱり、人が暮らすには、日陰は向いていなかったんでしょうね。
きっと、家の中もお庭もコケとカビだらけでヤブ蚊がブンブン飛んでたろうと思いますし…。

今は こざっぱりして、人間にとっての住み心地は 良さそうになりました。
近くに駐車場も出来て、観察していると狭い道を通り抜けたい車に 邪魔にされるくらい
にぎやかになりました。(^^;)


この日も、写真を撮っていると、買い物帰りと 犬のおさんぽ中の二人のご婦人に、
別々に声をかけられました。
「何か珍しいお花でも咲いて居るんですか?」…ですって。

いいえ、一昨年までは、とんでもなく綺麗で ↓ 珍しいお花が咲いたんですが…

2006/ 5/10付 「ギンリョウソウ」 

もう、何の変哲もない花しか咲かないでしょうねぇ…なんて、言えませんでしたが…(^^A)

まぁ、普通のお花は咲くんですから。また、見に行きますよ、お気に入りの観察スポット
「隣町の公園裏の北向きの斜面」へ。(^^*)
ユキノシタの群生のその後も気になりますし ♪





ブログ内関連ページ:

2006/11/11付 「草もみじ」
2006/ 5/30付 「ユキノシタの群落」
2006/ 5/29付 「実家の庭の花」
2006/ 5/11付 「ジンガサハムシの仲間」
2006 /4/ 7付 「答え合わせ(野草の芽生えその後)」
2006/ 2/ 4付 「冬のユキノシタ」


posted by はもよう at 22:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
ユキノシタにとってはちょっとその環境の変化はピンチですね。
色が変わってきているのもその日当たりなどの影響かもしれませんね。
貴重な北向きの斜面の今後が心配です。
ギンリョウソウもそう見れるものではないですからね。
Posted by bigtree at 2008年05月28日 00:19
bigtreeさん、こんばんは。
ねぇ、せっかく機嫌良く生えて居るんだから、
そのままにしておいてくれればいいのにねぇ。
ギンリョウソウは、残念だけれど、もお、絶対無理ですね。
でも、最後の年に見ることが出来て、ラッキーだったのかもしれません。

ユキノシタの方は、まだ、奥の方に逃げ込めば生きていかれますから、
何とか、したたかに命をつないでいくと思います。

花の色は…ここはもともと色が薄かったから、まぁ、こんなものかな〜(’’?)
今度はまた、違うものが群生するかもと…そっちの方を期待して待ってみます。
Posted by はもよう at 2008年05月28日 22:18
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