今日は雨こそは降らなかったものの、台風の影響か 風が強く肌寒い一日でした。
こんな日にはろくな写真は撮れませんが、それでも少し公園を歩いてきました。
数日前からポプラが綿毛を飛ばし始めていまして、白い綿毛があちこちにふわふわしていました。
ポプラについては後ほど記事にすることにして…
今日のところはストックの中からマツバウンランの写真をごらんいただきましょう。

ゴマノハグサ科の1〜2年草。アメリカ原産の比較的新しい帰化植物。
最近、少しずつ数を増やしているマツバウンラン。
私の持っている野草図鑑には載っていないくらいの 比較的新しい帰化植物です。
細い茎の先に小さな花を数個付けて、さほどはびこるわけでもなく、目立つわけでもない
楚々とした野草です。

「リナリア」と言う園芸種に使い種類だそうですが、花だんのお花ほどには派手でも
カラフルでもありません。
お花の形はゴマノハグサ科らしいなぁという姿で、色は薄紫。

茎はひょろひょろと3〜40cmも伸びて、
細い茎の先に数個のお花を付け、風にゆらゆら揺れています。
名前の通り、葉っぱは細い松葉のようですが、

根元には、全然違う↓こんな葉っぱも付いています。

よそのブログで紹介されているのを見たときには、意味がわからなかったのですが、
今回自分の目で見て 確かめてきました。
ひょろひょろの 松葉みたいな葉っぱがまばらに生えた茎の根本には、
全然違う印象の葉っぱが生えていましたよ、意外でした。
いつも勝手に参考にさせていただいている岡山理科大の波田先生によれば、
地表に這う茎に付いた細い葉が松葉にたとえられたもので、
この葉で一年中 日に当たって、能率良く光合成をしているのだそうです。
ひょろひょろの姿はお花の時期だけ、10〜60cmくらいの茎(花茎)を立てて、
花を咲かせるのだそうです。
そろそろ、お花の時期も終盤ですよね。

私が見た株の中には、そろそろタネを用意し始めたものもありました。
茎の途中のちっちゃくて楕円形な実がはぜて、中の黒いタネがのぞいていました。
これからもまた、地味に大群落を作っていくのだろうな。
おまけ画像は、同じ場所に咲いていたコメツブツメクサ。

極小、小粒な黄色いシロツメクサ…みたいな花です。
それにしても毎日ぐずついて気温が低いですよねぇ。
2〜3日後からお天気回復…って言われ続けているうちに、
晴れマークの日が どんどんと遠ざかることって昔、有りましたよね。
早く晴れないかなぁ?
ブログ内関連ページ:
2006/ 5/14付 「マツバウンランとツタバウンラン」
こちらもマツバウンラン咲き始めました。
これ、ふらふらして、小さくて、
ピント合いにくいですよね。
毎年写すたびに、そうだったんだぁ〜と思い出します。
そういわれれば、
マツバウンランはお花ばかりに目がいって、
葉はみたことがなかったのではないでしょうか。
今度この眼で見てみます!
こちらは今雷がなっています。
雨も激しいですが、
このところ気温の変化も大きくて、体の調子が変になりそうです。
今日は少し出かけていたのですが、
風邪を引いている方も多くて、
はもようさんも気をつけてくださいね。
あら、そちらでも咲いていますか?マツバウンラン。
はい、ピントが合いにくいです。風のある日には撮れませんねぇ。(^^A)
そうなんですよ、ついついお花しか見て無くて、
でも今回ちょっと調べてみたら、根元の小さい葉っぱの方が、言ってみれば
本体で、ひょろひょろの方がお花のためだけの姿だったんですよねぇ。
今度は草むらをかき分けて、花が咲いてないときの
根元の葉っぱに注目してみようかななんて思ったりしましたよ。
昨日も寒かったですねぇ。暖房こそ入れませんでしたが、
それでも窓に露が付いてビックリしました。
はい、お気遣いありがとうございました、私も気をつけますが、
ブリさんもアスカちゃんも風邪引かないでくださいねぇ。(^^)ノ