2008年05月06日

あの花のその後

4連休中、一番の好天に恵まれました、今日のうちの方。いつもお散歩している公園も、
家族連れで大にぎわいでした。
でも、午後からは、何もかも吹き飛ばしそうな風が吹いて、洗濯物がどこかへ
飛んで行っちゃわないかとはらはらしました。

4/16にご紹介したムラサキケマンとヤブニンジンのタネの様子。
複雑な形のセリバヒエンソウの花のアップなど、小ネタのご紹介です。

08_0506_m_keman1.jpg

まずは、急いで咲いて 急いで種をまいちゃうムラサキケマンの種から。



2008/ 4/16の記事 「「北向き斜面」の春の花」 でご紹介したムラサキケマンとヤブニンジン。


ムラサキケマンも、カタクリなどと同様に「春植物、スプリング・エフェメラル」の
一員なんですって。
春、雑木林の木々が葉を広げる前に花を咲かせ、実を結び、他の草が生え、
木々の葉が生い茂る夏が来る前に、跡形もなく姿を消してしまう春の妖精たち。

この種にも、すみれやカタクリと同じように 蟻さんたちに種まきをしてもらうための物質、
「偉いぞ!総務」…じゃなくて、「エライオソーム」が付いているそうです。
どんなかな?

実を開いて、タネを集めて、観察してみることにしました。
ところが、このムラサキケマンの実。ビックリするほどのはじけっぶりでした。
ちょっと触ると、パチン、プルンとさやが丸まってしまうんです。

で、採ってはこぼし、採ってはこぼしを繰り返しつつ、
一生懸命集めて、↓ 桜の葉っぱの上に広げたのがこの姿。

08_0506_m_keman2.jpg

ね、黒くて、艶やかなタネに、何か白いものが付いていますでしょう?
これが蟻さんへのお駄賃、「エライオソーム」ですよぉ。これが欲しくて蟻さんは、
おうちまでタネを運ぶんです。美味しいんでしょうねぇ、きっと…。

このあたりのことは、石川の↓ミズアオイ先生がとっても詳しく教えてくださいますよ。

ムラサキケマンの出てくる記事
エライオソームの説明が載っている記事


この場所には、写真を撮るために ムラサキケマンのタネをたくさん蒔いてしまいました。
よぅし、来年は大群落だ!!  p(^^;)←おいっ。




それから、同じ日に取り上げたヤブニンジンも、おもしろい実になっていました。

08_0506_yabuninjin1.jpg

地味な野草ですけどね。白くて小さなお花の後が「棍棒状」の実になって、
しかもひっつき虫になるって図鑑に書いてあったので、興味津々でした。

おもしろい実でしたよ。

08_0506_yabuninjin2.jpg

ね、「棍棒状」の実が放射状に付いていて、打ち上げ花火が パンと開いたみたいです。
実の先には2つのとげが付いていて、
実の側面にも、とげのような毛のようなものが生えているのも見えますし…
これはひっつきそうです。厄介者になるかも(^^;)  おもしろいです。






おまけは、4月から6月の末までさく、古来からの野草っぽいけれど、
実は中国出身の帰化植物という、セリバヒエンソウのお花のアップ。

08_0506_seriba_h1.jpg  (正面)

いや、今はお休み中の「花図鑑のボロボロブログ」のhanaboroさんによると、
このお花、私が思っていたのより、複雑な作りのようなので、
hanaboroさんの記述 ↓ を頼りに、写真で分解してみようと思いました。

hanaboroさんの記事

ここで中途半端に自分の言葉に変換して説明するより、記事抜粋(丸写し)!←こらこら

『…花は淡い紫色、直径1.5cm〜2cmくらい。長い柄
があって2個〜3個、多くて5個程度の花がつきます。細長い花びらの
ように見えているものは、ガク片です。ガク片は5枚。そのうちの1枚、
上向きについているガク片は、後ろの端がシッポのように長く突き出た
「距(きょ)」になっています。

08_0506_seriba_h2.jpg  (横から)

花弁は4枚、ガク片よりは短くて形も、いわゆる花弁という感じでもな
い。上の2枚は小さくて白っぽく、付け根の方は、「距」の中に包まれる
ようについています。花の中央上よりの付近で角みたいに突き出してい
るものです。そして、下の2枚は、ガク片と同じ色で、花の中央付近で
左右から2つ合わさったような状態になっています。この下2枚の花弁
の先はちょっと切れ込みがあります。…』  by hanaboroさん

今、お休み中で、引用のお許しをいただきたくても連絡が取れないんですが、
すごく良い記事なので、ここでご紹介させていただきました。(^^A)
hanaboroさん、ごめんなさい。

08_0506_seriba_h3.jpg  (下から)

へぇ〜、このお花、
「ガク(萼)片」が5つに分かれていて、「花びら(花披片)」は4枚だったんですね。
下からのぞくとおしべもめしべも見えて ふつうにお花だったんだなって思います。

08_0506_seriba_h4.jpg

セリバヒエンソウも比較的新しい帰化植物で、私の持っている図鑑には載っていないんですよ。
実がとってもおもしろい形なので、2006/ 6/ 6に↓記事にしています。
よかったら見ていってくださいね。





ブログ内関連ページ:

2008/ 4/16付 「「北向き斜面」の春の花」 
2006/ 6/ 6付 「セリバヒエンソウの種」



posted by はもよう at 22:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもの「はもよう研究室」の中でも、抜群の“勉強になりました”です。
いずれも身近な花でしたが、そんなことは知りませんでした。
次の散策の機会に観察してみます。
Posted by ひろし at 2008年05月06日 23:34
ひろしさん、こんばんは。

いやぁ、ほんとに、ちっちゃいことなんですけどねぇ…、
確認できると嬉しい事って有るんですよ。
面白がってくださる方が居て嬉しいです。

はい、現物を見てみてください。
特に、ムラサキケマンのパチン、プルンっぷりは見物です。(^^*)

Posted by はもよう at 2008年05月07日 23:08
お約束通り、撮ってきました。
ムラサキケマンとセリバヒエンソウ、記事にアップしてしまいました。
それも、はもようさんに無断で「連動記事」にしました。
ずいぶん手抜きの記事ですが、事後承諾を伏してお願いいたします。

ヤブニンジンは草刈りに遭ってしまい姿が見えなくなっていたのは残念でした。
Posted by ひろし at 2008年05月09日 20:44
ひろしさん、おはようございます。
わぁい、「舞岡公園の自然」とコラボだ\(^▽^)/

早速、見に行かねば。(((「( ^O^)」
連動記事 ♪ ありがとうございました。
Posted by はもよう at 2008年05月10日 10:23
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