すこぅし気温が下がりました。
昨日からお外では、肉眼ではよく見えないくらいの小さな虫が
飛び回っています。アリよりずっと小さいです。アリマキかな?
こんな日は、写真もうまく写らないし、みんなが出かけて居る間にと、
台所を少し念入りに掃除しました。
昨日ほどじゃなくても、ちょっと動くと汗かいちゃいますね。(^^A)ふぅ
この間、隣町の公園に行ったときにちょうどナナカマドのお花が咲いていました。

「木に咲く白い花」今日は初夏の白いお花と、秋の赤い実、紅葉が綺麗で有名な
ナナカマドです。
ナナカマドは バラ科ナナカマド属の落葉高木。
山地に生え、ふつう6〜10m、高いものは15mにもなる…という背の高い木。
我が街は実のなる木を街路樹に植えるのが好きですから、ナナカマドが植えられている
場所もあるにはあるのですが、
あまりに人通りが多くて、ちょっとカメラを出す気にはなれません。
隣町の公園に植えられているのは知っていたのですが、今までのカメラの性能では、
ちゃんとお花の姿をとらえることが出来ないので、見てみないふりをしてきました。(^^A)
でも、今年はちゃんと撮れました。はい、これがナナカマドのお花です。

ドーム型に咲くこの形は『複散房花序』と言うそうです。
他人のそら似の庭ナナカマド、穂咲きナナカマドとの大きな違いはここですね。

小花の直径は6〜10mmほど、花びらは5つ、めしべの花柱3〜4個、おしべは20個ですって。
お花をアップにしちゃうと、
他人のそら似のお花たちと 見分けがが付かないような気がしちゃいます。
まぁ、あちらも、親戚ではないにしても同じバラ科のお花ですからね。
葉っぱは奇数羽状複葉。小葉は4〜7対。縁には浅くて鋭いギザギザ(鋸歯)。

ちなみに、ナナカマドの名前の由来は、
七回 かまどにくべても燃えないから…って言うのが有名ですが、
web検索してみたら、他にも諸説有るそうです。
燃えにくいけれど、七回焼くと良質の炭になるっていうのが何となくしっくりきました。
実際、炭を作るのに使われるそうです。

小葉一つが7cmそれがこんなにわさわさ茂るから、ナナカマドは姿の良い木として、
街路樹に使われることも多いそうですが…、
我が街のナナカマドを見ると…なんだかあんまり元気がないんですよね。
一本は枯れちゃったし…。もしかして…街中だと暑いのかな?

奇数羽状複葉の葉っぱは、素敵な模様のようでとっても好きなんですけれど、
土地があわないのなら、無理に植えないであげて欲しいなと思います。
公園のこの木も、とっても元気とは言い難く…ちょっと気になっています。
秋の紅葉とぷっくりした赤い実は とっても目をひきますよね。
また、写真に撮れたらいいなと思います。
さぁ、明日から4連休。お天気とみんなのご都合はいかがかな?
シリーズ「木に咲く白い花」2008年
2008/ 5/ 1付 「マルバアオダモの花」
2008/ 4/27付 「いろんな木のつぼみと花」 ミズキ、カマツカ
2008/ 4/22付 「オトコヨウゾメとウワミズザクラ」
2008/ 4/21付 「ニワトコについて」
2007年版と2006年版は こちらの過去記事から
2007/ 7/ 2付 リョウブの花
自分的には“紅葉!!”というイメージがあります。
あの紅さは何とも言えない美しさですよね。
いまこういう花が咲いて、こういう特徴ある葉の付き方をしていたら、それがナナカマド!
明日は晴れるらしいので、少し遠征して見聞を広めてこようなどと計画しています。
あぁ…、うちの方ではあんまりきれいに紅葉できないんですよ、ナナカマド。(^^;)
webで写真を見せていただくと、とってもきれいですよね。
いつかそのうち、実物をお山で見てみたいなと思っています。(’’*)
はい、ナナカマドです。秋の赤い実が有名です。
雪なんか乗っかっちゃったりするとよけいに雰囲気出ます。(^^*)
初夏のお花は、あんまり話題にならないかもしれませんね。(^^A)
そうですね。私もこの花の咲いている木を見た時点では、
ナナカマドだとは気づきませんでした。
なにせ、この時期の白い花が好きで、
無意識に目を引かれて…何だろうなと思い続けて…
ある秋の日、ここの赤い実が実っているのを見つけて、
図鑑を見たり、web検索したりして、
なんだ、コレ、ナナカマドかぁ…と、結論が出るまでに数年かかってますから。(^^A)
結構、街路樹に採用されているそうですよ。
ご近所にあると良いですね。(^^*)