いろんな気になるものを見てきました。
去年、名前を覚えた木へ 表敬訪問。今年の芽吹きはいかがかな?
今年こそ、名前調べを確かなものにするぞと 誓った木のお花確認。
咲いてるかな?…などなど。
大変、個人的な興味に基づくものですが、良かったらおつきあい下さい。

さて、一本目は去年「実」を見たコマユミの木。
公園の裏へ抜ける谷のところ、昼でも薄暗くて写真を撮るのに難儀するところに、
この木の、よその木よりも一段と か細い枝が下がって居ます。
気づいたのは去年の秋、たくさん実ったのかもしれないけれど、私が見たときには
実が一つ残るばかりでした。紅葉は、そこそこきれいだったけれど、
日が当たらないので図鑑のものとは似てもにつかない紅葉の仕方でした。

暗い狭い撮りにくい、しかも風の通り道…という悪条件の元、
それでもお花を確かめて、この木はコマユミって結論づけたいんです。
一度目のチャレンジでは、何とか、2つずつ向き合って付く(対生する)葉っぱと
枝に沿って付いた小さなつぼみまでは確認っと。
で、大量のピンぼけ写真を撮った後に、やっと、撮れましたよ。
あんまり嬉しいからでっかい写真にしちゃった。(^^*)
コマユミの花、どーん。

おしべ4つ、めしべ1つ、ガク(萼)は見えないけど、花びらは4つ。
蜜のキラキラまで写っていて、うれしいですっ!
でもね、薄暗いところで苦労したのに、よそで見つけちゃいました。

こちらは日の当たる場所に葉を広げていたコマユミ。
お花もニシキギそっくりで。

図鑑の『枝にコルク質の翼が発達しない品種をコマユミという』という
記述を確認できますね。
今度から、こっちの見やすい方で写真撮ろう…(−−;)
ところで、元の悪条件な場所…。あそこでもう一つ、
気になる ニシキギ科っぽい 葉っぱを 見つけちゃったんですよねぇ。

コマユミそっくりでしょ。
あらこっちの、手の届くところにもそっくりな葉っぱが有るじゃないって。
見つけたときにはラッキーって思ったんですけれど、どうも様子が違うんです。

ほら、お花の柄が長ーいの。
こんなに長くてもコマユミ? それとも、ツリバナ?
ツリバナは、夏にキャンプに行くお山の方に咲いていて、可愛い実が付くんですけど、
そうだったら嬉しいなぁ。でも、ただのお花の柄の長いコマユミなんだろうか…。
まだ、つぼみは堅そうです。コマユミのつぼみにこんな模様付いていませんでした。

また見に行かなくちゃ。そしてまた、悪条件に四苦八苦しながら、写真撮らなくちゃ。
うーん、どうでもいいことだけど、大変だぁ。頑張らなくっちゃ。(^^A)
公園を歩いて、身近な木の 名前調べをはじめてもう7〜8年経つんですけれど、
だんだん解ってきて、名前を特定できる木が増えてきました。
ざっと見ると、もうみんな知っている木ばかりのように思えて、
そのくせ、ちょっと調べてみるとまた、無いと思っていた木を見つけられたりして。
こういうの、ちょうど面白みが解ってきたところ…って言うんでしょうかね。(^^;)
ブログ内関連ページ:
コマユミ
2007/12/10付 「コマユミ、ヒュウガミズキなど…」
2007/11/26付 「ネジキの実など…」 はじめて見つけたコマユミの葉
参考 ニシキギ
2007/10/ 6付 「木の実 準備中(10月の1)」 ニシキギの実
2006/ 4/22付 「はなさんぽ(4月その2)」
それでも不明の個体が現れるのですから、自然は奥深いですね。
ツリバナだと嬉しいですね。
マユミとどう違うのか。
ツリバナも小さな花です。ブログに出してみました。
いやぁ、長いばっかりですけどねぇ。(^^;)
さして広くもない公園をぐるぐる回っているんだから、
いい加減ネタ切れしても良い頃なのに、まだまだ、新発見が有るんですもの。
本当に植物の世界は奥が深くて楽しいです。(^^*)
ツリバナだったら本当に嬉しいです。どうかしら?
図鑑によりますと、
鮮やかな紅葉で有名なニシキギ(錦木)の枝に翼がないのがコマユミで、
マユミには似てないのに何でこの名前なのかなと思います。
お花はどっちも同じくらい地味ですが、マユミのお花の方が数は多いかな?
実の形は全然違いますね。
蛙太郎さんもブログを持っていらっしゃるんですね。
ツリバナ…どちらへ行ったら見られるのかしら?