2008年04月22日

ちっちゃい花

この記事は力一杯 雑草です。虫眼鏡がなければ見えないようなちっちゃいちっちゃいお花を
精一杯の拡大写真にてご紹介です。

08_0422_kyuribana.jpg

まずはちっちゃいお花代表、キュウリグサ。
春の終わりのこの時期、草丈は 大きくなるものもありますが、お花はあいも変わらず、
一つ直径2mmほど。今回取り上げるお花は、だいたいみんなそのくらいです。


春と言えばタンポポですよね。
でも、タンポポの足下に咲いている、点々にしか見えないちっちゃなお花。こんなお花もあるんですね。

08_0422_t_inu_hanai.jpg

ちっちゃい点々、白っぽくみえるのはハナイバナ。キュウリグサと同じムラサキ科のお花です。
あちらがキュウリグサ属で、こちらはハナイバナ属。お花は似ていても、
分類学上は別のグループに属します。

08_0422_hanai_b.jpg

一目で気づく大きな違いは、お花の真ん中が黄色くないこと。
ハナイバナは、ちょっとクールな薄い水色一色。

それからお花の付き方が違います。キュウリグサは茎の先にお花だけまとまって並びますし、
その先はくるくると丸まっています。
でも、ハナイバナは、花と葉っぱが交互に付きます。葉の内に咲く花で「葉内花」。
名は体を表しているのですが、カタカナで書いたら伝わりませんね(^^;)。



タンポポのあしもとの花、青い点々はタチイヌノフグリ。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属、ユーラシア、アフリカ原産の2年草。
あの有名なホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)の親戚です。

08_0422_tati_inu_f.jpg

オオイヌノフグリの小さなお花は直径1cmほどありますが、
でもこの、タチイヌノフグリのお花は、4mmほどと…半分程度の小ささ。

しかも咲いてすぐは青くて、時間が経つとピンクになると言う凝りの入れよう。
でも、誰も気づかないよね、ちっちゃすぎて。(^^A)



次の道ばたのちっちゃいお花は、こちら。
水色の矢印のところに咲いているキュウリグサのお花と比べても、そんなに違わない。
この小さな白いお花は、ナデシコ科ノミノツヅリ属の1〜2年草、ノミノツヅリ。

08_0422_nomi_tuduri1.jpg

極小の葉を、ノミノツヅリ(粗末な衣)に見立てての命名。
早春の、芽吹き時の 葉の縮まった姿が好きなんですが、これからは夏仕様になって、
葉と葉の間がうんと間延びして、葉も茎も、若干、涼しげなミントグリーンに変化して、
道ばたの 極小かすみ草のように咲き続けます。

08_0422_nomi_tuduri2.jpg

さすがは名花揃いのナデシコ科。よく見れば、きりりとして端正で、ほれぼれするようなお花です。
でも、誰も見ないよね…、直径5mmほど。(^^;)


最後は道ばたの地味のきわみ、ゴマノハグサ科クワガタソウ属のムシクサです。
図鑑には、水田や川の雑草だって書いてありましたが、私は、
車がばんばん通る道ばたで 群生しているのを見つけました。

08_0422_musikusa1.jpg

よくよく見ると、葉っぱも切れ込み入れておしゃれしているし、
お花だって真っ白だし ♪ 可愛いですよねぇ。

08_0422_musikusa2.jpg

何でもなければ、オオイヌさんたちみたいなハート型の実を付けるのですが、
ゾウムシの仲間が住みつくと、ぽんぽんにふくれちゃって目立つのでムシクサと言うそうです。

幸か不幸か、まだ、虫さんには会っていません。

08_0422_musikusa3.jpg

だから実もハート型のしか見ていません。

楽しみ ? うーん、微妙だけれど、楽しみに待ってみましょう。(^^*)
それまで…草刈りされずに有るかな?  (^^;)




posted by はもよう at 21:56| Comment(6) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
草むらのお花、大好きなんです。
いえ、最近大好きになったんです。
でも、この記事を読ませていただいて、
さらに大好きになりそうです。

昨日もキュウリグサとハナイバナを調べていたんです。
キュウリグサを見ていると、
どうも中心が同じ黄色で、葉が違うような子達がいるような気がして。
でも、ハナイバナは中心が白くて可憐ですよね。
もっと、目をつけるべきところがあるのでしょうが・・

タチイヌノフグリはほんとにかわいいですよね。
色が変わるんですか。
ムシクサもあります、あります。
このあたり、イヌノフグリを探していたときに、
キラキラ光る目でながめていましたもの。

今日から、一日2アップですか。
わたし、理解量の範疇を超えるような気が
しますが、
がんばって、ついていきます・・・
Posted by ブリ at 2008年04月23日 07:59
ぶりさん、こんにちは。
ああ、ブリさんちの方には、うちよりももっとたくさんの種類の野草が
咲いてそうですよね。
キュウリグサに似ているのは…いっぱいあるでしょう。(^^)
見分けるの大変ですよね。
私はミズタビラコでも間違えました。←だめだめ(^^;)

タチイヌちゃんも可愛いですよね、ちっちゃいけど…。
ムシクサも有るんですね。やっぱり水田ですか?
虫、住んでます? 
図鑑には赤くなった姿も載っていたんですけれど、紅葉するのかしら…?
草刈りにあって なくなっちゃわなかったら見てみたいです。

記事、一日2個ずつ…うーん、自分で言っといてどうしよう。(^^;)
Posted by はもよう at 2008年04月23日 15:01
ちいさい花はついつい見過ごしがちになりますね。ぼくは最近、何か見つけて「あ、ここいいな」と思うと、どかっと座り込みます。
そうしてから見まわすと、見えてなかったものまで見えてきて、草むらっておもしろいなあ、と思います。
Posted by ディック at 2008年04月23日 20:59
こんばんは。

お疲れ様・・・、といえるほど、お勉強は大変です。
虫眼鏡持参でないといけませんですね(笑い)。
Posted by nakamura at 2008年04月23日 21:14
ディックさん、こんばんは。

あ、いいですね。草むらに座り込むといろんなものが見えますよね。
虫の視点でいろんなものを見て、
虫の暮らしを想像するのとか…好きでした。(^^*)子供の頃。

また、草むらにしゃがみ込んで、小さい花を探してきますね。
ディックさんが見つけたものも見せていただけるんですよね。
楽しみにしています。(*^^*)
Posted by はもよう at 2008年04月24日 22:29
nakamuraさん、こんばんは。

はい、お勉強なら大変ですし、調査とかなら責任重大です。
でも、私の場合は暇つぶしだから…まあ、ぼつぼつのんびりやってみます。

ちなみに、専門家の持ち物には ほど遠いですが、
物差しと虫眼鏡はいつも持ち歩いていますよ。(^v−)☆
Posted by はもよう at 2008年04月24日 23:00
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