まだ授業が本格化してない娘と、部活がお休みだった息子はのんびり
休日を過ごしていました。
私も 雨の合間に 少しはお散歩にも行ってきたんですけれど、
写真の方は、とってもお天気のよい日に撮ってきたものをご紹介します。

いつもお散歩している公園で、シロバナタンポポを見つけました。
西日本の人たちには、何の変哲もないふつうのお花だそうで、図鑑によれば
四国や九州の一部には、シロバナタンポポしか咲いてない土地もあるそうですが、
東日本に住む私にはとっても珍しい 白いタンポポ。
子供の頃に見た覚えは 一切ありません。
大人になって、しかも、今すんでいる土地へ引っ越してきてから、時折、
目にするようになりました。それでも 数は圧倒的に少なくて、出会えると
ちょっとラッキーって思えるようなお花です。

でも、よくよく図鑑の分布を見ると『関東地方西部以西』って書いてあります。
おぉ、私、生まれたのは関東地方の東の方ですが、西の方へ引っ越してきたんですよね。
分布域に近づいてきてたんだ。そういうことかぁ…。
さて、せっかく出会ったんだから、詳しく観察しちゃいましょう。
シロバナタンポポの最大の特徴は白い花びら(舌状花)ですが、

2番目は、この、ガク(萼)のように見える部分…「総苞片」の形でしょうね。
シロバナタンポポはセイヨウタンポポの一種ではなく在来種だそうです。
ガク(萼)のように見える部分は よく見ると うろこのような
小さな部品で出来ているのが解りますね。

この一つ一つを「総苞片」と言い、内側を「内片」、外側を「外片」と言います。
在来種なので、「外片」が大きく反り返ることはありませんが、
そこに黒っぽいとんがり(角状突起)が付いているのがポイントなんですって。
ね、一枚一枚に付いていますでしょう? 凝った造りですよねぇ。(しみじみ…)

でも、私、ずっとシロバナタンポポの総苞片は 反り返るから、
セイヨウタンポポの一種なのかと思っていたんですよ。でも、今回、現物を前に、
反り返っていないのを確認しちゃいました。
あれ?どうしてそう思っちゃったんだろうとさらによくよく見ると…
つぼみ↓には…

ちゃんと「黒っぽい角状突起」付いてますねぇ。
同じ株の 咲き終わった↓お花を見ると…

ほら、反り返りかけ…てる。(^^;)突起もなぜだか目立たない。
不思議〜。今まで全然気がつかなかったわぁ。
しみじみ見るとまた、今まで気がつかなかったことが解りますね。
おもしろかった。お花も白かった。(^^A)シロバナタンポポ。

また会おうね。
今回またまた(勝手に)お世話になったページです。
東日本にお住まいの方はこちら↓
http://www.geocities.jp/tampopo7007/index.html
西日本にお住まいの方はこちら↓など、参考になさってみてはいかがでしょうか?
http://www.nature.or.jp/shoko/Tampopo/Kinki_2005/
あ、上記のサイトさんとは、私、何の関係もございませんので、
コンタクトをお取りになりたい方は、あくまでも、自己責任でお願いしますね。
身近にあるのに、ありふれているのに、意外と知らないことがいっぱいあって、
タンポポ周りの話題を知るのも、結構楽しいかも(^^*)しれませんよ。
ブログ内関連ページ
2007/ 4/21付 「タンポポのガク(萼)1」 関東タンポポとセイヨウタンポポの比較
2007/ 4/22付 「タンポポのガク(萼)2」 東海タンポポや蝦夷タンポポの特徴が出たガク(萼)
よく見る必要がありますね。
白いタンポポ、わたし、あまりみたことないような。ヾ(^o^; )
関西に白い子、多いのですか。
黄色だとばかり思ってました。
小さい頃に、タンポポで冠を作ったときも
黄色ばっかりだったような気がします。
はじめは外側だけが白いのかと思っていましたが、
はもようさんのみられたタンポポ、
はっきりと白いですよね。
今朝は霧がひどくて、
お散歩が遅れていましたので、
今から、二人でちょっと見てきます。ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ
はい、タンポポの見分けの第一歩は、まず、萼が反り返っているのかどうかです。
でも、その他にもいろんな変化があって、
見る方の興味に応じて、奥はものすごく深くなっています。
ものすごくありふれているのに、知らないことだらけなんですよ。(^^*)
お散歩、どうだったかな?(^^*)
あれ?ブリさんの周りには白いタンポポは有りませんか?
西日本の方に多いとは言っても場所に偏りがあるのかもしれませんね。
白いですよ。真っ白です。
黄色く見えるところはしべと花粉ですから、花びらは真っ白です。
それから、場所によっては薄黄色のタンポポが咲くところもあるそうです。
本当にタンポポの世界は奥が深いですよ。
知らないことがいっぱいで面白いです。(^v^)
アクセス解析を久しぶりに見たら、ここから来訪者があったので、てっきりうちの記事にリンクが張られているのかと思いました。
うちの庭のを見る限り、葉っぱがかなりギザギザです、シロバナタンポポは。セイヨウタンポポのほうが丸っこいです。
ここからの来訪者って、私、私σ(^^ )。
混沌さんちの白花タンポポ 咲いたかな?って見に行ったの。
コメントとかリンクとかも考えたけど、
最近忙しそうだから、悪いかなって思ったんだけど、
ちゃんとコメントすればよかったかな。(^^;)へへっ
葉っぱには…日当たりが良いほど細かく裂けるとか
最近はものすごく細く裂ける「櫛葉タンポポ」っていうのも有るとか
言う新情報を得たので、まぁ、置いといて…。←おいっ!
白花の萼はこう↑なっているという情報の方を確認しました。
で、今、気になっているのは、図鑑の『白花タンポポの葉は立った感じがする…』という記述。
近所で見るのも 混沌さんちのも、あんまり立ってないですよね。
何でかな〜? なんて、のんびり考えているところです。
また、お暇が出来たら、見に来てやってくださいね。(^^*)
今見たら、ちょっと立っている葉もありました。
別に特別忙しくはないですよ。3月は奇跡的に日曜日が全部休みだったので、家族みんなで戸惑いました(笑)。
そっか、お忙しい訳じゃなかったんだ。
じゃあ、ちゃんとコメントしてくれば良かったですね。(^^*)今度はそうします。
日曜日、全部休みが珍しいことなんだ。やっぱり忙しそうじゃないですか。(^^A)
葉っぱのギザギザね。うん、今度はそっちの方もよく見てきますね。(^^)ノ
タンポポは、こういうふうに見ればよいのか!
勉強させていただきました。
シロバナのほうが、やはり葉は立っていました。あと、やっぱりギザギザ。
見てきました。(^O^)ノ ツーショット。草むらで仲良く生えてましたねぇ。
私も近所の公園の白花を見直しに行ったら、葉が立ってました。
他の子は休眠しちゃうけど、葉が立つタンポポは、
他の草がどんどん伸びる夏でも休眠しないで生きていけるのかな?
また、次の観察課題が出来た感じ♪ がんばろ。
あちこち検索していたら、
岡山理科大の波田先生のところで結構詳しく説明されていたり、
また別の詳しい記事見つけちゃったりしました。
島根のタンポポ調査2005↓
http://www2.pref.shimane.jp/sanbe/muse/bio/tanpopo3.htm
白花について↓個人ブログの記事
タンポポカテゴリー
http://star.ap.teacup.com/applet/twoguitar/msgcate5/archive
白花って…、
筑紫白たんぽぽと関西たんぽぽの雑種じゃないかって説があるんですって。
はい、タンポポを見る基本は、ノギクと同じでひっくり返すことです。
でも、この迷宮も スミレと同様に奥が深いので、
ほどほどで引き返した方が賢明です。
適当に(^^*)おつきあいくださいませ。
どうも狂い咲きのようで。
あら、よそのブログでやっぱり、シロバナタンポポ咲いたよっていう
写真を見たんですよ。
つい咲いちゃうようなお天気だったんでしょうか?(’’?)
手元の本で調べたかぎりでは、シロバナタンポポは春から初夏に花を咲かせることになっていて、秋に咲くというのは見つかりませんでした。そんなに気合入れて調べてませんけど。
そうですよね。私が持っている図鑑にも、秋に花が咲くとは
書いてありませんでした。
それに今までも、見かけたことはないような気がします。
セイヨウタンポポの血でも入ったかな?(^^?)