部活帰りの息子が言ってました。
私も少し公園に行って、写真を撮ってきました。
ソメイヨシノはすっかり終わってしまったけれど、今日は山桜がしきりに散っていました。
さて、今日の主役はフデリンドウ。

1/31の記事で見ご紹介して以来、楽しみに見守ってきた芽がどうなったのか。
時間を追ってご紹介しますね。
フデリンドウはリンドウ科リンドウ属。山野の日当たりの良いところに生える小さな2年草。
リンドウと言えば秋のイメージですが、春に咲くリンドウもあるんですよ。
お山にはハルリンドウ、ふもとにはフデリンドウ、草地にはコケリンドウの3種が主なところ。
このお花は、つぼみが筆のようだからフデリンドウ なんですって。

4/4、久しぶりに見に行ったフデリンドウです。
寒いうちは、葉っぱが赤みを帯びていましたが、暖かくなって、だいぶ緑っぽくなってきました。
ちょっとくらい踏まれてもびくともしない厚い葉っぱのすきまから、つぼみが出てきました。
4/9には つぼみに色が付いてきましたよ。

このたくさんのつぼみが一斉に開いたらきれいだろうなぁ…。楽しみ ♪ 楽しみ ♪
こっち↓の小さめの株は、今年 私が見た一番花。

うふふ、きれいです。素敵な青紫色。
あ、こんな風にアップで撮ってばかり居ると、どんなに小さいお花か解りにくいですよね。
写真に一緒に写り込んでいるのが、このころしきりに散っていた桜の花びらなんですけれど、
それじゃあ、まだピンと来ませんかね。
たとえばこんな風に、物差しを当ててみたらどうでしょう。

この花、一輪の直径は1.5cmほど…でした。図鑑だと、2〜2.5cm と書いてありますから、
もう少し大きいのも咲くはず。もう少ししたらまた見に来ようと思いました。
リンドウ属のお花は、日が当たっているときしか開かないんですよ。
前日の雨がやっと上がった昨日(4/11)、
あの、つぼみのたくさん付いていた株はどうなったかな?なんて思いつつ見に行ったら、
咲いていたんですけれど、どろはねしちゃってました。

ちょっと残念。
でも、日が差さなければお花は開かないはずなのに、どうしてこんなに汚れちゃったのかしら。
今日もまた、見に行ってきました。
公園で遊ぶ家族連れに背を向けて、何にもないようなところでうずくまっているのが
人目をひいてしまったようで、お二人の方が興味を持ってのぞき込んで行かれました。
小さなお花ですが、とってもきれいな色ですものね。
あら、こんなお花が咲いていたの?って、驚いていました。
はい、フデリンドウって言うお花ですよ。(*^^*)踏まないでくださいねぇ。
そうそう、フデリンドウは根生葉がロゼット状にならないのが、特徴なんです。
そこをしっかり撮ってきました。

解ります? 根もとには根生葉と呼ばれるような大きな葉っぱはないですよね。
春咲くリンドウのお仲間、
ハルリンドウとコケリンドウには、立派な「ロゼット状の根生葉」が有るんですって。
つぼみも筆っぽいですよね。(^^*)
こちらは今日 見たお花です。
花びらは5つの「裂片」に分かれて、その裂片の間に「副片」と呼ばれる飾りが付いているのも
リンドウ科リンドウ属のお花の特徴なんですって。
それからもう一つ、おしべが先に熟して、花粉を出したあとめしべが開いて、
よそのお花の花粉を受け取れるようになるんですって。

今までご紹介してきた写真のお花は、みんな中央のめしべが開いていました。
一番最後の写真のお花が、一番 咲きたてフレッシュなお花でしたね。
まだまだ、つぼみがたくさん付いています。
また、見に行かなくっちゃ。(^^*) 少しずつですが、株も増えてきて居るんですよ。
もっともっとたくさん見られるといいな。楽しみです。
ブログ内関連ページ:
2008/ 1/31付 「フデリンドウの芽」
2007/ 4/14付 「フデリンドウ」
フデリンドウ、かわいいですね。
それにしても、早いですね・・・こちらまだまだです。
それにフデリンドウが雄性先熟って初めて知りました。こんど確かめてきます。
ありがとうございました。
はい、可愛いフデリンドウに、今年も出会えて感激です。(^▽^)〜♪
あら?そちらではまだですか?
確か去年、見せていただきましたよね。
「まだまだ」は、これから…っていうことですよね。
楽しみにお待ちしています。(^^*)
いつぞやお話ししたフデリンドウの記事、ようやっとアップできました。
フデリンドウはお花もさることながら、
葉っぱやつぼみの様子も とっても気に入っているので
しつこく しつこく 追いかけてみました。(^^;)へへっ
じつは、このお花のタネが欲しくて注目しているのですが、
なかなか実を見ることが出来ないんですよ。
それで図鑑のおしべとめしべの記述を注意して読んでいたら、
雄性先熟のことが書いてありました。
実際のお花でも 見てみてくださいね。(^^*)
タネ、付かないかな?(^v^)
そうですね。私はその植物がどうやって子孫を残すのか?という点に
結構 興味があるので、
姿形よりは先に、そっちの方が目に入ったりしますね。(^^*)
でも説明しようとすると
用語が難しくなったり、くどくなったりするのが悩みのタネです。(^^A)