
厚くて丸っこい、ピカピカ葉っぱのモッコクの木に
今、さくらんぼみたいな赤い実が付いています。
モッコクは、ツバキ科モッコク属の常緑高木。
人気のある庭木ですので、いろいろなところに植えられています。
モッコクについては、7月に日記に書いていました…。
モッコクについては、ブログをはじめる前の日記に 書いているんですよ。
今回 書いても重複するばかりですし、
以前の日記では、簡単に読みにいっていただけませんので、
思い切って、再掲載します。
ただし、その時載せられなかった実の様子を中心に、
新しい写真5枚を 追加してのアンコールです。
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2005年7月7日の日記から…
二枚目の写真は、モッコク(木斛)の花。
モッコクはツバキの仲間で、春の赤い芽吹き、初夏の花、秋の赤い実と、
美しい樹形が愛されて、「庭木の王」と言われるほど、人気の有る木なんですって。
web検索したら、
あちらこちらの神社仏閣・日本庭園に有る樹齢数百年の巨木の写真が
次々見つかるので驚きました。
私の家の周りのモッコクは、若くて小さい木ばかりなんです。
庭の中心の木になるとか、庭木の王とか言うイメージではなく、
もっとずっと身近で可愛い存在なので、とても意外でした。

常緑のわりに変化も多く、新芽は褐色から きみどり色に変化して みずみずしいし、
古い葉は、順次 真っ赤になって少しずつ散るんです。
落ちた葉にちょっと手を加えて、よく"金魚さん"を作ってあげたものです。
葉っぱって、もともとおさかなの形に似ていますから、
ちょこちょこっと 口としっぽの形を切り出してあげると、
真っ赤な金魚が出来るんですよ。子ども達の良いおもちゃになりましたっけ。

実は親指の先ほどで、秋に真っ赤に実り、おままごとのリンゴとして大活躍しました。
まだ水分があるうちに切り開くと、果肉が緑色で、種が真っ赤なんです。
実際に見ると、結構 意外性のある配色で、インパクトがありますよ。
種が熟すると実が割れます。びりびりと破いたように皮が開いて種がこぼれます。

この時期(夏)に咲くクリーム色の花は、和風な 良い香りがします。
実がいっぱい実る株と、実らない株があるので、
オスの木とメスの木があるんだとずっと思っていたのに、図鑑には
なんとも書いてありませんでした。

花も、違うような…違わないような…。
どうなのかなぁと思いつつ、おしべが一番派手だった花の写真を飾っておきます。
ツバキの仲間らしく、この花びらがこのまま いっぺんに落ちるんです。
樹上と地面とで二度、花が咲いたようになります。
一緒に写っているのは、若い実ではなくて つぼみです。げんこつみたいですね。

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…以上が、今年の夏に書いた日記の一部です。
ちょうど七夕だったので、笹の花のことと、モッコクの花のことを取り上げました。
一番最後が、その時に一緒に掲載した写真です。
もっとも、新しい写真の花も葉も、同じ時に撮ったんですけれどね。
花は良く見ると、おしべしか見えない花と、
中央に めしべか子房が目立つものと 2種類有ります。
花に おばなとめばなの2種類有るのか?
それとも、おしべが花粉を飛ばしたあと、めしべが目立ってくる種類なのか?
図鑑にはなんとも書いてなかったんですが、
web上には、「雌雄異株」と書いている方もいらっしゃって…???な感じです。
引き続き観察を続けなくっちゃ。(^^)
厚い葉っぱで、小さな赤い実、覚えておけば、どこかの庭で見かけるでしょうか♪
個人的には、11月、花の少なくなる季節、ビワの花を今年はちょっと楽しみにしております。
はい、モッコクは地味ですから 目立ちませんが、
きっとお近くありますよ。
一年中、静かで 楚々とした印象なのに、
この時期だけ ぶっちゃけちゃうんですよね。
なかなか、あじのある奴です。
お目にとまりましたら、見てやってください、モッコクの実。
ビワの花…、実は実家にあって、何度か挑戦しているのですが、
なかなかイイ感じに撮れません。(悩)
motoさんが見たビワの花♪
サイトに紹介されるかな?楽しみに待ってますね。
あれ?でも11月って…早いですね。
やっぱりそっちは暖かいのかな?
こんなにきちんと見たことがありませんでした。
はもようさんの眼、見逃しませんね。
私も観察しなくっちゃ、と思いました。
地〜味な常緑樹、という印象しかなかった‥。
普通、気に留めませんよね。
私も、これが子どものおもちゃになってなければ
注目しなかったと思います。
近くの公園にあった木が、モッコクだと良いな。