全国的に見ると、曇りがちから 雪の降っている地域も多いようですが、
我が家の上空は、少し雲がありながらも 晴れました。雨は今夜遅くから降りそうだと言うことです。
さて、昨日、
今年初めてお気に入りの観察スポット「隣の町の公園」と「公園裏の北向きの斜面」を見てきました。
お花はもう咲いてないし、木の実もほとんど鳥さんのおなかに入っちゃって、
見る物なんか無いかな?と思ったのですが、
それでも、重箱の隅をつつくように探してきたあれこれを 4回に分けてご紹介します。
ひとつめは、たどり着く前の本当の道ばた、車が横をバンバン通るアスファルトの道路の…

ヨモギです。あはは、すみません、こんなありふれた草で…(^^A)
かなり都市化が進んだとはいえ、我が街で、ヨモギが生えてない道ばたの方が少ないってくらい
どこにでも生えている この草。
春の芽吹き時には、毛深くて白っぽい葉っぱが草餅の材料(^〜、^)♪って感じで目立ちますが、
夏を過ぎると、これが同じヨモギかよ?と驚くほどに背が伸びてあたりに蔓延ります。
で、秋には地味な花を咲かせました。
寒さに当たって 枯れたものもありますが、やはり少し暖かいのかな?
昨日見かけた 道ばたのヨモギは、まだ赤っぽく色付きつつも がんばってました。

綺麗でしょ。ヨモギの紅葉…っていっても良いですよね。
これ↓がお花。手元の図鑑によれば、キク科にしては珍しい「風媒花」だそうです。

お花が下を向くのは 花粉が風に広がりやすいようにですって。
ちっちゃいところにも工夫があるんですね。
それにしても、ヨモギの葉っぱって、春と夏で ずいぶん形が違います。
1枚目の写真の葉っぱはすんなり細いけれど、2枚目の写真は花びんの菊の葉っぱに似てますし。
ありふれているって言うことは、昔から人の暮らしの近くにあったと言うこと。
葉を揉むと良い香りはしますし、
若葉は草餅を作るのに使ったので”モチクサ”と呼ぶ方も多いですよね。
スキンケア用品でも、最近よく名前を見かけるようになりました。
手元の図鑑にも 人との関わりの深さを表すような記述がいっぱいです。
ヨモギという名にも、善(よ)く燃える草と言う意味の「善(ヨ)燃(モ)草(ギ)」や、
良く殖える事から四方に広がる草と言う意味の「四方(ヨモ)草(ギ)」が語源という説もあるそうです。
燃えると言えば、ヨモギからはお灸に使う艾(もぐさ)を作ることでも知られています。
手元の図鑑にも 葉裏の綿毛を集めたものが お灸に使うもぐさだ と書いてありました。

確かに、ヨモギの葉の裏↑にはびっしり白い毛が生えています。
綿毛があるのは分かりますが、これをどうやって集めるって言うんでしょう?
カミソリで剃るのかな?そんな面倒くさい。
図鑑には『乾燥させた葉から綿毛を集める』と書いてあります。
ん…、どうやるんでしょう??? ずっと疑問に思ってきました。
疑問を抱えて数年…、いつだったか、別の用事でweb検索をしているときに、
乾燥させたヨモギの葉を揉んで、もぐさを取り出す体験教室の記事を見かけました。
そんなことで 綿毛だけ取り出せるんだ。
いつか試そうと思っていました。ちょうど目の前に、乾いた葉っぱがあるじゃないですか。

道ばたなら、散らかしても後片づけしなくて良いし。←こらこら
よーし、チャレンジしてみようと言うことで、少し↓集めてみました。

ほんの一握りですが、両手に持ってくしゃくしゃと 紙くずを丸めるように…。
手の中で パリパリに乾いた葉っぱが粉々に砕けていきます。
砕けた葉は 粉のようになって 散っていきます。
あんまり少なくなくなっちゃう前に↓途中経過を。

手前の↑塊が、もう一つ前の写真の葉っぱでした。良く揉んで、かさがぐんと減ってます。
枯れ葉の上に広がっているのが粉のようになった葉です。
手前の塊をぐっとアップにしてみると↓…

おおっ!!葉っぱの部分は散ってしまうけれど、綿毛のところだけ絡み合ったまま残っています。
こうやって続けていくと、綿毛だけが残るんですね。
スゴイスゴイ、へえ〜、このまま続けていけば、手作りもぐさも出来るんだ。
わーい…って喜んだところで、大きな車が通りすぎて、手のひらのちっちゃい綿毛の玉は、
風に吹き飛ばされてどっかへ行っちゃいました。とほほ…。
ちょっと探したけれど見つかりません。時間もないし、とりあえず、今回はここまで。
でも、ヨモギの葉を揉んだ手は、お線香の匂いがして懐かしかったですよ。
あんなに枯れ色になった葉っぱでも、こんなに良い匂いがするんだ。
…なんか得した気分でした。(^^*)
今度はもうちょっと 落ち着いて挑戦してみよう。
いよいよ隣町の公園へ。次回は公園内で見つけた綺麗なものをご紹介します。
あのう、どうせですから、少しでもいいですから、火をつけてみるまで、やってみてほしかったです。
今日の講義はおもしろいですね・・・先生に優を・・・(笑い)。
私は優等生でしたから「お灸を据えられる」ことはありませんでした。
今は家内が自分に「せんねん灸」を据えるのを手伝っています。
モグサを自製してしまうなんて、さすがはもよう先生です。
ヨモギの実験、面白いですね。
こんなに簡単に綿毛が集められるのですね。
今度子供たちとやってみます。
ありがとうございました。
誰かがお灸を据えるのを見た様な…どこか遠い記憶にありますね。
流石はもようさん、ヨモギからモグサになる工程を研究されて、
次にはきっとお灸も作ってしまうでしょう♪続きをお待ちしてますね。ヽ(´▽`)/
ねぇ、もぐさってこんな風に出来るみたいですよね。
火を付けてみたかったなぁ。
でも、風で飛んでっちゃって…。
ディックさんも今度、いかがです?(^^)
えっ? 優ですか? それは光栄です。
また、がんばります。(^^)v
さすがぁ。優等生だったんですね〜。悪い子用のお灸とは無縁で、
今は 愛の「せんねん灸」を据えてあげる方なんですねぇ。
私の方は、ちゃんとしたもぐさが出来てから
ほめていただこうかしら。(^^*)
はい、子ども達が体験するのにちょうど良いみたい。
いっぱい集めて、みんなでわいわいやった方が良いかも。(^v^)
でも、まず子ども達に
もぐさって何だか説明しないといけないですね。
コメント欄不調でご迷惑かけたみたいでごめんなさい。
遠い記憶の奥にあります?
私 去年ぎっくり腰やっちゃって、今、接骨院に通っているから、
お灸は今の方が目にします。
私自身は据えてもらったこと無いけど。
今のお灸は 円筒形に固まっちゃっていますけど、
このふわふわを、あとどうしたら良いのか解らないんですよね。
以下のようです。出典は?いいですね。
切りもぐさをひとつ外し、指先でころがしながら先を尖らせる。
尖らせることに執着すると先細になってしまうので適当に。
ひねったもぐさの半分をちぎり、ツボに乗せる。
線香で点火。熱さを感じたら押し消す。
残りのもぐさを軽くひねり、先を尖らせ ‥以下同様に行う。
祖母はツボに乗せる時に、指につばをつけていたような気がします。
わっ、ありがとうございます。
お灸のすえかたですね。はい、解りました。
わわぁ、こんなこと聞いちゃうといっぺんやってみたくなりますねぇ。(^^*)
腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。
私が考案した腰痛解消法をお試しください。
【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。
腰をお大事に。
お声がけありがとうございました。
私の場合、接骨院の先生のおかげで、もう痛くないんですよ。
今度痛くなった時には参考にさせていただきますね。(^^)