娘は昨日、お友達と遊びに出掛けたし、息子は今日、朝早くから部活に行ったし、
だんだん通常の生活になってきました。
そろそろ冬休みもおしまいですものね。宿題、終わったかな?(^^#)
さて、毎年、冬になると惚れ惚れしちゃうのが、落葉樹の枝振りです。
今日の写真は、青空を背にした落葉樹を見て下さいね。アオギリとモミジバフウです。

上の写真は、手前がアオギリで、奥がメタセコイアです。
アオギリは去年、ずっと眺めてきた木です。アオギリ科アオギリ属の落葉高木。
で、冬の特徴は、ちっちゃな星々。

本当は実が付いていた痕です。アオギリの実はちょっと変わっていて、スプーンの
スープをすくうところだけみたいな形をした 実の皮が5つ向きあって付いていたんですよ。
ほらね、まだ少し残っているでしょう?

風変わりな実の様子は、このブログの過去記事に出てますので よかったら見てやって下さいね。

緑色の残っている枝、ほら、この色が アオギリのアオギリたるゆえんですよ。
青い枝のはじっこに 茶色のスウェードの帽子みたいな冬芽がついているんです。
大きな葉っぱの落ちた痕(葉痕)は アトムの妹ウランちゃんの髪型にそっくりです。
冬芽と葉痕も 過去記事で取り上げていますよ。
アオギリは、お山の木ではありません。
もともと日本に自生する木ではなくて、亜熱帯が故郷で、
暖かい土地では 野生化していることもあるそうですが、
わたしが住んでいる土地などでは、公園樹や街路樹として 街の中でこそ出会える木です。
冬のお出かけで 街に出たときに、こんな枝が見えたら、アオギリかもしれませんね。
こちら↓も公園樹、モミジバフウです。秋には真っ赤な紅葉が奇麗でした。
今はイガイガのポンポンみたいな実が付いています。

モミジバフウは、マンサク科フウ属の落葉低木。枝に翼が付くことも多いんですよ。
この木はすんなりした枝ですけどね。

見えますか、ほら、この実、可愛いですよね。
花材やさんではアンバーバームって言う名前で、取引されるそうです。
金や銀の塗料で色づけされてクリスマス・ツリーやリースの飾りに使われたりもするそうです。
色鮮やかな紅葉の様子、イガイガの実の様も 過去記事に載せてありますので、
よかったら見てやって下さいね。
ブログ内関連ページ:
アオギリ
2007/11/23付 「晩秋のアオギリ」
2007/ 9/12付 「9月のアオギリ」
2007/ 8/31付 「アオギリの実」 出先で見た実の様子
2007/ 8/ 4付 「5個の分果」
2007/ 7/20付 「アオギリ・受粉済みのめばな」
2007/ 7/11付 「アオギリ開花」 おばなとめばな
2007/ 7/ 3付 「アカメガシワなど…」 つぼみ
2007/ 1/25付 「冬のアオギリ」 冬芽
2006/ 6/24付 「初夏の実りなど」 アオギリのつぼみ
2006/ 5/18付 「あの木のその後」 新芽を開くアオギリ
2006/ 5/ 6付 「4月に出会った木の芽」
2006/ 3/14付 「身近な木の芽 その5」 冬芽の様子
2005/11/11付 「アオギリの実」 詳しい説明
参考ページ
「白岩先生の植物教室」 四季に生きる草木と昆虫
表紙
「アオギリ」
◎見てびっくりのアオギリの実り方。是非一度ご覧下さい。
ミズアオイ先生の「石川の植物」
表紙
「取材日誌 2004年版」
◎2004/7/11に おしべの葯の様子、2004/7/17に 若い実の様子が載っています。
盛りだくさんなので 見るのはちょっと大変かもしれませんが、とっても面白いです。
「岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)のホームページ 」
表紙
アオギリ
花と果実
◎こちらもいつもお世話になっている波田教授のページです。
モミジバフウ
2005/12/ 2付 「モミジバフウ」 紅葉と実の様子
2007/11/18付 「紅葉見あげて…」
2007/10/19付 「外国産の木の秋」
2007/ 4/17付 「木の芽いろいろ その3」
2006/ 2/10付 「身近な木の芽 その2」
2006/ 1/21付 「雪の日の梢の様子」
2005/11/12付 「ステンドグラス2」
モミジバフウですが、昨日実をたくさん拾ってきました。枝に付いている写真を撮ろうと思っているのに、いつも落ちてきてから気がつくのです。
まあ、ちょっと巨木過ぎて、下から見上げてもなかなかわからないのですが…。
冬の枝振りには、同感です。
きれいなものにのみ目がいくのは、今ひとつ・・・(笑い)。
ね、ね、ね、アオギリの枝先の★、面白いでしょ。(^^*)
私が最初に気付いたのも、この★からだったんですよ。
冬で、葉っぱ一枚もない状態から、枝先の★だけを手がかりに探して、
やっと答えにたどり着いたら、有名な街路樹のアオギリだったという…
とっても思い出深い木です。(^^;)
ディックさんがご覧になるモミジバフウはうんと大きいんですね。
それはそれで素敵です♪
私が見あげているモミジバフウは比較的見やすい高さです。
それはそれで結構助かってます。(^v^*)
冬空に、葉っぱを落とした木々の枝振りが映えるこの季節もまた、楽しいものです。
花だの葉っぱだのももちろん良いんですけどね。
今ですと、ロウバイなどが綺麗ですよね。(^^*)
はもようさんの梢の観察、やっぱり観察眼が違うなぁ〜と新年早々、感激してます。
わたしもモミジバフウのイガイガを
いいなぁ〜と見あげてましたが、それだけで
すぐに終わってしまいます。
わずかに落ちてる実をひろったら、
まだ青みが少しあって
家に置いてたら、乾いてあいた穴から、
小さな種がはらはら落ちました。
アオギリの意味、納得しました。
こちらこそ、よろしくお願いします。(^^*)
アオギリの実も面白い形だけれど、
モミジバフウのイガイガも面白い形ですよね。
そうそう、運が良ければ翼の付いた種も見られるのですが、
るなさんは運が良かったんですね。(^^*)〜♪