賑やかながらも のんびり過ごしてしているわりには雑事が多くて、
なかなか、パソコンの前に座れませんが、元気にしています。
今日の写真は、暮れのうちに撮ったもの。
枯れ葉ばかりかと思ったら、こんな葉っぱが寒さを我慢してましたよ。

これはクサイチゴ。クサと言ってもバラ科の低木、木の仲間です。
図鑑には落葉低木と出ていますが、気がつくと、葉を落とす前に春が来ていたりします。
他にもいくつか、ちょっと意外な葉っぱをご紹介しますね。
クサイチゴは、結構、うちの周りでも、数が多いので比較的簡単に見つかります。
花が咲くのは桜の頃、木の丈はその辺の雑草より低いこともあるけれど、
白くて立派な なかなか素敵なお花を咲かせます。
すぐに赤いビーズ細工のような実がついて、甘酸っぱくて美味しく食べられます。

でも、こんな風に赤くなって冬越しするなんて、図鑑には書いてないんですけれど、
最近の冬があんまり冷え込まないからなんでしょうか? 不思議です。
で、今回、あららお前もか?と 驚いちゃったのは、こちら↓の木苺。

そっくりですね。似てはいても、こちらの方が 葉っぱが丸っこいのがわかりますか?
ナワシロイチゴです。
他の苺よりは少し遅れて5月にピンクの花をつけ、苗代の頃(6月)に美味しい実ができます。
こちらも背は低いけれどバラ科の落葉低木、れっきとした木の仲間です。
お花や実を眺めたのと同じ草むらで、こんなに可愛く色付いた葉っぱを見つけちゃいました。
紅葉で有名な木とは違うけれど、これはこれで、なかなか可愛らしくて奇麗ですよね。
このまま散るのかな、それとも春までしがみついているのかな?
もう一つ、すぐそばで見つけたバラ科の葉っぱは…

これもまた、微妙な渋い色に変わった…テリハノイバラの葉っぱです。
ノイバラじゃないんですよ。テリハちゃんです。(^^*)渋〜い色合いが奇麗だわぁ。
ちょっとしっかりしていて、肉厚な葉っぱも愛らしい。
さてさて、そのまたすぐそばで、今度はキンポウゲ科の意外な葉っぱが目に入っちゃいました。

黒い↑ですねぇ。何でしょう?

こんな↑実が付いてますよ。最近、記事にしたばかりですよね。
はい、センニンソウです。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性の半低木、センニンソウ。
こんな風に色を変えて、まるで半常緑半落葉のスイカズラの冬越しスタイルのようです。
図鑑には、冬越しするって書いてないのに、不思議です。

でも、間違いないですよねぇ。黒って言うか…濃紫色っていうか…、不思議です。
この後、散っちゃったかなぁ。まだ 付いているのかなぁ。
学校が始まって、自由時間が取れたら、早速、見に行ってみようと思っています。
とりあえずは、この冬、初めて見つけた意外な葉っぱの紅葉と冬越し姿を記録しておきますね。
被写体の減少するこの季節でも、目の付け所によってはいろいろとあるのですよね。
あら、そうですか?細かいかな。
でも、枯れ草の間からナワシロイチゴの赤くなった葉っぱを見つけたときは嬉しかったです。
だって、可愛かったから。(^^*)
被写体、少ないですけれど、ぼちぼち探してみます。