でも、雨が結構長く降っていたせいか、あたりはずっと湿ったままで、雨上がり気分が長く続いて
師走とは思えないような空気感でした。
さて、写真の中は今日も晴れです。ちょっと前に、お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」で
センニンソウの綿毛を見つけました。
ものすごい繁茂力を嫌われて、身近な場所から徐々に姿を消しつつあるセンニンソウですが、
「北向きの斜面」では、クズとの勢力争いを繰り広げつつも、元気に蔓延っています。

ヤマツツジの上にのしかかりながら、元気に綿毛を開いたセンニンソウを見てやって下さいね。
センニンソウはキンポウゲ科センニンソウ属のつる性の半低木。
私の手元の図鑑でも、野草の方に載っていますが、一応、樹木の仲間です。

タネ(そう果の先の花柱)についた白い毛を仙人のひげや白髪にたとえたのが名の由来と
説明されていますが、近所では、まず、実になるまで放っておいてもらえません。
大抵、草刈り隊の餌食になります。よしんば残っても、タネが落ちてしまうことが多く、
なかなか仙人のお姿は 拝見できません。

そう易々とは姿を現さないところが仙人風なのでしょうか?
元もと数が少ない上に、綿毛が開いていない時も 結構長くて、
こんな風に、見事にふわふわなところを写真に撮れるチャンスは滅多にないんです。

暖かそうですねぇ〜。(^^*)
で、さらに、お日様の光が暖かさをプラス。

草刈り隊の皆様にとっては、困ったヤツかもしれませんが…
日の光をはじいて ふわふわしている綿毛を見てると、和みますよねぇ。
もう少し、身近でも見られると嬉しいんですが…。ダメでしょうか(^^;)
まあ、刈られても刈られても「北向きの斜面」にはセンニンソウの葉っぱがいっぱい見られました。
来年もまた、クズの葉と 元気に勢力争いをつづけられそうです。
頑張れセンニンソウ。(^^*)
ブログ内関連ページ:
2007/11/20付 「センニンソウの葉」
2006/ 9/16付 「センニンソウ」
2005/11/20付 「みのり いろいろ(道ばたの花のその後)」
2005/ 8/24付 「ボタンヅルとセンニンソウ」
綿毛コレクション
2007/ 6/16付 「コウゾリナ」
2007/ 5/25付 「ハハコグサとチチコグサ」
2007/ 5/24付 「我が街の「柳絮(りゅうじょ)」」 柳の一種、ポプラ
2007/ 5/24付 「キク科のタネ」 ジシバリ、オニタビラコ
2007/ 1/15付 「霜と綿毛と…」 ヒメムカシヨモギかアレチノギク
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2006/ 5/24付 「綿毛の季節」 タンポポ、ノゲシ
2006/ 2/12付 「金色の花」 ヒヨドリバナ、野菊、ツワブキ
2006/ 1/11付 「テイカカズラの実」
2005/12/21付 「かたち いろいろ」 フジバカマ
2005/11/20付 「みのりいろいろ(道ばたの花のその後)」 セイタカアワダチソウ、センニンソウ
2005/10/27付 「綿毛いろいろ(花だんの花のその後)」 フジバカマ、シュウメイギク
2005/10/27付 「綿毛いろいろ(ガガイモの仲間)」 ガガイモ、ブルースター
2005/10/26付 「メリケンカルカヤ」
私は今日はテイカカズラの実にするか、センニンソウの実にするか迷った末に前者にしました。
センニンソウの実は明日に掲載しますが、少ない実なのでひとつだけクローズアップしました。お楽しみに!
はい、盛大でした。
こんなにたくさん、ふわふわになっているのを見たのは初めてでした。(^^)〜♪
あぁ、ひろしさんのところはテイカカズラでしたね。
テイカカズラの実もなかなか見られないのでうらやましいです。
で、次はセンニンソウなんですね。
はいっ!楽しみに待ってま〜す。(^▽^)ノ”
センニンソウの髭、お見事ですね。
まだ残っているの?という印象ですが、髭がそれらしいですね・・・。
はい、やっと立派なおひげを見つけました。
まだ残っているのどころでなく、今年はたくさん見かけます。
ちょっとうれしいです。
ね、全体像が解りますよね。
今までは、タネが1つとか2つしか残っていないことが多かったので、
4つも付いているのを見つけたときは思わずニヤニヤしちゃいました。(^^*)