2005年09月21日

オニグルミ

昨日に引き続き、今日も関東地方は曇りがちの はっきりしないお天気です。
暑さ寒さも彼岸まで とはよく言ったもので、
昨日の彼岸の入りと今日と、涼しくて助かっています。
涼しいので気分良く、今日も公園をお散歩してきました。

今日の写真はオニグルミ(鬼胡桃)。ブドウの房みたいに見えますが、
もっと大きい クルミの房が枝に下がっていました。


d_top_050921_onigurumi.jpg





公園の中ほどを流れる人工の小川。そのほとりに数本植えられているのが、
このオニグルミです。
もともと、この辺りに、たくさん自生していた木です。
大きな葉と大きな実を付けて、川岸に立っているのが、定番のお姿。

葉っぱは、奇数羽状複葉。
たとえ全長が50cmを超えたとしても、枝から先は 一枚の葉です。
トチノキの葉と、形は違えど いい勝負の存在感。頼もしいです。

オニグルミは 葉と言わず 葉の柄と言わず 毛深いんですよ。
芽吹く時、その毛深い新芽↓が とっても可愛い表情を見せてくれます。



05_0921_kurumi02.jpg

冬になると、葉を支えていた茎ごと 葉をみんな落としてしまいます。
葉が落ちたあと(痕)が、何かの顔のように見えて なかなかユーモラスですよ。



初夏、赤いめばなと 緑色のおばなが咲きます。

05_0921_kurumi03.jpg

赤いめばなは 新しい枝の先に 立ち上がるように咲きます。



おばなは、前の年に出た枝に 穂になってぶら下がります。
花粉を飛ばして 落ちたおばなの穂を並べてみました。

05_0921_kurumi04.jpg

おばながびっしりついた ひも状の花の穂です。たくさん有るでしょう?


おばなとめばなのつく位置は こんな感じです↓。

05_0921_kurumi05.jpg

同じ木に、おばなもめばなも同時に咲きます。

自分の花粉を受けてしまわないように
おばなとめばなのつく高さが違うんでしょうかねぇ?



夏中かけて、めしべの根元にあった 緑色の部分がふくらんでいって、
やがて大きな実になります。
ひとつ3〜4cmの 緑色の実がブドウのように、房になってつきます。
実の表面には 細かい毛がいっぱい生えています。

05_0921_kurumi06.jpg

写真は今のクルミの実の様子。
この緑色の皮の中に…リスさんの好物…、あの茶色いクルミが入っています。

食べられるのですが、どうやって食べたらいいものか 解らなくて、
毎年毎年、ながめるだけでした。
ところが、先日、素敵なブログを見つけて、いろんなことが解っちゃいました♪




宮沢賢治さんの故郷にほど近い、岩手県の種山ヶ原森林公園を紹介する素敵なサイト。

happyislandさんの「種山ヶ原森林公園へ」


お山の中で、幸せそうにのびのび暮らしているオニグルミの写真と
土地の方に聞く、オニグルミの実の利用法などがとっても参考になりました。
該当記事:オニグルミのゆくえ 
http://taneyama.seesaa.net/article/7038308.html
     オニグルミが熟す前に;おやつ編
http://taneyama.seesaa.net/article/6097818.html

こちらはまだ、夏が終わったばかりで、クルミも 落ちる気配がありません。
もう少し秋が深まって、クルミの実が落ちてきたら、
教えて頂いた事を参考に お味見してみたいなと思って居ます。

それから、「賢治が紡いだ花」のカテゴリーで、賢治先生の作品に出てくるお花を
きれいな写真とともに ご紹介頂けるのが楽しみです。



種山ヶ原って「風の又三郎」の舞台になった土地なんですってね。
すっぱいカリンと一緒に 吹き飛ばせ と歌われた青いクルミは
こんな オニグルミの実だったのかしら?



賢治先生の故郷へ トラックバック送ってみます。よろしくお願いします。


posted by はもよう at 16:18| Comment(4) | TrackBack(1) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、早速のトラックバックをありがとうございました。とても丁寧にご紹介いただいて、大変恐縮ですm(__)m

冬芽の写真や雄花・雌花の写真、すごいです!時間をかけてじっくりとオニグルミを見つめていらっしゃるのですね。とても素敵だなぁ。

TB返しさせていただいた記事に、オニグルミの実が川に運ばれる話を書きました。今日、町内の川に行ったら、川の淵にオニグルミの実がたまっていることを発見しましたよ(^^)V 川岸にたどり着いて芽ばえる確率は相当低いのでしょうけど、オニグルミのゆくえにちょっぴりワクワクしてしまいました。

今後ともよろしくお願いいたします!
Posted by happyisland at 2005年09月21日 22:42
happyislandさん いらっしゃいませ。

いきなり濃ゆいレポートで驚かれたんじゃないですか?(^^;)
我が家は、公園にあるいろんな木をじっくり観察してみようと言うサイトなんです。

ここでまた新しく20本ほど 追加しようかなと思ったところでしたので、
ちょうど良いタイミングでした。
(happyislandさんのところで取り上げていたカツラの木も
候補のうちなんですよ。)

クルミは川を流されることで新天地を目指すんだ…。
川沿いの木々は、川を上手に利用するんですね。すごいな。


そうやって流れて、いつかは「プリオシン海岸」で化石になったりして…。



トラバありがとうございました。
サイト運営、気長に頑張ってくださいね。また、見せて頂きに参りますね。
Posted by はもよう at 2005年09月22日 00:57
えへー、クロはすぐ食うこと考えちゃうから。
この青い実の中にあの胡桃が入っているかと思うと。
クロの実家近くにも植栽されたものがあって、とても硬いのでトンカチで叩いて食べてました。
昨日、散歩道でも見つけたので(でも残念ながら自生のものではなさそうですが)、晩秋に食べてみよっと。あと種蒔しちゃおかな。
Posted by クロアジサシ at 2005年09月26日 15:37
クロアジサシさん いらっしゃいませ。

happyisland さんのいらっしゃる種山ヶ原の子ども達は、
すっかり実る前のくるみをおやつにしてたんですって。
クロアジサシさんのおさんぽコースのクルミはどんなお味でしょうね。

種まきですか…。
虫がたかりますよ。おっきくなりますよ(うれしそうに)。
そこが魅力なんですけど♪

コメントありがとうございました。
Posted by はもよう at 2005年09月26日 22:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

オニグルミのゆくえ
Excerpt: 【写真】ミズナラの落葉の隙間から、二つに割れたオニグルミを発見!誰が食べたのかな・・・・
Weblog: 種山ヶ原森林公園へ
Tracked: 2005-09-21 22:44
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。