我が家は昨日と同じように、いろんな時間に出たり入ったり…結局私は、お留守番でした。(^^)
でも今日も、洗濯機を2回も回して余分にお洗濯。よぉく乾いて良い気分でした。
お洗濯物を干す手を止めて、辺りを見てみると、街路樹の桜は ほとんど散って、
でも、イチョウはまだ青いまま。今、見頃なのはケヤキかな…。

ケヤキはイチョウやカエデと違い、木、一本一本が違う色に色づく木。
一面の赤や 一面の黄色も 奇麗ではありますが、複雑に彩りを変えながら続くケヤキ並木は、
やっぱり、ひと味違う美しさです。
「けやきき木(際立ってすぐれている木)」ケヤキの紅葉をご紹介します。
こちらはいつもおさんぽしている公園内のケヤキの林。まだ若い木がたくさん植えられています。

ほうきをさかさに立てたような樹形。同じような角度で天を指すたくさんの枝。
等間隔の互い違いに並んだ葉っぱ。律儀にギザギザの先まで通った葉脈。
ケヤキはどこか「端正」という言葉が似合う 素敵な木です。
夏の間、うっそうとしていた林も、秋の深まりと共に黄色みを増していきます。

大きな木も、黄色い葉っぱが目立つようになりました。
若い木の幹にはポツポツと皮目が目立ちますが、老木になるとうろこのように皮がはがれます。
大きなヒビやデコボコのない 穏やかな樹皮です。
舟や橋桁の材料のするために江戸幕府がケヤキの木を植えるようすすめたことがあるそうで、
その名残で、武蔵野にはケヤキの木が多いといわれています。
幹が太くまっすぐに育ちますし、木目がとっても奇麗です。
神社の建築材としても利用され、臼や杵、太鼓の胴などにも使われます。
木漏れ日を浴びた葉っぱを 逆光でも狙ってみました。輝いてますね。(^^)

これがやがてもう少し進むと…葉っぱの中には赤みを帯びるものもあって、
ここ↓まで赤くなります。

公園の木の方がのんびりで、この↑赤い葉っぱの木は街路樹です。
ちょっと、人目に付き過ぎちゃうので恥ずかしいなと思いましたが、
公園の木はなかなか赤くなってくれないので、仕方なく街路樹を撮りました。
いろんな色に変わるんですよ。
色付く前の黄緑の葉、青みの抜けた黄色い葉はイチョウの葉ほどに黄色く、
赤い葉はイロハカエデほどにも赤くなります。
そんな色とりどりの木が並木に並んでいると…

奇麗でしょう。(^^)〜♪ 複雑なグラデーションになってますね〜。
ケヤキ並木の魅力は この多様性。
少しずつ色付いて少しずつ散って…。お掃除する方には申し訳ないのですが、
この時期、落ち葉を踏んで歩くのも、年に一度のお楽しみですよね。(^^*)
でも、紅葉は束の間。いつの間にか、枝だけになっちゃうんですよねぇ…。
サイトのトップ画像も、10月から秋仕様として、実の画像に変えたのですが、
そういえば、今年は全然、実が付きませんでした。
実の付く年と付かない年があるのかな?
それとも今年の猛暑が嫌で実が付かなかったのかしら?
それとも春先のお花があんまり咲かなかったのかしら?
色々な疑問も、来年度に持ち越しですね。
今は奇麗な紅葉を眺めて…。ああ、焼き芋が食べたいなあ…。(^^)←おいっ。
サイト内関連ページ:
おなじみの木>町の木>「ケヤキについて」
ブログ内関連ページ:
2007/11/ 2付 「庭園の秋」
2006/12/15付 「今年のケヤキ」
2006/11/29付 「ケヤキ並木」
2006/11/ 1付 「紅葉さんぽ」
2006/ 1/24付 「冬のこずえの様子」
2005/11/ 9付 「音楽会♪」 ケヤキの実
2005/10/ 7付 「ケヤキの様子」
そうなんですか。
私も今日、赤い葉のケヤキを取り上げたのですが、そういえば「けやき広場」には色々の葉がありました。
観察力不足を感じました。
勉強になるな〜。
ケヤキ、最高ですね。
こちら千葉県北総台地は武蔵野の森と同じく大昔はケヤキの森でした。ケヤキの大木が各所に残っております。
見上げた、はもようさんのケヤキに拍手です(笑い)。
昨年までは、どうも紅葉が撮りにくい木というイメージがありました。今年は機材も腕もあがりまして、かなりいい感じに撮れました。そうなると、ケヤキの紅葉もいっそうきれいに見えてきますね(^^;)
はい、ケヤキは実に色とりどりに染まって素敵な木ですよぉ。(^^*)
去年の記事の方がそのあたりは丁寧に実証しています。
今年は時間が取れなくてダメダメです。(^^;)
ひろしさんのケヤキの写真、とっても素敵でしたよ。
説明なんか要らないんじゃないでしょうか。(^^)v
おお、北総台地も元はケヤキの森でしたか。
ケヤキの大木も、とっても良い姿で素敵ですよね。(^^*)
ケヤキって自然界では、生息場所の限られる木なんだそうです。
原生林よりは、人里に多く見られるのは人が手を加えて育てて来たから らしいです。
人なっこい木なんですねぇ。
はい、見あげました。なにしてるの?って言われちゃうほど見あげました。
拍手いただけて 光栄です。(^^#)
あら、飲み会でしたか。ディックさんは話題も豊富でいらっしゃるから、
ご一緒したら楽しそうですよねぇ。(^^*)
はい、ケヤキの紅葉の良さは、派手ではないけれどしみじみと味があるところでしょうか…。
一番奇麗な時期が短いので身近に無いと解りにくいところがもったいないのではありますが…。
機材も腕も上がって♪
これからもますます楽しみに通わせていただきますわ、ディックさんのブログ♪
サクラなんかだと、ひとつの木の中でごちゃごちゃしていますよね。あれはあれでおもしろいけど、やっぱり大きな一本の木が一色に染まると迫力がありますよね。
同じケヤキなのに、黄色っぽくなる木と赤っぽくなる木とありますよね。
葉っぱから緑の色素が抜けて地の黄色が出て、
葉っぱに取りのこされた栄養分から赤い色が出て…
それが微妙に混ざり合って…。
栄養がたくさん作れたところだったから、たくさん余っちゃったとか、
ちょうど全部送りきったところで空っぽだったとか…
きっといろいろ事情があるんですよ。(^v^)
一枚一枚の葉っぱに聞くことが出来たら、個々の事情を語ってくれるかもしれませんね。