2007年11月10日

オトコヨウゾメの実など

今日は雨の一日となりましたね。
我が家では、お父さんは仕事、娘は登校、私はPTAの用事で娘の学校へ。
部活の予定が雨で流れた息子が1人でお留守番という 家族バラバラな土曜日でした。
明日は雨、あがって欲しいなぁ。

07_1110_gamazumi1.jpg
さて、11/5にも出掛けたお気に入りの観察ポイント
「隣町の公園裏の北向き斜面」。
実はこの日、あまりにも お花が咲いてないので 
思い切っていつもとは違う道を歩いたんです。
その冒険の顛末と可愛い赤い実を2種、ご紹介です。
まずは斜面のてっぺんのガマズミから。

実の付きは良いんですよね。ただし、ここはたくさんの
つる性植物が勢力争いを続ける戦いの場。
大きな葉の葛、白い花のセンニンソウ。
他にもアケビ、ムベ、シオデ、オニドコロ、ナツヅタ、
アオツヅラフジ、ヤマノイモ…と、
いろんなつるが組んずほぐれつしています。
このガマズミも、
黄色い葉っぱのヤマイモのつるをしょってますね。
負けるな、ガマズミ(^O^)。



今回辿ってみた、いつもとは違う道とは、北向きの斜面を斜めに登って公園にたどり着く けもの道。
正規の遊歩道ではありません。
たぶん、近所の人が勝手につけちゃった近道か、剪定などの作業をする人の通り道か…。

初めて通る道ではありません。春先は冬芽探しに ずいぶん通ったものです。
でも、夏の間に草ぼうぼうになってしまい、通れませんでした。
というか、通る気になれませんでした。
だって、虫さん天国になってるんですもの、怖いじゃないですか “((><)ノ”。←へたれ

目当ては、オトコヨウゾメの可愛い赤い実です。
春先の芽吹き、初夏の白い花…。
名前には色気はありませんが、とっても可憐で可愛らしい木なんですよ。

「ヨウゾメ」とはガマズミの別名で、ガマズミに比べると細い木を、骨張った男性の腕にたとえた
…なんて言う説も目にしました。ほとんどの図鑑には名前の由来は書いていないので、
ほんとかどうかは解りませんが、
実際に木を見ちゃうと「男」とつけるより、「乙女」をつけた方が相応しいと思うような木です。



下から登り初めて、登り切ったあたりに、ずっと見守ってきたオトコヨウゾメの木があるはず。
最近だいぶ虫の数も減ったし、少し人が入って下草刈りもされたようだし…と、
思い切って久しぶりに けもの道に挑戦することにしました。

まずは、真夏にクロカナブンのお食事を見守った大きなコナラの木の前から登りはじめです。
急な坂道に砂利を敷いたようにどんぐりがこぼれていました。滑らないように注意注意。(^^;)

他にはアオハダの小さな赤い実も落ちいてます。
目をあげれば、この間 シロダモと解ったばかりの木の 赤い実をつけた枝も見られます。

花の頃には息苦しいほどの香りを放っていたヒサカキが枝にびっしり実をつけ始めていました。

ここ数年、この斜面では、赤松の立ち枯れが目立っていまして、たくさんの木が倒れたり、
根元から切り倒されています。
目立つのは倒木と切られたばかりの切り株…ちょっと荒れた風景が、冒険っぽいですなぁ。←のんき
怪しい巨大生物ならぬ、大きなヤツデにも遭遇。

07_1110_yatude1.jpg

民家の玄関先にあるのとは違って、見あげるほどの大きさでのびのび葉っぱを広げていましたよ。

07_1110_yatude2.jpg

お花には蜜がいっぱい。この時期、いろんな虫さん達を養っているのでしょうね。



さしたる出来事もなく、しかも、見守ってきたのよりははるか手前で別のオトコヨウゾメに出会って、
実の写真も撮れました。すこし長細くて、赤い実です。長い柄の先で揺れている風情が可愛いでしょ。

07_1110_o_yozome1.jpg

もう少し歩いて、これは、何度も写真に撮った方の木の実です。

07_1110_o_yozome2.jpg

枝の先に ふたつずつ付くのが一番多いパターンですが、中には3つ付いているのも有りました。

07_1110_o_yozome3.jpg

5月のうちにぺちゃんこの若い実を付けていたのが、半年でこんなの可愛く赤く実るんですね。
図鑑の写真の木には鈴なりで実が付いていましたが、ここではこれでも良い方です。
登ってきた甲斐がありました。良かった良かった♪



途中はどうと言うこと無かったのに、最後の最後でとんでもないやぶにぶち当たりました。
あとちょっとで 出口の公園の芝生…というのに、この草ぼうぼう!

07_1110_yabu.jpg

仕方ないので頑張って突っ切りました。(^^;)毛虫がいなくてよかった〜。



出てきた場所も、春先に何度も写真を撮った場所。
ここにもガマズミの木が、枝先に赤い実をびっしり付けて立っています。

07_1110_gamazumi2.jpg

日差しが強くて、写真で見ると、みんな影に暗く沈んでしまいましたが、
陰の部分にも 赤い実がずらりと並んでいます。去年は少なめでしたが、今年の実の付きはよいようです。
鳥さん達も楽しみに待っていることでしょう。

春に真っ赤な花を見た 園芸種のミツマタでは、つぼみを見つけました。

07_1110_mitumata.jpg

なかなかスッキリしていてスマートな感じ♪  また、来年の春が楽しみです。



本当はね、真夏に来た方がいろんな虫に会えて楽しいのかもしれませんが、なかなか近づけません。
こんなことでは、本当のお山は探険できそうもありませんが、ま、それはそれで仕方ないかな〜(^^;)
これからもぼちぼちと 公園をお散歩して過ごすことにします。



posted by はもよう at 23:06| Comment(7) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

ヤブコギの雰囲気が良く出ておりました・・・(笑い)。
野外の現地踏査は、かくありなん!です。いろいろな実に出会えて楽しそうですね。
Posted by nakamura at 2007年11月11日 11:36
nakamuraさん、こんにちは。
そうそう、このやぶを前にして思い出したのは、
nakamuraさんがお仕事ではいるやぶよりは全然小さいぞ!ってこと。
それで突っ切る決心をしました。本当に短い 薮こき でしたけど。(^^;)

今年は、例年よりもたくさんの実に会えて嬉しいです。(^^*)
Posted by はもよう at 2007年11月11日 17:41
ヤツデの花って、咲いてからもいくつかの段階があるみたいですね。ただいま観察中ですが、週に1回だから…、なかなか継続観察になりません。
Posted by ディック at 2007年11月13日 20:54
ディックさん、こんばんは。
あ、そうなんですか?
…ここでいつもの「白岩先生」のところでお勉強♪
http://www.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/yatude/yatude0.html
…お、お、そっか…
おばなっぽい時とめばなっぽいの時があるんだ。へぇ〜。
この花が実になりかける様子も可愛いですよね。

Posted by はもよう at 2007年11月14日 20:23
はもようさん、そうそう。そして、その「おばなっぽい」ときも、ヤブカラシのように花弁が後ろへ反ってから、先に落ちるように見えます。下手に写真を撮ると、花弁のない写真を撮って「花を撮ったぞ」と言ってしまいそうです。はもようさんの写真は、もうかなり花弁が反ってしまっていて、雄花の時期の最盛期を過ぎているようです。
日曜日、ぼくは途中でこのことに気がついて、花弁が横に開いている花を探しました。ただ、足場が悪くて、よく撮れているかどうかまだわかりませんが(忙しくてまだパソコンに取り込んでいないのです)
Posted by ディック at 2007年11月14日 22:45
ああっと、見直していて、気がつきました。あれはミツマタだったんだ。ちょうどこんな感じでした。あそこに確かミツマタがあったから、間違いないでしょう。
Posted by ディック at 2007年11月14日 22:48
ディックさん、こんばんは。
ああ、そうですか、咲いたばかりのお花を探されたんですね。
足場が悪いにもかかわらず頑張った写真、上手く撮れていると良いですね。(^^*)

花びらが無くても めばなっぽい時期のお花なんですよね。
白岩先生のページに紹介されていたのを見て面白いなと思いました。
それからだんだん変化して、実になっていくんですよね。
いつかじっくり撮ってみたいですが、意外な事に 身近に咲いてないんですよね。(^^;)

ディックさんもミツマタのつぼみをご覧になったんですね。春のお花のために
今からつぼみを付けているんですよね。準備がよいことだなぁと思いました。(^v^)
Posted by はもよう at 2007年11月16日 00:09
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