(ああ、ちょっとは眠そうに…(^^;)登校していきました。
お祭が終わって、がらんとした公園では、いろんな木の紅葉がまた一段と進んでいるようですが、
おさんぽしたり写真を撮りに行くのには、もう少し、時間がかかりそうです。
まずはためちゃった家事の方からボチボチと片付けないとね。
いつもおさんぽしている公園の木々、
トサミズキ、ニシキギ、シデ3兄弟、桜、ハナミズキ、ムクノキといろいろ眺めてきましたが、
今回も撮り貯め画像の中から木の写真をいくつかご紹介です。

10/17、園内のサクラの林です。今はもっとカラフルになっているはずです。
10/4にご紹介したアキニレの花、10/17にはもうこんな風に実になっていました。

これから、葉っぱが 渋めの赤になり、実のはじっこも少しは色付くことと思います。
葉っぱがすっかり落ちても、実は枝先に残っていることが多く、
木枯らしに乗って遠くへ飛ばされていきます。
この日 見あげてみたのはイイギリという木です。「キリ」と名が付いても、
桐の仲間ではなく、イイギリ科イイギリ属の落葉高木です。

公園の雑木林エリアの真ん中に、
四方に枝を伸ばした背の高いイイギリの木が一本だけ有るんですよ。
根っこからいっさいの下枝もひこばえも出さずに ずどんとまっすぐに立つイイギリの幹。
見あげた一番てっぺんで 車輪のように 四方に枝を伸ばして
初夏に花を咲かせていたイイギリ。オスの木とメスの木に分かれる木だそうですが、
秋にこの木の下に立てば…

メスの木であったことは一目瞭然です。絶望的な高さで、まったく手が届きませんが、
そこはそれ、ちょいと見回せば、風が梢からたたき落としてくれた品が、
イイギリの根元に散らばっています。

これがイイギリの葉と実です。大きな葉ですよ。
画面の上の方に見える赤い葉が標準サイズのサクラの葉ですから。
ハート形の葉、赤い葉の柄がイイギリの葉の特徴です。
大きくなるので食べ物を乗せお皿がわりに使うことが出来たのが名の由来です。
イイギリの「イイ」とは「飯」と書き表し、ご飯のことですから。
秋に実る実は オレンジ色でブドウのような房状につきます。
毎年、お花を撮りそびれるのですが、はい、今年もダメでした。
来年また 頑張ります。
この秋、いつもの公園は 木々の下枝をかなり落とすような 剪定が行われました。
いつもの枝置き場も薪ストーブでも焚くのかいと言うほどの山になっていました。

カミキリムシ…住むかな?(^m^)
イイギリの観察が難しいのは下枝が一本もなくて手が届かないからです。
公園中の木の 下枝を落とされてしまうと私はとても困ります。
困るけど…仕方ないんでしょうね。(−。−)はぁ。
ギンナンは あらかた落ちましたか?
この公園のお気に入りの木「ジェントルマンなイチョウ」の黄葉はまだまだこのくらい…って、

もう10日も前の話。今頃はもう少し黄色くなっているかしら…。
あちこち 奇麗に色付く季節ですね。街中で見とれていると交通事故に遭いかねません。
お近くの公園へいって 公園樹で紅葉狩りしませんか。きっと奇麗ですよ。(^^*)
ブログ内関連ページ:
2007/10/ 4付 「アキニレの花」
2007/10/20付 「いつもの公園の10月 その1」
2005/11/30付 「銀杏の黄葉」 ジェントルマンなイチョウ
はい、イイギリの葉は大きくなりますね。
アオギリ、ハリギリ、アブラギリ、イイギリ…。
だいたい、キリと名が付く植物たちは
分類学上は縁もゆかりもないようなのですが、葉っぱが大きいという共通点があるように思われます。
比較対象物がないと、ものの大きさって、写真では伝えにくいものですね。
でも、あまり無粋なものも写したくはなくて…。標準サイズのサクラの葉はちょうど適役でした。(^^)
なかなか観察しにくいイイギリですが、これからも頑張って眺めていこうと思います。(^^)
お見知りおき下さいませ。