娘はディズニーランドへ遠足に行く日でしたのに、残念なお天気でした。
まぁ、照っても降っても、乗り物があんまり得意じゃない娘はどこか落ち着ける場所で
友達とおしゃべりしていたと思いますが…(^^;)券がもったいないですなぁ。
息子は小雨の中、部活の仲間とランニングしたんですって。最初は嫌だったけれど、
最近は雨の中で部活するのもそんなに嫌じゃなくなってきたそうです。
母は泥んこの体操着を洗うのは 相変わらず嫌ですけど…(−−;)
お外はぐずついて、台風が近づいています。
この土日はお祭りなんですよね、恒例の市民祭。雨…大丈夫かしら?

こんな日は、スカッと爽やかな気分になれる写真を眺めて過ごしましょう。
いつもおさんぽしている公園の大きな大きなムクノキです。
ムクノキは ケヤキやエノキと同じニレ科のお仲間で、ムクノキ属の落葉高木。
高さ30m直径4mにもなり、灰色に細くて赤っぽい縦じま模様の樹皮がお洒落な木です。

葉っぱは、付け根近くの葉脈に少し特徴がある以外は、いたって普通の形(卵形または狭卵形)。
張りがあって表面がざらざらしているので、色付く前の葉を乾燥させて、
木工品やべっ甲細工の仕上げ磨きに使ったそうです。
エノキとよく間違われますが、今のエノキはこんな風…

葉っぱに触りさえすれば、手触りが違うのですぐに解りますよ。
ムクノキの葉は 秋になると明るい黄色に色付きます。

この写真は大きなムクノキに寄りかかって 幹を辿って上を見あげたところです。
気の早い葉っぱが数枚、黄色くなっていますね。
幹の 赤っぽい細い縦縞模様が付いているの、解りますか?
ムクノキは公園樹の他は、
葉をヤスリがわりにしたり、農具の柄や三味線の胴に利用されたそうです。

ケヤキやエノキに負けずとも劣らない大きく奇麗な樹形で、よく枝を分け葉を茂らせます。
いつもおさんぽしている公園にも、隣町の公園にもムクノキの大木が何本も有ります。
こちらは細い幹を何本も何本も立てた株。

太い幹はありませんが、同じ場所から
たくさんの幹か出ていましたから根っこは繋がっているのかしらと思いました。
よお〜く見ると…こちらの株の方が葉っぱの色づきは遅いのに、
実は半分くらい黒っぽく熟していました。

ムクの実が好きだからムクドリなのか、
ムクドリが好きだからムクノキなのかは解りませんが、鳥さんに人気の実です。
人が食べても甘くて美味しいですよ。
エノキの実は、ムクノキよりはずっと小さくて、夏休みが終わる頃から、
葉っぱの付け根近くでオレンジ色で存在感を十分に示していましたが、
ムクの実はこれからです。美味しくなぁれ、大きくなぁれ。
HP内関連ページ:
おなじみの木>山の木>ムクノキについて
漢字で書かれると読めません・・(笑い)。
そうでした、ムクノキでした(笑い)。
今日の座布団は、はもようさんの下からのアップ写真です。お見事な視点でした・・・。
魚へんに京だとクジラ(鯨)ですが、木へんに京だとムクノキ(椋)です。(^^)
マイナーだけれど奇麗で身近な大好きな木です。
おお、こちらからも座布団(^^)ありがとうございます。
ふっかふかだわ。
ぶっとい幹に寄りかかって見あげるのは大のお気に入りで、
良い景色を見つけると早速、写真に納めたりします。
このブログでは写真のサイズを抑えているのでこの程度ですが、
パソコンの壁紙などに設定すると吸い込まれそうなりますよ。