我が家の子ども達も中間テストを無事に終えて…結果はともかく…ほっとしました。
さて、そんなこんなのうちに、近所の思いがけない場所で、ちょっと嬉しい
つる性植物の見つけものがありました。
一つめは、お茶の木を見たのと同じ 街中の公園の花だんで、イシミカワのトゲトゲのつるに
遭遇です。

うわぁ、すごいトゲ。でも、お皿に盛った月見団子みたいな形の実が可愛いんですよね。
もう一つは、いつもおさんぽしている公園のフェンス♪
灯台もと暗し、なんとここにスズメウリのつる発見です。
刈られずに実まで見られますやら…。ハラハラしながら、観察スタートです。
イシミカワはタデ科タデ属つる性の一年草。
下向きに生えた鎌の形のトゲで他のものに寄りかかりながら生い茂る、ちょっとやっかいなつる草です。
邪魔にされることは確実なので、可愛くて、きれいな青い色になる実はなかなか観察できません。
そっくりさんはママコノシリヌグイ(何度聞いてもすごい名だわ。)
見分けポイントは、葉っぱに付いている柄の位置。葉のはじっこだったらママコノ…で、
途中だったら イシミカワ。

はい、これは↑イシミカワの葉の付き方です。
今の実の…というか、つぼみの姿はこのくらい。この花は面白いんですよ。

図鑑によると、この緑色のまま「咲く」のですが、色は変わらないし、大きくは開かないし、
よほどの物好きで 中をのぞき込まない限り「お花が咲いた」様には見えません。
でも咲いてるんですって。
花の後はそのまま、花びらのようなもの(花被)がふくらんで 果肉のようにタネ(そう果)を
包んでしまうそうです。変わってますよねえ。
花なんか見ないと思っているうちに実になっちゃう不思議なつる草、イシミカワ。
この目でちゃんと確かめたいけど…このまま人知れず、刈られず残っててくれるかしら?
それから、公園をお散歩していて気付きました。自分の目の節穴っぷりにがっかりしました。
公園のフェンスにスズメウリがからまっていたんですよ。

しかも、すごく見やすいところに、その上、とっても実の付きがよくて、
まん丸くて緑色の 極小ウリが たわわにぶら下がっているんです。

初めて見つけたときも、ここじゃなかったけれど、こんなフェンスにからまってました。
フェンスの針金が太く見えること〜。
それだけ か細いつるで小さい花で、小さい実だって事ですよ。
スゴくいいところなんだけどなぁ。
夏の草刈りシーズンも一段落して、これからはそんなに雑草も生えないから、これ、
ここに残して置いてくれないかしら。
たわわな実がすっかり実って白くなるまで、見届けてみたいです。
(−人−)お願いします、公園の管理員さん。
ブログ内関連ページ:
2006/ 7/24付 「イシミカワの葉」
スズメウリ
2007/ 9/27付 「鉢植えのスズメウリとヤマジノ」
2007/ 9/13付 「スズメウリ 続々開花」
2007/ 9/ 8付 「スズメウリの一番花」
2007/ 9/ 5付 「スズメウリ成長中」
2007/ 6/14付 「スズメウリのつる」 つるが伸び始めた頃
2007/ 5/16付 「カラスウリの芽など」 去年の株と今年蒔いたタネの芽
2007/ 3/24付 「ムスカリとラベンダーと…」 再び芽を出した去年の株
2006/10/20付 「スズメウリの鉢 その1」
地中にもぐって肥大した根茎を作る…のか?の観察
2006/10/20付 「スズメウリの鉢 その2」
2006/ 9/27付 「スズメウリ」
2006/ 9/15付 「明日は運動会」 我が家のちっちゃな鉢
2005/10/31付 「みのり いろいろ(記事にした実、その後)」 白い実
2005/ 9/15付 「スズメウリ」 若い実と花
イシミカワ、この実は何?と出したかったもので、ママコノシリヌグイと同居しているように見えましたが・・・、危ういところでした(大笑い)。
もいちど、じっくり写真を見てみます。
それにしても、さすがはもよう研究室です(笑い)。
あら、出してくださればよかったのに。
たまには得意満面でお返事させていただきたかったな。(^^)
イシミカワがママコノシリヌグイと同居していたんですか?
もしそうだとしたら、すごい景色でしょうね。
どっち向いてもトゲトゲ。(><)ワー、やぶこきしたくない〜っ!