今日も今日とて、私は地味にお留守番。
私だって我慢したんだから、我が家の子ども達には、テスト♪ちゃんと頑張って欲しいです。
さて、ここのところ頑張っている おさんぽの途中で見かけたものをご紹介。
まずは、可愛いハゼラン。別名:三時草の名の通り、午後の2〜3時間しか咲かない
熱帯アメリカ出身の花だんからの逃げ出し組です。

この花も、公園の山野草の花だんに咲いていましたが…山野草じゃないけど。(−。−)
午後におさんぽするようになってやっとお花に会えました。スベリヒユ科ですって…。
一緒に山野草の花だんに生えていたミズヒキは もうほとんどが実になってます。
タデ科タデ属の多年草。赤花は基本のミズヒキで、白花はギンミズヒキ。
…じゃあ、ピンクは? ええっ?ピンク?

ううむ、何ミズヒキというのだろうか…。
実になると花柱の先が鈎になって残って、ひっつき虫になります。
こんなに可愛い色なら ひっつかれても迷惑じゃない?……あ、やっぱ嫌だ?(^^;)
花だんのヤマジノホトトギスはいつの間にか無くなっちゃったんですけれど、
公園の、とんでもなく離れた場所で、実を結んでいるホトトギスを見つけちゃいました。

この実の付き具合からすると…うちでも鉢で育てているヤマジノホトトギスの線が濃厚です。
うわっ、花を見逃したのか…と言う残念な気持ちと共に、
ここでこうして、自力で増えて居たことに頼もしさを感じ、とりあえず、
増えろよ〜!と念を送っておきました。(^^)v
そうそう、私が応援している白花のゲンノショウコも、ちゃんと実を結んだようです。

秋が深まるにつれ、見られるお花の数も増えました。まだ、赤花のほうが、
草丈も高く、花も大きくて見栄えがしますが、でもでも、元から居たのは白花です。
頑張れ白花、来年も元気に芽を出すんだよ。
草深いところでは クコが、トゲだらけの枝を伸ばしていました。
ナス科クコ属の落葉低木。
バラのトゲが鎌の形とすれば、クコのトゲはまさに木綿針。
すんごい痛そうなので、撮影には細心の注意を払って近づきます。

やった、紫のお花画像ゲットです。
確かにお花はナスの花そっくり。大きさはかなり違いますけど。
このあと 実る朱色の液果が奇麗です。
中国の料理やデザートでおなじみの干した赤い実がそれですよ。不老不死の妙薬なんですよ。
あ、図鑑を見てたら、枝にあるのはトゲじゃなくてトゲのようになった小枝ですって。
へぇ〜。
子どもの頃、通学路に大きなクコの生け垣があって、イチモンジセセリがよく飛んできて…
なんていう、街育ちにしては珍しく、小さい頃の思い出と繋がるお花です。
今度は別の山野草の花だん…シュウメイギクが白いお花を咲かせてました。

キンポウゲ科イチリンソウ属、古い時代に中国から渡来した多年草。
京都の貴船近くでよく見られたそうで別名は貴船菊。
ピンクのお花もあるけれど、やっぱり基本の白い花。奇麗ですねぇ。
この花はつぼみの姿も好きなんです。
でもこれ、キンポウゲ科ですから、白いヒラヒラは花びらじゃなくてガク(萼)、
真ん中のまん丸はめしべの固まりです。
花後、ここがぼわっと綿毛になってはぜる様子も奇麗ですよ。(^^)
もう少し行くと、雑木林の足元に、とってもきれいな錦絵が…
へぇ〜、イヌタデですよね。紅葉しています。

ここは木の影が濃いから、少しだけ季節が進んでいるのかも。街中でも、普通に見かける
イヌタデだけれど、こんなに奇麗に紅葉するのはここが公園だからかしら。
可愛くってきれいな 草もみじ。 秋ですね。(^^)
ブログ内関連ページ:
2006/11/10付 「草もみじ」
そうか、開花時間が短いのでしたっけ。
タイミングが合わないのかなあ。自分の家の庭先だというのに…。
ときどき紅葉の走りを見るようになりましたね。
カワイイお花ですよね。
細い茎の先に小さい、しかも派手な色のお花ですから、
ちょっとの風でも 揺れて写しにくそうです。
別名は3時草ですから、お茶の時間に咲く感じですね。
赤くてまん丸い実も可愛いですよね。(^^*)
はい、今日も紅葉の走りに見とれて、しばし立ち止まって見あげていました。