
そっくりさんだらけで、どこをどう撮って見分けをしたらいいのか解らなくて、
ずっと見て見ぬ振りをしてきた野菊。
去年、一念発起をして、見分け方のマスターに取り組んだんですよねぇ。
だから、今年の私はちゃんと、お花をめくってガク(総苞)の様子を撮ってきました。
はい、おさらいです。
ノコンギクの見分けポイント。
花の色は 薄紫から白までいろいろ。寒い場所ほど紫が濃いという意見もあり。
黄色い部分(筒状花)の周囲に、花びら(舌状花)が、一列に並ぶ。
茎の先に いくつかまとまって花が付く。
葉っぱは、表面に短い毛が生えていて触るとざらざら。
写真に撮ると白っぽく、艶無く写る。

そして、花をぺらっとめくってみて、
すんなり細うなじ。細いガク(総苞)はシオン属の印。
うろこみたいな部分(総苞片)は花びらと共に 少し反り返る。

これは一番ありふれたノコンギクでよいようですね。でも最盛期よりはずっと細いうなじです。
まだ最初の花だからかしら。
もう一つのポイント。花後は綿毛。
横顔を透かし見たら、のちに綿毛になる部分が見えるかなと思いましたが、

解んないや。
でも、めしべがみんな お祈りのポーズになっていました。(^^)可愛い。
野菊って奇麗だなあ。秋が来たなぁ〜って感じがしますね。
でも、数日後、この野菊は跡形も無くなっちゃってました。
誰か、秋をしみじみ感じたい人が摘んで行っちゃったのかな?
でも、これからいっぱい咲きますから、また別の場所で探してみます。
ブログ内関連ページ:
野菊の見分け研究
2006/11/10付 「花だんの菊の花」
2006/11/ 9付 「ユウガギク」 ユウガギクとカントウヨメナ、実の比較
2006/11/ 7付 「カントウヨメナと?」 ユウガギク
2006/11/ 6付 「ノコンギクなど」 シラヤマギク