2007年10月05日

キンとウスギのモクセイの花

夜、急に雨が降ったんですよ、うちの方。びっくりしました。
でも、夜が明ける前にはやみ、日中はそこそこ晴れて、動けば汗ばむ程度の気温になりました。

爽やか〜な青い空、ぽっかり浮かんだ白い雲…眺めながら、用事をこなしてきました。
うう、遊びに行きたい。(T^T)
今日は、娘も息子もお弁当持って、勉強やら部活やら、時間いっぱいまで頑張る予定です。


今日の写真は 昨日、近所の公園を通りかかって 見てきた木のお花です。

07_1005_kinmokusei1.jpg

キンモクセイが咲き始めました。なかなか秋らしくならないので迷いながらの開花です。

キンモクセイは、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。
故郷は中国で、日本にあるキンモクセイはほとんどが挿し木でふやされたオスの株だということです。
あちらこちらで一斉に咲いて一斉に散り、後に何も残さないのはそういう理由だったんです。

中国名は「丹桂」。
ちなみに、日本では「桂」の文字は丸こいハート形の葉っぱの木カツラのことですが、
カツラは日本の木、中国で「桂」の字は キンモクセイの仲間のことを指すんです。
月に大木が生えているという伝説があることから、キンモクセイの花は
月の光の例えにも使われるのだそうですよ。



何日も前からつぼみが出来て、条件が整うのを待っていたんですよね。
開花の条件ってなんでしょうね。

07_1005_kinmokusei2.jpg

先日、しばらくぶりに近所の公園をおさんぽした時にも、かすかな香りには気付いていました。
その時は、木によっては、様子をうかがうように数輪パラパラっと咲いていました。

07_1005_kinmokusei3.jpg

例年ならもう咲いていてもおかしくない日付です。去年は9月のうちに咲き始めていました。
普段の年なら一斉に咲いて、息苦しくなるほどの香りを振りまくのに、
この気候に戸惑っているようで、何だか かわいそうでした。



昨日見てきた様子では、それから更に咲き進んで居ました。
でも、青空をバックに写真を撮ろうとして気付いたんですけれど、花が咲いているのは日陰ばかり。
日が良く当たる場所はまだ つぼみのままでした。
開花の条件は…気温が下がること…かもしれないと思いました。

07_1005_kinmokusei4.jpg

今年は少し遅めの芳香です。
あの夜空にかかるお月様に 巨大なこの木がそびえていて、金の花を散らしていると
思ってみるのも、乙なものではないでしょうか。



すぐそばには、お仲間の「銀桂」が咲いてました。ギンモクセイって白いお花もありますが、
あちらの中国名は「桂花」。「銀桂」はウスギモクセイという木の中国名だそうです。

ウスギモクセイも、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。
関西地方に多いそうですが、私には馴染みが薄く、他に植えられているのを知りません。

07_1005_usgi_mokusei1.jpg

その名の通り、薄い黄色の花が咲きます。香りはキンモクセイには適いませんが、
でも、キンモクセイの香りでは強すぎるという向きにはちょうど良いかもしれません。

今年のウスギ…の花は、もう 枝先の方で枯れているのがありましたから、
キンモクセイよりは早くに開花していたようです。

07_1005_usgi_mokusei2.jpg



花はやや大きく、葉は少し小さめですが、すぐ横に並べて比べないと解らない程度です。
強いて言うなら、キンモクセイの葉は、真ん中が間延びしている感じがするんですが、
ウスギモクセイの葉は、それほどでもないという程度。
葉っぱを下から 光に透かして見ました。どうですか?違いがわかりますか?

07_1005_usgi_mokusei3.jpg



もうの大きな一つの違いは、この木には実がなると言うこと。
秋に咲いて結んだ実は、次の年の5月頃に黒く熟します。
その実は、イタリア料理に使われるあの、オリーブにそっくりです。
その実を見るたびに、オリーブってモクセイ科だったんだなって思い出すんです。




ちゃんと黒い実の写真も撮ったのにどこかに紛れてしまいました。
見つかるまで、2002年に撮った 緑の実の写真で我慢してください。




〜〜〜〜〜10/17 追記〜〜〜〜〜

オスの株ばかりで 実がならない仲間が多いのに、この木には実が付くんですから、
ちゃんとおしべとめしべが見える写真も欲しいところですね。
10/17に行って撮ってきましたので、追加しておきます。

07_1005_usgi_mokusei4.jpg

ふたつのおしべと、立派なめしべがはっきり見える上に、花粉が付いているのもよく解りますよ。

〜〜〜〜〜     〜〜〜〜〜



ブログ内関連ページ:

2006/ 9/21付 「9月の公園樹」
2005/10/ 8付 「キンモクセイとカツラと「桂」」 中国の伝説について少し触れています。
2005/10/ 8付 「ウスギモクセイ」
2005/10/ 1付 「キンモクセイのつぼみ」 


posted by はもよう at 16:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

キンモクセイ、早いですね。
もう咲いていますか・・・。

ウチのはギンかウスギかよく分かりませんが、まだまだ見えません。葉っぱは上の写真そっくりです。
Posted by nakamura at 2007年10月05日 21:40
nakamuraさん、こんばんは。
あら、nakamura邸の木はkuwachanさんのおみたてで
ギンモクセイと決まったんじゃありませんでした?

まぁ、いずれにしても、金も薄黄もギンモクセイの変種ですから、
大元はギンモクセイ。ギンモクセイでよろしいのではないでしょうか。(^^)

もうすぐ咲きますよ、きっと。
Posted by はもよう at 2007年10月05日 22:40
去年の記事を探したら9.22に開花を報告していました。
ということは、今年はもう咲いているはずです。
最近までの暑さで、すっかり忘れていました。見に行かなくちゃ。
(自宅の花が咲けば匂ってくるので気づくのですが、まだです)
Posted by ひろし at 2007年10月05日 23:22
はもようさん、こんばんは!

キンモクセイ、もう咲いていますか。
毎日通る道に大きなキンモクセイがあるんですが、まだだったような。
もう、キンモクセイの時期なんですね。
いい香りがして、いいですよね☆
Posted by ナオ at 2007年10月05日 23:35
窓の外のキンモクセイが二日ほど前から黄色く見え始め、今朝ははっきりしてきました。例年より遅いのですね。
ウスギモクセイは実が生るのですか。今年は近所ので確かめてみます。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年10月06日 09:16
ひろしさん、こんにちは。
そうですよね、我がブログの去年の記事も9/21でした。
いつだったか…金木犀の香りを嗅ぎながらお月見をした年がありまして…

この前の十五夜さんにふとそれを思い出して、
公園の木を確かめてみたら、つぼみばっかりだったんですよね。
咲けば我が家へも香りが流れてくるのですが、いつまでたっても香ってこないんです。

キンモクセイ…今年の気温には相当戸惑っているんじゃないでしょうか。

Posted by はもよう at 2007年10月06日 11:18
ナオさん、こんにちは。
お仕事☆快調のようで何よりです。(^^)
今年のキンモクセイの開花は遅れ気味…というか 様子み中…っていう感じです。
咲けばすぐに解りますものね。

キンモクセイ咲くと、しみじみ秋ですよねぇ。
美味しい紅茶とケーキが恋しくなるような…。(^^;)←食い気一方
Posted by はもよう at 2007年10月06日 11:22
おーちゃんさん、こんにちは。
そうですねぇ…、去年は9月の下旬に開花していましたが、
一昨年は10月のはじめでしたし…、遅いと言うよりは、
いつもなら咲き始めたら一気に満開になるのに、今年の花はちょっとずつ、ちょっとずつ
様子を見ながら咲き進んでいるところが特徴的かな?と思いました。

でも、おーちゃんさんちの窓から見える木は一気に咲いたようですね。(^^)

あ、地震は…?  そちらの方は揺れなかったですか?
Posted by はもよう at 2007年10月06日 11:34
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