2007年10月01日

アカネの花

今日から10月ですね。
真夏から一晩で晩秋へ行ってしまうような急な冷え込みでしたが、
改めて見回してみると、ハナミズキの葉や桜の葉が色づき始め、
すっかり秋めいています。

07_1001_akane1.jpg今日から衣替え。
いつもなら暑くて袖を通したくない冬服も、今朝ばかりは、
ちょうど良いくらいの肌寒さです。

HPのごあいさつも入れ替えておきました。タカノハススキ、
別名矢筈ススキの花盛り画像に、ススキを表す文字をあしらいました。
日記の表紙のヤマジノホトトギスと共に、良かったら見てやってくださいませ。
右の→リンク先から行かれます。


さて、近所の公園で、6/15に葉っぱだけの姿を見たアカネに
お花が咲いているのを見つけました。

今日は可愛いアカネのお花をご紹介します。






アカネ科といえば、
ヤエムグラ、ヘクソカズラ、木の仲間ではコーヒーの木、クチナシなど 身近なものが多いですね。
その科の名前にもなったつる性の草の アカネです。
古くは染料としても用いられ、夕焼けの空を茜色というように赤い色の代名詞にもなっています。



まだ残暑厳しい、先月9/14、近所の公園でアカネのつぼみを見つけました。

07_1001_akane2.jpg

見覚えのある4枚偽輪生の葉っぱ。細かい刺でザラザラになった茎。

しつこく草刈りされる場所です。もう無くなってしまったとばかり思っていました。
しぶといですねぇ。さすがヤエムグラのご本家だわ。
ツブツブのつぼみを見て、花が咲くのを楽しみにしていたんですよね。



で、2週間後、もう一度見に行ってみました。ほっ、刈られずに生えてます。

07_1001_akane3.jpg

私の持っている図鑑の写真だと、ものすごく沢山茂っているし、
説明の中にも『茎のトゲなどで他の草などにひっかかってよく茂る』って書いてあるのですが、
近所の公園のは ちょぼちょぼです。でも、お花まで見られて良かった。(^^)



8/28の記事でご紹介したように、キャンプしに行ったお山の方でも見かけたんですけれど、
家の近所で会えるとなるとまた格別です。

07_1001_akane4.jpg

ほら、ちっちゃく可愛く咲いてましたよ。直径3〜4mm。
ヤエムグラのお仲間から見たら、大きなお花です。でも、ヘクソカズラよりは小さいお花です。
背丈も5〜7cmほど。うずくまらないと細部まで見えません。
ちょっと恥ずかしいので、写真に撮って 家でよくよく眺めましょう。



はい、拡大いたしました。

07_1001_akane5.jpg

う〜ん、つぶつぶつぼみに浮かぶ花びらの線。
開くと百合のお花のような横顔〜。でも、5つに分かれているのね〜。(ユリは6つ)
おしべは5本。しべの黒いのは花粉をまいちゃった後かな〜? 黒いしべの方が多かったです。
…と言うことは、咲いたのはもう少し前だったと言うことですね。

実はくろい液果。
めしべの花柱は2つ、ひとつのこともあるけれど、普通ふたつずつ くっついて実が付く…。

07_1001_akane6.jpg

あぁ、めしべの先がふたつに分かれているよ。
葉っぱ、花と見たら、次は 実を見てみたいな。まだ、気をつけて通わなくっちゃ。




そのうち手に負えないほど蔓延る…かも…しれないけれど、今のところアカネは 
か細い茎を伸ばしながら、ちっちゃい草たちと一緒に公園の地面で広がっています。

07_1001_akane7.jpg

写真じゃよく見えないけれど、細かいトゲがいっぱい付いてアカネはどこもかしこも、硬くてざらざらです。
葉の柄や葉の裏の葉脈の上もトゲトゲざらざらしています。これ、蔓延ったらやっかいかも…(^^;)

染料に使うのは、赤っぽい色した根っこです。赤い根っこだからアカネ…ね。(^^)

でも、とっても手間がかかるので、今、アカネの根っこで布を染めている人は少ないそうです。
その他にも、アカネの根っこは利尿や止血など。薬用にも使われてきたそうです。
ずっと人の身近にあった草の 目立たないけどカワイイお花。アカネのお花を見られて
本当に良かったです。出来たらもう少し 刈られないで残っててね。(^人^)





ブログ内関連ページ:

アカネ
2007/ 8/28付 「アカネの花など…」
2007/ 6/15付 「アカネ」



posted by はもよう at 17:23| Comment(8) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

たまたま、今日現場で見たような・・・。
似ているなあ・・・(笑い)。

ヒメジソと同じです(笑い)。
Posted by nakamura at 2007年10月01日 21:27
地味で小さな花なんですね。
Posted by ディック at 2007年10月01日 22:25
nakamuraさん、こんばんは。
現場にあったなら、これ↑かな?

可愛かったですか?猛烈に蔓延っていましたか?
Posted by はもよう at 2007年10月01日 23:19
こんなに小さくても季節に合わせて花をつけるのですね。

当地では草刈りされない薮もあるので、そこでは盛大にはびこっています。
花も盛大に咲いています。これもいずれ取り上げなくては。

黒い実に成るまで刈られないことを祈りましょう。
Posted by ひろし at 2007年10月01日 23:39
ディックさん、こんばんは。

はい、だいぶ小さなお花です。(^^)
Posted by はもよう at 2007年10月01日 23:49
こんばんは、ひろしさん。

はい、私が見た株は 小さくて弱々しい株なので、
本来の姿じゃないと思います。
盛大に蔓延った姿を見せていただけると嬉しいです。
黒い実 なるまで刈られないよう、私もお祈りしておきます。(−人−)なむなむ
Posted by はもよう at 2007年10月02日 00:07
●これがアカネ科のご本家なんですか。
アカネという可愛い名前からして、
もう少し派手なお花かと勝手に想像していました。
赤い根から来ている、のも初めて知りました。
地味なお花なので、見逃しそうですが、
ホンモノを見てみたいです。

タカノハススキ、見せていただきました。
秋、本番ですね。
カメラも急に忙しくなりました。
Posted by るな at 2007年10月02日 16:25
るなさん、こんばんは。
はい、これがアカネの花。
全国の茜ちゃん達ががっかりしそうな地味なお花です。
葉っぱの方が特徴的で、しかも場所が気に入れば猛烈に茂るらしいので、
有ればすぐに解ると思います。
茎も葉も、ヤエムグラと同様にトゲトゲざらざらですよ。

ススキの写真、見て下さってありがとうございます。
そうですね、
秋は写真に撮りたくなるものが多くて目も心もカメラも大忙しです。(^^)〜♪
Posted by はもよう at 2007年10月02日 18:29
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。