2007年09月30日

木の実 準備中(9月の2)

つい金曜日までは 32°〜とか言ってたのに、昨日10°も下がって、
今日はとうとう、20°にも届かない肌寒さです。
窓から見える桜並木にも黄色い葉っぱが目立ってきました。

さて、27日にはエゴノキ、ゴンズイ、サルトリイバラ、ツルウメモドキ、
28日にはナツハゼ、ネジキ、カマツカ、サワフタギの今の様子を見てきました。
今回はもっとおなじみ木を中心に 実り具合をチェックしていきましょう。
30日の今日は、コブシにアオハダ、ガマズミ、コナラ、クサギの5種です。

今、コブシの木を見るとギョッとするでしょうね。↓こんなのが沢山ブラブラしてますから。

07_0930_kobusi1.jpg

虫こぶでも病変でもありません、これこそが正常なコブシの実。実のサヤです。
今年は沢山 実りました。




このゴツゴツが熟してくると 黒くなり、裂けて中の赤い実を吐き出します。
赤い実には白い糸が付いていて ブラブラ揺れて鳥さん達を誘う仕掛けになっています。

近所の公園のコブシの実も、ずいぶん赤くなりました。

07_0930_kobusi2.jpg

あ、でも、赤い実をタネだと思っちゃいやですよ。タネはその中にちゃんと入っています。
チョコレート色でハートの形♪

赤い実は鳥さん達に大人気で、
鳥さん達はこの実をくちばしにはさんでお気に入りの木に飛んでいきます。
ゆっくり出来る場所で 器用に外側だけを食べ、中心のタネは地面に落とします。
ですから、これから先、鳥さん達に人気のありそうな木の下で、ハート形のタネを拾う機会が
あるんですよ。

形の良いものは少ないかもしれませんが、ハートのチョコチップみたいなタネはとっても可愛いですよ。
是非是非、探してみてくださいね。
手っ取り早く写真だけ見たい方は↓HPの方へどうぞ。

おなじみの木>山の木>コブシについて



隣町の公園のアオハダは、もう、何度か記事にしています。
この間、見に行ったときも かわいく赤く、雑木林で 目立ってました。

07_0930_aohada.jpg

こんなに愛らしい木なので、多くの人に注目して欲しいですね。(^^)



初夏に白い花を楽しんだ ガマズミもそろそろ実りの準備中。
最初、平たかった青い実が、少しずつふくらんで、少しずつ赤みがさして…、
今ちょうど 夕焼け色くらい…。

07_0930_gamazumi1.jpg

これも鳥さん達に人気の実。今日はまだ赤くないや…。鳥さん達、待ちきれないね、楽しみね。

07_0930_gamazumi2.jpg

すっかり熟す頃には 真っ赤に まん丸に なります。
鳥さん達との競争に負けなかったらまた、写真に撮って来ようと思います。



覚えていますか?去年はどんぐりが記録的な不作だったことを。
お山の熊さんも 食料が足りなくて困ってましたよね。
どんぐりはどうかな?隣町の公園でコナラの木を訪ねてみました。

07_0930_konara1.jpg

すんごいです。豊作です。コナラの枝先にこんなにびっしりどんぐりが付いているのを
見たことがありません。
しかもひとつひとつが大きくて重い。どんぐりの重さで枝がしなっているくらいです。

一足早くこぼれちゃったどんぐりは、夏の翡翠色から秋口の黄色ストライプへ衣替えしてました。

07_0930_konara2.jpg

ああ、定規と一緒に撮れば良かった。いつもの年より一回りは大きいです。すんごいなぁ。
今年のコナラどんぐりは立派です。



最後はきれいな青い実をご紹介。クサギです。
濃いピンクのガク(萼)に藍色の実。こんな個性的な実は、そうそう有るものではありません。

07_0930_kusagi1.jpg

奇麗ですねぇ、クサギの実。
染料にもなるそうです。自然素材からは、なかなか得られない美しい水色に染まるそうですよ。
見てみたいですね。(^^)
実が出来る頃になってもまだ、お花が咲いていました。
はいこれが、クサギのお花です。優雅なお花で黒いアゲハチョウが良く飛んできてくれます。

07_0930_kusagi2.jpg

お近くにクサギの木がない方に時々か聞かれますが、クサギの花は臭くないです。
むしろ、百合のような良い香りがします。
臭いのは葉や枝を傷つけられたときです。このときには、やるせなくなるほど青臭いのだそうです。

クサギの花は蜜までの距離が長く、小さな蜂やハナアブでは蜜を吸えないのです。
昼間は大型のアゲハチョウ、夜は長い口を持つ蛾を呼んで受粉を手伝ってもらいます。
夜、蛾を呼びたい花は皆、強い芳香を放ちます。クサギもまた、例外ではありません。

それにこの実を撮れたのは、その香りに誘われて探し当てたから なんですもの。
クサギのお花は良い香りですよ。まだご存じない方は、体験する機会があると良いですね。





ブログ内関連ページ:
コブシ
2007/ 9/ 1付 「街の木の秋支度」
2006/ 3/25付 「春の枝先 おなじみの木」
2006/ 2/27付 「身近な木の芽 その3」 ハナミズキ、コブシ、リョウブ
2006/ 2/10付 「身近な木の芽 その2」 モミジバフウ、イチョウ、コブシ、ハナモモ、オニグルミ

ずっと追いかけてます、コブシとハクモクレンの違い。その記録はこちら。↓

2006/ 1/16付 「ハクモクレンとシモクレンの花芽」
2005/12/10付 「ハクモクレンの落ち葉」
2005/10/31付 「みのり いろいろ(記事にした実、その後)」
2005/ 9/28付 「コブシの実 その後」
2005/ 9/ 9付 「コブシとハクモクレンの比較 (実)」



アオハダ
2007/ 8/ 9付 「アオハダの実」
2006/ 5/29付 「アオハダの花」
2007/ 5/29付 「アオハダのおばな」


コナラ
2007/ 7/30付 「7月のコナラどんぐり」
2007/ 7/25付 「カブトムシ発見!!」
2007/ 6/ 4付 「今年のどんぐりの出来」
2007/ 4/ 8付 「雑木林の芽吹き」
2007/ 4/ 4付 「ケヤキとコナラの芽」鉢植えの新芽
2007/ 1/23付 「ピンクのヘデラ」 鉢植えの冬芽
2006/ 3/25付 「春先の枝先(おなじみの木)」 公園の木の芽吹き
2006/ 3/ 8付 「コナラとクヌギの冬芽」
2005/11/ 3付 「ステンドグラス」 秋の葉
2005/10/14付 「コナラとクヌギどんぐり 今の様子」
2005/ 9/ 8付 「どんぐりの木の様子」 いろんなどんぐり



クサギ
2007/ 7/23付 「ウワミズザクラの実」 つぼみの様子
2006/ 3/30付 「木の芽いろいろ その1」
2006/ 3/14付 「身近な冬芽 その5」 冬芽
2005/ 9/27付 「クサギの実」 花と実の説明





HP内関連ページ:

おなじみの木>山の木>コブシについて 
おなじみの木>山の木>コナラについて 




posted by はもよう at 16:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
根岸森林公園を歩いていたら、パチパチっと音がしてびっくりしました。
コナラではなくてマテバシイの林のそばでしたが、台風で地面にたくさんマテバシイが落ちている。風が吹くと新しいのが落ちて、地面に敷き詰められたマテバシイのドングリにぶつかって撥ねているのです。
コナラもマテバシイも、あんなにたくさん落ちて無くなってしまったのではないか、と心配するのですが、枝にはまだまだたくさん付いているようです。
コナラやミズナラの木が立ち枯れする病気が北日本から南下してきている、という記事を読みました。ちょっと心配です。
Posted by ディック at 2007年09月30日 19:57
ディックさん、おはようございます。
私もその昔、ヨチヨチ歩きの娘を連れて秋の公園に行ったときに、
道に落ちるドングリの音に驚いたことを思い出します。(’、’)
先日は クヌギどんぐりの直撃を受けてびっくりしました。(^^A)

マテバシイはただでも一度に沢山大きなドングリをつけますから、
音も大きくて壮観だったでしょうね。

コナラやミズナラの立ち枯れの話は、私も気になっています。

キャンプ場でも、大丈夫かな?なんて見回してみました。
(なんの役にも立ちませんけどね。)
早く良い対策がとられるといいのですが…。

とりあえずは、温暖化防止に、小さいことからコツコツと頑張ります。(^^)
Posted by はもよう at 2007年10月01日 09:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。