おかげで部活動中の息子はびしょ濡れで帰ってきて、そのユニフォームを次の日も着るというので、
てんてこ舞いしました。
どんよりした雲の下、今日は仕方ないので息子抜きで、お墓参りに行ってきました。
わたし達は雨に遭わずに済みましたが、ところによってしまって雨に濡れた方もあったでしょう。
でも、そんな風に少しずつ、季節は移って 秋になっていくのですね。

今日は、霧雨の後のおさんぽで見かけた 草としずくの写真をご紹介します。
1枚目は、最近 数を増やしているムラサキエノコログサの穂と雨粒です。
こちらは 果実の形が面白い マメグンバイナズナ。

アブラナ科グンバイナズナ属、北アメリカ原産の2年草です。
タネがひとつずつ入った まん丸の果実がずらりと並ぶ穂の先。
この日は水玉もひとつずつのせて重たそうでした。
大好きなマメ科の花も 水玉と一緒に咲いてます。
マメ科はひときわ 水弾きが良いですから、水玉もころっころです。

こちらはハイメドハギ。マメ科ハギ属、日当たりの良い草地や道ばたに生える多年草です。
最近、身近にメドハギが少なくなっちゃって、これも多分、ハイメドハギですよね〜。
もう少し赤っぽいお花で、あまり地面を這い回らない メドハギはどこかな?
こちらはマメ科ヤハズソウ属のマルバヤハズソウ。ヤハズソウよりは少し目立つ可愛い花ですよ。
ちっちゃくて可憐な 萩の木のミニチュアみたいです。

茎の先にこれから広がる葉が畳まれているのですが、その、扇のような畳まれ具合が好きです。
葉っぱの上のまん丸な水玉。ころりんと転げちゃいそうですよね。
一雨ごとに秋が深まる今日この頃。
霧が降るような弱い雨の日は、水玉も奇麗につきますから、楽しみですよね。

これは…なんの穂かな?イネ科は難しくて。(^^;)でも、水玉はとびきり奇麗。
ビーズを編んだようです♪ きらきら〜☆
草の葉の上に 水玉がこんないたずらをしていきました。
ちょうど クモの抜け殻の上に落ちたしずくで、水晶のクモが出現です。

こんなに奇麗なクモならば、虫が嫌いな人でも見られるかな?
思いがけずに暑かったり、うっかり寒いめに会っちゃったりしますよね。
今、日本列島に雨を降らせている前線が北上すれば、本格的に涼しくなるそうです。
今年は、暑さも寒さも極端な年と予想する人もあるそうです。
賢く上手に 季節の変わり目を乗り切りたいものですね。
ブログ内関連ページ:
水玉
2007/ 7/ 8付 「コケオトギリと水玉」
2007/ 7/ 7付 「水玉さんぽ」
2007/ 5/16付 「カラスウリの芽など」 ヤマジノホトトギスの葉先のしずく
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2007/ 3/25付 「雨の日の桜」
2006/ 9/26付 「ヒメミカンソウ」
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2006/ 5/19 付 「5月の道ばたの草」 マメグンバイナズナ
2006/ 5/18付 「サルトリイバラの若い実」 葉の上の雨粒
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2006/ 3/12付 「きれいなもの あれこれ」 ムラサキケマンの葉の露
2005/11/28付 「ベンケイソウの仲間達」 タカサキレンゲとしずく
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2005/10/ 4付 「秋雨」
2005/ 8/24付 「ボタンヅルとセンニンソウ」 ボタンヅルと雨粒
2005/ 8/15付 「キャンプ報告 3」 葉のふちの露
2005/ 8/ 9付 「雨上がり」
マメ科
2007/ 7/14付 「アキノタムラソウなど」 ハイメドハギの花
2006/10/12付 「マメ科ハギ属の実など」
2006/ 9/18付 「ヤハズソウなど」 ヤハズソウ、ハイメドハギ、ネコハギの詳しい説明
2006/ 7/ 8付 「マメ科の葉 いろいろ」
これは、発想に一票!です。雨の滴が主役というのがうれしいですね・・・。
午前遅くに散策に出た時には雨露はなくなっていました。残念!
相変わらず、水玉を見つけるのが上手で説明文も洒脱でお見事です。
6月の私の記事をお褒めいただいたことを思い出しました。図々しく、TBしちゃおう。
下から二枚目はとくに素敵です。
清い一票ありがとうございます。
私、雨の滴党なんです。(^^;)
あら、しずくに間に合いませんでしたか。
今度機会があったら、6月の記事のような素敵な写真、また見せてくださいね。
よろしくお願いします。
そうですね、しずくは好きなのでついつい写真に撮ってしまいます。
ブログ内で関連ページを探したら…あるわあるわ。
下から2番目の写真は 大きな写真から線の面白いところだけをトリミングしました。
ディックさんも今度写してみてはいかがですか?
最初はきっと試行錯誤でボツばかりかな。