明日は息子が通う中学校の体育祭。組体操や学年種目など毎日 練習に励んできましたが、
いよいよ明日が本番です。お天気は…大丈夫そうですが、日差しをさえぎる物がないので
またまた日に灼けそうです。
さて、今日の記事も木の名前を持った草、今度はクワクサです。
クワクサは、クワ科クワクサ属、道ばたや畑、荒れ地などに多い一年草。
あら、葉っぱが似ているだけじゃなく、同じクワ科だったんですね。
クワクサって、こんな草です。

あ、ちょっと この写真じゃ、大事な特徴がよく見えませんね。
手元の図鑑によると
『クワ科にはクワ、イチジク、コウゾ、ホップ、インドゴムノキなど、有用植物が多いが草本は少ない』ですって。へぇ〜、インドゴムノキもクワ科なんだ。
で、少ない草のお仲間として、クワクサとカナムグラが載っています。「属」は違うんですけどね。
さてさて、問題のクワクサ。
特徴は、葉の付け根に付く、このモコモコです。

なんじゃこりゃ って思うでしょ。
お花です。お花のように見えませんけど。
おばなもめばなも同じモコモコに付くって、図鑑には書いてあるけど…
私が撮った写真の中で、一緒に写っているのは見つかりませんでした。
もしかして、おばなとめばなが一緒に付かないのはちょっと違う…とかあるかもしれませんが、
とりあえず、今持っている図鑑にはこれしか載ってないので、クワクサと言うことで。(^^A)
派手な花びらはありません。ツブツブしたつぼみが4つに分かれて、中からめしべの先(柱頭)が
赤いけばけばになってのぞくのがめばな。

4つに分かれた中から、白いヤク(葯)のおしべが4本元気良く飛び出すのが雄花です。

この辺はちょっと、ヒメコウゾのお花を思い起こさせる造りですね。
桑も 人々の暮らしと関わりの深い木。さて、桑の葉ですが…変化が多いですよね。

これ↑は若い木の葉っぱ。これじゃなくて…
これこれ、↓これじゃないと比べられませんよね。はい、桑の葉です。


で、こっち↑が、クワクサの葉。う〜ん、似てます?(^^;)
良かったら木の方も見てあげてくださいね。
HP内関連ページ:
おなじみの木>山の木>ヤマグワについて
やはり、雄花と雌花は別々の塊りのようですね。私の撮った写真でも一緒になっているのはありませんでした。
受粉の仕組みが面白いですね。
そう珍しくもないのですか。見過ごしているのですね。近くで探してみます。
はい、私が持っている図鑑にも『おばなとめばなは固まってつく』と書いてありますし、
写真も半々のものが使われています。
でも、自分で見たクワクサはどれも別々に固まっているように見えます。
不思議ですね。(^^)
元気に伸びるおしべが花粉をはじき飛ばすんですよね。
はい、草の桑、ありますよ。意外にありふれています。
今度、特徴のない草を見かけたらぺらっと葉っぱをめくってみてください。
もしかしたら クワクサかもしれません。(^^)