2005年08月02日

ナツズイセン

05_0802_natusui.jpg

ヒガンバナ科ヒガンバナ属。古い時代に中国から渡来したと言われる多年草。
観賞用に栽培されるほか、人里近くの日当たりの良い草地に
しばしば野生化している…と、図鑑には書いてありました。



冬咲くスイセン(水仙)には ちっとも似てないのに
なぜ、ナツズイセン(夏水仙)なのかと言う疑問が、webのあちこちで見受けられましたが、
スイセン(水仙)に似ているのは、葉っぱの方だそうです。
根っこ(鱗茎)も似ているって言う説明もありました。


この植物、「ヒガンバナ科」だけあって、面白い育ち方をするそうです。

まず、春 浅いうちに 葉だけ出すんですって。
20〜30cmの葉を モシャモシャ出して 養分を蓄えると、
初夏には枯れて、地面の上から 姿を消しちゃうんです。

で、夏も盛りの今頃、突然、
花の茎だけをニョキニョキのばして…咲いちゃうんですよ。
これが直径8cmくらいの…図鑑に寄れば、ヒガンバナ属最大の…大きな花で、
しかも まとめて数輪ずつ開くんです。
目立ちますし、驚きますよ、こんなもの突然咲いた日には。
でも、種は実らないんですって…。


別名は「リコリス」。
これはギリシャ神話の海の女神の名で、
学名(リコリス・スクアミゲラ)を元にした呼び方だそうです。
(ヒガンバナ属みんな、リコリス・なんとかかんとか〜 なんですけどね。)
「リコリス」で検索すると、ゴージャスな園芸種がいろいろ見つかります。


ヒガンバナの仲間ですので、もちろん(?) 有毒です。
食べられませんが、
根っこ(鱗茎)をすりつぶして、腫れ物の治療には利用してきたそうです。


まあ、なんにしても、この花…きれいでしょう?
うっすらと紫がかったピンク色です。
咲き始めはピンクで、咲き進むにつれて花びらの先から少しずつ
紫がかっていきます。
長いおしべも めしべも 優美な曲線を描いています。
…でも、実らないんですよねぇ。


実はこの花、公園のとても目立つところに咲いているのですが、
毎年出会えるとは 限らないんですよ。今年は、久しぶりのお目見えなんです。
前回お会いできたのが、もう、いつだったか忘れちゃうほど前です。
どういう条件だと咲くのかな?
いつか 春先に出ているはずの葉っぱも ちゃんと写真に撮って見たいものです。


このナツズイセン…花だんに植えられてはいないのですが、
自分で種を飛ばして芽吹くことは出来ないので、たぶん 誰かが植えたんです。
だから、"花だんの花"の カテゴリーに入れておきますね。
今度はいつ、会えるかな?(^^)


posted by はもよう at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 花だんの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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