今日は 恐怖の8月31日!!子どもの頃、この日が来るのがいやだったっけなぁ…。(^^;)
子ども達の夏休みの宿題にはどうやら目処が付きそうです。私も、宿題を片付けなくっちゃ。
ずっと追いかけてきたアオギリの実。
キャンプに猛暑に、その他もろもろで とうとう最後の一番気になっていた場面を見逃してしまいました。

しかもこれは、今まで見てきた近所の木ではなくて、娘を連れて行った美術館のお庭のアオギリです。
ちょうど、アオギリの木があったんですよね。
でもって、あらら、分果が開き切っちゃってるわ〜…と、見あげて写真を撮ってきました。
ですから、この写真ですでに8/17のものです。

赤黒い 手の指のようだった5つの分果が 少しふくれて、
灰色がかった緑色の豆のさやのようになったところまでは 見ました。
開いて『果実が成熟しきる前に果皮が割れ、種子は裸出し…』のところを見届けたかったなぁ…。
そこが一番見ごたえがありそうだったのに…。残念です。
この様子は、『白岩先生の植物教室』でつぶさに見せては頂けるのですが、自分で見たかったです。

近所の木と違って、この木は花だんの真ん中に立っていて、真下へ潜り込めません。
見る角度が制限されてよく見えないですぅ〜。(><)
5つの分果が開くとき、ちょうどエンドウ豆のサヤのようになるんですよ。
よくよく見ると、果皮のふちについている果実が まだ瑞々しくってまん丸のまま…のようです。
ああ、もうちょっと近くで見たいなぁ。

果実は一気に熟して、早いところでは8月末には 散り出すそうです。
もう散り始めているのかな〜?
もしかしたら、少し古い時代の植物の特徴を示しているのかもしれないアオギリの実り。
今度こそ、この目で見るぞ…。(^^)なんちゃって〜。
ところで、都内の とある区立美術館のお庭のこの木は 被爆2世の木だそうです。
被爆したアオギリが広島で大切に保護されているのですが、この木はその子孫です。
平和の大切さを広くみんなに知らせるために 全国各地に植えられているそうです。
大切な使命を持って 立っている木なんですね。
ブログ内関連ページ:
アオギリ
2007/ 8/ 4付 「5個の分果」
2007/ 7/20付 「アオギリ・受粉済みのめばな」
2007/ 7/11付 「アオギリ開花」 おばなとめばな
2007/ 7/ 3付 「アカメガシワなど…」 つぼみ
2007/ 1/25付 「冬のアオギリ」 冬芽
2006/ 6/24付 「初夏の実りなど」 アオギリのつぼみ
2006/ 5/18付 「あの木のその後」 新芽を開くアオギリ
2006/ 5/ 6付 「4月に出会った木の芽」
2006/ 3/14付 「身近な木の芽 その5」 冬芽の様子
2005/11/11付 「アオギリの実」 詳しい説明
参考ページ
「白岩先生の植物教室」 四季に生きる草木と昆虫
表紙
「アオギリ」
◎見てびっくりのアオギリの実り方。是非一度ご覧下さい。
ミズアオイ先生の「石川の植物」
表紙
「取材日誌 2004年版」
◎2004/7/11に おしべの葯の様子、2004/7/17に 若い実の様子が載っています。
盛りだくさんなので 見るのはちょっと大変かもしれませんが、とっても面白いです。
「岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)のホームページ 」
表紙
アオギリ
花と果実
◎こちらもいつもお世話になっている波田教授のページです。
こちらも鈴なりの木が多いようです。
高木が多いから、見るのも大変ですね(笑い)。
白岩先生の研究室は、さすがですね・・・。
今、鈴なりですよね、アオギリの木。
そうなんです、白岩先生の研究室はすごいんですよ。
よくお世話になっています。(^^)