2007年08月09日

落ちてたコウモリ

何かある時って重なるものですね。
今朝、ゴミ捨てから戻ったら、家のそばで、奇妙なものを見かけました。
枯れ葉のような虫のような…?何だろう。近づいてよく見ると、うずくまったコウモリでした。

子どもが群れからはぐれちゃったのかな?今日はとんでもなく暑くなる予報でしたし、
鳥にでも喰われては可愛そう…と、家に連れ得ることにしました。

07_0809_koumori1.jpg







我が家の周りには、コウモリがたくさん住んでいるんですよ。
ねぐらはどこか解りませんが、夜になるとうちの周りを飛び回っているし、
夜の居場所を我が家のすぐそばに決めているらしくて、フンがたまって困ったりしています。

時々、落ちているのを見かけて、保護してきました。
まぁ、昼の間 預かって、夜に仲間が来る頃、放してやるだけなんですけどね。

でも、何となく写真を撮る機会が無くて、そのままになっていました。
これはよい機会。
少し我慢して、モデルになっていただきましょう。
毎度毎度、フンの掃除をさせられているんだから、そのくらい許してよね。(^^)

07_0809_koumori2.jpg

はじめて、コウモリのフンを見たときには、何だか解らなくて驚いたものです。
鳥のフンにしてはコロコロで乾いていて、
でも、虫のフンにしては大きすぎて…何が一番近いってネズミのフンだよなぁ…。
でも、この辺で、こんなにフンするほどたくさんのネズミが出たら、
もっと大騒ぎになってるはずだし…(いや、そのくらい大量だったんですよ。)

で、ある時、夕方の空を 上から糸でつっているような 変な飛び方をする生き物を見かけて、
コウモリだ!!って解ったんです。

07_0809_koumori3.jpg

それから何度か、保護するようになって、実際に接してみると、
そのか細い体に ちっちゃい目、おくびょうそうにうずくまる姿…どれをとっても可愛くて。

細〜い骨の間に張られた革製の翼もはかなげで、ちっちゃい体で精一杯生きてる姿に感心しちゃいます。

07_0809_koumori4.jpg

それによく見れば、ほら、ぷにゅっとしてて可愛いでしょ。(^^;)
この子はうずくまった姿で、頭の先から、おしりのところまでで3.5cm 。
子どもか…若い個体ってヤツ?


あっちこっちに引っかけるための鋭いかぎ爪。

07_0809_koumori5.jpg

本当は羽を広げた姿を撮りたかったんだけど、弱っていたらいけないから、
遠慮して、翼のそばの大きい骨の所を計ると、2.5cm。

07_0809_koumori6.jpg

折れちゃいそうなくらい細いの。毛皮は まばらで ぽやぽや〜。(^m^)むふっ



で、こっちがお尻。

07_0809_koumori7.jpg

黄色矢印のあたりが、呼吸のたびに激しく上下します。
赤矢印のあたりがしっぽ。
でも、これで全部じゃなくて、もう少しお腹の方に折りたたまれている模様。
革製の翼は 人にたとえるなら、両方の手首から始まって、両足の足首を通って、
(人には無いけど)しっぽでぴんと張る形。多分しっぽはかなり重要なんじゃないかな。

右足のところの白い部分がなんとなく、怪我して出た体液が固まっているように見えるから、
もしかして、あんよが痛くて群れについていけなかったのかな?なんて。いや、解りませんが。



もう良いでしょう?昼間は眠いんだよねぇ。

07_0809_koumori8.jpg

何だかそんな表情なので、ペットボトルを切り開いた急ごしらえの容器にティッシュをひいて
玄関で暗くなるまで待機していてもらいます。



鳥インフルエンザやツボカビを持ち出すまでもないでしょうが、野生の生き物には
どんな細菌がついているのかわかりません。保護、観察したいときには、十分にご注意下さいね。



さて、今回のこの子、webで名前探しです。
手元の図鑑で見当をつけて検索〜。どうやら、アブラコウモリというのが、
街中でも普通に見られるコウモリとして棲息しているようです。

バッチリこの通り!って写った写真が見つけられなかったのですが、たぶん、
アブラコウモリでいいと思います。
図鑑によれば体の大きさは 4〜6cm…っていうことはやっぱり子どもか若い個体ってヤツですかね。
8月初旬は巣立ちの季節だそうですから。

時々、群れからはぐれて 地面に落ちているのを子どもに拾われたりするそうです。
特別なことをする必要はなく、元気が出たら、放してやればよいようです。
うん、うちでもそうします。

いつもすぐそこを飛んでいるのに、なかなか写真に撮れなかった小さな 身近な生き物。
今回ちゃんと撮れて良かったです。
こんどは遠慮しないで翼を広げたところも撮っちゃおうかな。(^^)

コウモリってイメージは悪いですが、アブラコウモリは民家に住むのが好きで、別名はイエコウモリ。
軒や屋根裏を間借りする代わりに、蚊やカメムシをばんばん食べてくれる夜空のパトロール隊です。

ちょっとフンの始末はめんどくさいですが、可愛いですよ。仲良くしてあげてくださいね。
ちなみに、血を吸うコウモリは日本には住んでません。ご安心を。(^^)v


posted by はもよう at 16:36| Comment(14) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コウモリが飛ぶのは何回も見ていますが、落ちているのには会ったことがありません。
子供なのですか。
いろんな角度から貴重な写真が撮れましたね。
元気回復して飛び去ってくれるといいですね。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年08月09日 17:49
うーむ、グレムリンという映画を思い出しますね。家にいれば情もうつるでしょうが、ぱっとみたときは、悪役面ですね。
たまたま今日、新木場の歩道でネズミの死骸を見たのですが、ネズミは鼻が尖っているけれど、コウモリって平べったい顔なんですね。しげしげと眺めてしまいます。
一番下の写真、かわいく撮れてますが、眼が大きく写っているからでしょう。人間は目の感じで生き物を判断しがちですね。
しかしまあ、家のそばでコウモリとは…。
Posted by ディック at 2007年08月09日 19:40
●先日、夕方の空にヒラヒラ団体で飛ぶ
黒い物体(?)を、
あれ、コウモリかなぁと見ていました。
子どもの頃(かなり前の話です)、
夏の夕方、空いっぱいに小さなコウモリが飛んでいたのを思い出しました。
今どき、コウモリなんていないよなぁ〜
と思いつつ帰りました。

やっぱりアレ、コウモリやったんだなと
はもようさんのブログを見て納得。
あんがい愛嬌のある顔ですね。
しげしげとこんなアップで見るのは
初めてです。
いいもの見せていただきました。
(変な言い方ですね)
Posted by るな at 2007年08月09日 22:40
私の幼年時代、東京の下町にもコウモリが飛んでいました。暗くなりかかった夕方、
遊びの帰りに空になにかを投げると餌と間違えたコウモリがサーッと飛んできて飛び去っていったものです。
最近、当住宅街でもコウモリらしき飛行物体を見かけるのですが、本当にあのコウモリなのでしょうか。
Posted by ひろし at 2007年08月09日 23:14
コウモリを保護されるなんて、
はもようさん偉い!!
なかなかできそうでできないとことだと思います。
きっと、コウモリ君、喜んでいると思いますよ!

自分は、まだコウモリを至近距離で見たことがありません。
よ〜く見ると本当かわいい顔ですね。
Posted by bigtree at 2007年08月09日 23:17
こんばんは。

はもよう研究室の面目躍如、オッと、言い方が古いでしょうか(笑い)。

彼らと時間帯が違いますから、恥ずかしがり屋なのでしょう・・・。
Posted by nakamura at 2007年08月09日 23:22
おーちゃんさん、こんにちは。
はい、多分巣立ち直後の子どもかと…。
うちの近所ではよく落ちてます。今年も2匹目です。
眠かっただけらしく午後からは元気が出まして…、
逃げ出して家の中で見失い、とうとう逃がしそびれました。(^^;)
朝、見つけて、ペットボトルに戻しました。
今日の夕方こそ、群れに帰したいです。
Posted by はもよう at 2007年08月10日 11:31
ディックさん、こんにちは。
グレムリン♪はいはい、有りましたね、そんな映画。可愛いときはギズモでしたっけ?
まぁ、この子たちは逃がしてもすぐそばに毎日出勤(?)してきますから。

そうそう、ネズミとモグラは尖り顔ですが、コウモリはぺちゃんこですね。
最後の一枚は精一杯のサービスショットかも(^^)可愛いでしょ。
Posted by はもよう at 2007年08月10日 11:36
るなさん、こんにちは。
私も、子どもの頃に見た覚えがありましたが、もう居ないだろうと決めつけていました。
だから、ネズミのようなフンの主がコウモリだと気付くまでずいぶんかかりました。

今ではだいぶ身近な生き物になりまして…
このように、「よく見ると可愛いのよ。」なんて、擁護したりしています。(^^;)
特に子どもは、どこの子も一度見ると大抵はメロメロになっちゃいますね。

アブラコウモリは人の家にしか住まなくて、お山の中や野中の一軒家には居ないそうです。
最近見かけたのも、コウモリかも しれませんよ。(^^)
Posted by はもよう at 2007年08月10日 11:42
ひろしさん、こんにちは。
私の子どもの頃にも、東京の下町でコウモリを見ましたよ〜。
廃屋や大きな工場の有るあたりがねらい目でした。
暗くなりかけの空にコウモリ…ちょっと不気味でスリリングな時間でした。(^^)

同じかどうかは解りませんが、
このアブラコウモリだけは、人家にしか住まず、
今でも住宅密集地で見られるコウモリだそうです。
用水路や川のそばで飛んでる虫を捕らえようとヒラヒラ飛び回っているそうですよ。
Posted by はもよう at 2007年08月10日 11:49
bigtreeさん、こんにちは。
可愛いでしょ、コウモリ(^m^)。

落ちてるコウモリを、助けたくなっちゃう人は少なくないですよ。
web検索しても、たくさんいらっしゃいました。
でも、よくよく読んでみたら、別に弱っているわけではないので、
放っといても良いケースが多いらしいです。

今回のコウモリちゃんも午後になったら動きが活発になって、
一度逃げ出しちゃいまして、お家の中で見失い……逃がすタイミングをのがしちゃいました。
コウモリ様ご連泊〜(^^;)。今日こそは外に出すぞ〜!!
Posted by はもよう at 2007年08月10日 11:56
nakamuraさん、こんにちは。
そうですよね。コウモリが忙しい頃は、主婦も大忙しの時間帯ですから、
あんまりご縁がないはずなのですが、
この子たち、落とし物を大量にしていくので、否応なくつきあわされています。

でもね、この顔見ちゃうと憎めないんですよね。
しかも、時々、忘れないように、こうやって落っこちてたりするし…。(^^;)

はっ(゜゜!)、もしかして、いいように利用されてる?
Posted by はもよう at 2007年08月10日 12:01
はもようさん、こんにちは。
わたしも10年ほどまえに、コウモリ君を育てたことがあります。
以前住んでいたところで
学校で拾ってきて、半年ほど家で育てました。
まだほんとに赤ちゃんでした。
たしかはじめは牛乳をスポイドで飲ませて、
少し大きくなると、釣りのときのえさの
ミルワームをつぶして、
口に入れていました。

夏休みは箱根へ遊びに行ったのですが、
そのときも、連れて行きました。
パーキングで牛乳を買って飲ませてあげたのを覚えています。
富士山の5合目まで登ったので、
珍しいコウモリかもしれません。

育て方は、大阪にある動物園に問い合わせて聞きました。
親切に教えてくださったので、
育てることができたのだと思います。

2ヶ月近くで
飛ぶことができるようになったのですが、
どうも、長く飛べなくて、すぐに落っこちてしまい、
自然に戻すことができませんでした。

結局、最後は冬が越せなくて・・

元気で、飛んでいけるといいですね。
夜空をすいすいと思いっきり
飛べるように祈っています。
マーたんの分も飛んであげてください。
真っ黒だったので、マーたんと名づけました。

今もでっかい、真っ黒な子がいますけれどね。

Posted by ブリ at 2007年08月11日 11:48
ブリさん、こんばんは。
あら、ブリさんもコウモリを助けたことがあったんですね。
マーたん…かわいいお名前でしたね♪

写真の子は、この後 ちゃんと帰しました。
ペットボトル製の即席観察ケースから出て、すぐに、
仲間と鳴き交わしながら飛んで行っちゃったそうです。
この子たちは、地面や壁にべたっとお腹を付けて止まるので、
地面に張り付いていると、弱って倒れているように見えますが、
実は何もしてやらなくても、良かったのかも?(^^;)
Posted by はもよう at 2007年08月16日 00:23
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