2007年07月31日

サルスベリ

07_0731_sarusberi01.jpgようやっと晴れて、今日は少しですが青空を見ることが出来ました。
今日で7月も終わり。HPには「8月のごあいさつ」カードを飾っておきました。


娘の夏期講習も、前半戦を終え、しばしの休憩に入ります。
で、明日はのんびりするのかと思ったら、こんどは部活動ですって。高校生も大変です。

息子は練習試合。
1年生ですから、出してもらえたとしてもほんのちょっと。
でも今日は自分なりに満足出来るところが、少しはあったようで、帰ってくるなり、お話が止まらなくなっちゃいました。

今年の夏休みは2人とも、馴れないことだらけで
大変ではあるけれども、充実したものになりそうです。
母は、精いっぱい応援しなくちゃなりません。頑張ろう。

今日の写真は久しぶりの青空と、元気いっぱいのサルスベリの花。





今、盛りですよね、サルスベリ。
元気良く 伸ばした枝に丸っこい葉っぱを並べて、枝先に薄紙の花を張りつけたみたいに、
くしゃくしゃっと花を咲かせて。

07_0731_sarusberi02.jpg

白、赤、薄紅、紫…と、花色のバリエーションも増えてきたようですが、
うちの近所のあるのはこの、オーソドックスな花の色。
サルスベリはミソハギと同じ科に属するお仲間さんなんですよね。

木と草の違いはあるし、花の形、葉の付き方、何をとっても似ていないんですが、
唯一、花の色はそっくりですね。


サルスベリについてはweb日記の頃に結構詳しい記事を書いているんですよ。
もう一度書いても、基本情報は変わらないので、ここにもう一度コピーしておきます。


〜〜〜〜〜〜2004/8/4の日記 再掲〜〜〜〜〜〜



今日の花は、サルスベリです。ムクゲと同様、夏中咲いている花ですね。
ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。(紅葉の写真は、去年の11/11の日記に載ってます。)
別名は百日紅(ヒャクジッコウ)。

うす茶色(淡褐色)の薄い皮がはがれた後が 白くて、猿もすべって登れまいと思われるほど、
幹がなめらかですべすべしています。
とあるサイトさんでは、この幹の様子が(お釈迦様とゆかりの深い)沙羅双樹の木を連想させて、
お寺などに植えるために 江戸時代に中国からやってきた と紹介していらっしゃいました。
ナツツバキ(別名:シャラノキ)の幹も、似た感じてすよね。
学名にも"インドの"って言う意味の言葉が入っているんですけど、お釈迦様もごらんになったんでしょうか?

花は枝先に穂のようになって(円錐花序)咲きます。
固まって咲くので、一輪の花の姿をちゃんと見ることは少ないかなと思い、
今回はあえて、一輪だけの写真を使ってみました。
玉のようなつぼみが開くと、中から6枚の花びらが出てきます。
花びらは、平らにのばせば 卵形なのですが、しわだらけのまま現れて、そのまま散っていきます。

その昔、シワ加工の服がはやりましたが、先駆者はサルスベリだったんですね(笑)。
シワシワのままの花びらも個性的ですが、花びらの付け根が(葉っぱみたいに)細い柄になるのも変わってますよね。

めしべは一本、おしべはいっぱい。で、そのうち 外側の6本だけが長く伸びるそうです。

こんなに凝っていて、変わった形の花なのに、
枝先に ごちゃごちゃっとまとまって咲いちゃうんですから…、もったいないというか何というか…。
園芸種も多彩で、花の色は写真の濃いピンクのほかに薄いピンクと白があります。
うどん粉病に弱いのですが、品種改良も進んでいるそうです。


夏の日盛りにサルスベリの花を見かけたら、ちょっと、その、凝りに凝った花の造りを見てやってくださいね。


〜〜〜〜〜〜〜2004/8/4の日記・再掲ここまで〜〜〜〜〜〜〜




これ↓が花、一輪分です。左端←に写っている丸っこいつぼみがパカッと開くと…

07_0731_sarusberi03.jpg

花びらは6枚、花びらの根元は茎のように細くなっていて、めしべが一本、
おしべはたくさん…という花の姿が見えてきます。
外側の6本のおしべだけがみょ〜んと長く伸びて、その他大勢とは違う顔をしてみせます。

これが実です。去年実ったまま、カラが枝先に残っていました。

07_0731_sarusberi04.jpg

つぼみも丸かったけれど、実も、同じように丸いんですよね。
6つの切れ目が入って、パカッと割れてタネをこぼします。



花の造りも変わっていますが、サルスベリは葉っぱの付き方に特徴があるんです。

07_0731_sarusberi05.jpg

こうやって眺めても解りませんね。(^^;)

普通、葉っぱの付き方には 2枚ずつ向かい合っての「対生」、
一枚ずつ互い違いの「互生」、一カ所に束になって付く「束生」などがありますが、

サルスベリの葉は、2枚ずつ左右交互に付く、かなりの変わり種。
コクサギという木の名前をとって、「コクサギ型葉序」と言います。

ただ、ちょっと見じゃあ、よく解らないんです。解りやすいアングルを求めて、
ずいぶん何度も写真に撮りましたが、なかなか上手く写りませんでした。

でも、これ、↓これではいかがでしょう。

07_0731_sarusberi06.jpg

ものすごく微妙なので、解りやすいように矢印を足しておきました。
よーくよーく見ないと、対生かと思っちゃうような葉の付き方ですが、
ほんのちょっぴりずれているんですよ。

「コクサギ型」に葉っぱが付く木は、
今のところ、コクサギとサルスベリしか知りません。


へんてこで個性的なサルスベリ♪今度見かけたら、枝を引っ張って、
葉の並び方を確かめてみるのはいかがでしょうか…。(^^)


ブログ内関連ページ

2006/11/12付 「ステンドグラス2」 紅葉


posted by はもよう at 23:21| Comment(7) | TrackBack(1) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「コクサギ型葉序」ですか、勉強になりました。
舞岡公園には1本だけ植栽されているのですが、いつも開花は8月中旬以降です。
鎌倉では有名な寺が幾個所もあってよく撮影に行くのですが、葉っぱまでは気づきませんでした。
Posted by ひろし at 2007年07月31日 23:51
ひろしさん、こんにちは。
暑いですね。(^^A)昨日よりまた、一段とよく晴れましたよ。

面白いでしょ、コクサギ型葉序。
私が見た本を書いた人は、千鳥足の様と思うそうです。
でも、なかなか 一目で解る枝が無くって、探しちゃいました。
お寺に多いのは沙羅双樹をイメージしてなんですって。
良かったら今度、枝先を見てみてくださいね。(^^)
Posted by はもよう at 2007年08月01日 16:38
こんばんは。
>「コクサギ型」に・・

なるほどでした。
のちほど、TBしてみます。
Posted by nakamura at 2007年08月01日 22:49
nakamuraさん、こんばんは。
TBありがとうございました。
こちらからも後ほど送らせていただきますね。
Posted by はもよう at 2007年08月02日 00:46
へえ、「コクサギ型葉序」ですか。おもしろいですね。土曜日になったら、さっそく実地検分に参ります。
Posted by ディック at 2007年08月02日 07:27
サルスベリの花ですが、昨年は根岸の駅前で青空を背景に撮影。今年は近所に見つけて近寄ってカメラを向けたら、なんともまとまりのないややこしい花ですね。近寄ったらよい写真にはなりそうもない。
雄しべはふにゃふにゃとだらしがないし、花びらは萎れているみたい。
ところが青空を背景に少し遠くから眺めるとじつに美しい。
昨年根岸駅前に行ったのは耳鼻科に行ったのでした。それからじわじわと体調を崩し、ひと冬苦しんで1〜3月は肺炎だとまで言われたのでした。今年は気をつけよう。
Posted by ディック at 2007年08月02日 22:33
ディックさん、サルスベリは絵になりにくいですかね。
どうしてこんなに?と思うほど凝っているんですけれど、確かにまとまりはないかも。
で、少し離れてみるととっても奇麗ですよね。

最近年が変わるたびに花色が増えているような気がします。
とうとう今日は、真っ赤な花を見かけました。
サルスベリのイメージが根本から覆りそうです。
Posted by はもよう at 2007年08月03日 14:48
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サルスベリ 魅惑の紅
Excerpt:  我が家に白いサルスベリが咲き出した・・・。 重そうに花房を垂れているが、どうにも絵にならない。  アップの写真を撮るには脚立が必要だ・・・。 そこまでする意欲が湧いて来ないので、南房総で撮った紅いサ..
Weblog: 土のうた
Tracked: 2007-08-01 22:54
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