霧雨でもかまわずに、遊ぶ小学生の声も聞こえてきました。蒸し暑いから少しくらい
濡れたって平気なのかも。元気だわ。
さて、学期末の何だかんだや台風などで、行かれなかった「北向きの斜面」。
7/20に行ったときに、
大々的に草刈りされて、ヤマユリしか残ってなかったのは記事にしました。

いつもは、草ぼうぼうの斜面が登れず、下から精一杯ズームして眺めていたウワミズザクラ。
実がだいぶ色づいてきて、見るたび表情が違います。
刈られたら刈られたで、他の草が目をさます。そんな柔軟でしたたかな野草たちを見ていると、
私にも少しは「雑草魂」が宿るみたい。
チャンスとばかりに、斜面を登って、いつもなら撮れないウワミズザクラを見てきました。
草刈りの人の足跡かしら?斜面に ちょうどイイ感じに 足がかりが残ってました。
ひょいひょいっと登って、こんにちは〜。

うぉ〜っ!!なってる♪なってる♪赤、オレンジ、黄色…奇麗だな。
あ、せっかくここまで来たんだから、ちょっと冷静になって葉っぱの写真も撮っておこう。

なんですか、ソメイヨシノとは違う位置に蜜腺が付いているって聞いたのですが、
見あたりませんでした。
思ったより、ずっと色濃くてしっかりした葉っぱでした。
まあ、春の若葉と夏の葉では違うのも無理ないかもしれませんが。
さて、問題の実ですが…

もうずいぶん色づいてます。数が減っているのも気になります。
実るのは早めですし、
もしかしたら、赤くなるそばから鳥さんのお腹に入っちゃうかもしれません。
一期一会だ。よし、もうワンカット!うひゃ〜っ!!奇麗だなぁ。

図鑑の写真みたいに、枝に鈴なりの真っ赤っか…っていうのは撮れないかもしれません。
でもまあ、それも現実だから仕方ないか。(^^;)
7/20「隣町の公園裏の北向きの斜面」のウワミズザクラ、こんな感じに実りかけです。
ついでに、ムラサキシキブはこのくらい。

う〜ん、つぶつぶの実がいっぱい。秋が楽しみです。
それから、ちょっと遠くの木の枝先には…?…なんだろ。花かな実かな?
精一杯のズームで撮影。

画像を拡大してみると…あっ、

クサギのつぼみだ。
熱帯夜に百合にも負けない香りを放つ クサギのお花も準備中でした。
昼間は蝶々、夜には蛾が来て蜜を吸っていくんですよね。
楽しみね、蝶々と蛾のみんな。もう少しだよ。
ウワミズザクラの赤い実、ムラサキシキブの紫色の実に、クサギの青い実。
秋には いろんな実が見られますね。楽しみだな。
2007/ 4/23付 「ウワミズザクラなど」
2007/ 6/18付 「木の実準備中 その3」 若い実
2007/ 7/ 3付 「アカメガシワなど…」 柄が赤くなってきた
ウワミズザクラの実、御地の方が赤くなりかたが進んでいるようです。当地では、まだあおい実もあり、また実のつき方(残り方)はもっとまばらです。
クサギの蕾は当地と同じくらいです。
ムラサキシキブも実のつき方がまばらな木も多いですね。
草刈りにもいい効果…と言うことにしておきます。(^^;)
私が見ている草はほとんど、
定期的に草刈りされる環境が好きで生えているものですから、
致し方有りません。
あとちょっと待ってとか、コレだけは残して置いてとか…とかとか…
わがままになりますので我慢します。(^^A)
そちらは、お花の咲き出しは早くて、実りはゆっくりなのかしら?
うちが内陸で、そちらが海の方で…とか、
この場所が北向きで、
南向きの斜面より花が遅くて実りが早いとか…
いろいろ条件はあるようですが、
いずれも些細なものなので、
ささやかな違いでもこうして、実り方の違いという現象になって現れる
…というところが面白いですね。