今日は娘が初めて”大学”っていうものを見てくる日。
高校主催の大学見学会なんですよ。お昼は学食で食べるんだって。(^m^)
息子の方は部活動も本格的に始まって、昨日は「疲れた〜」って言いながら
帰ってきました。頑張れ。(^^*)
ン、でもって、母はのんきに 以前から気になっていたお花を見に行ってきた
結果をこうして記事にまとめています。
今回のターゲットは スペシャルにユニークな木「アオギリ」です。

いよいよ、去年からねらっていた お花の季節を迎えました。
キリと名が付くけれど 花も実も、タンスや下駄でお馴染みの「桐」とは似ても似つかぬ、
アオギリ科アオギリ属の落葉高木、アオギリ。
幹が 茶色じゃなくて、青いからアオギリです。(厳密に言うと緑ですケド。)
中国では鳳凰が住む聖なる木と言われているそうですよ。
でも、なんと言ってもユニークなのは 実とその実り方。
詳しくは いつも(勝手に)お世話になっている
「白岩先生の植物教室」に 素晴らしい形でまとめられていますが…、
ちなみに今回の (勝手に(^^;)) 参考 ページ
「白岩先生の植物教室」 四季に生きる草木と昆虫
表紙
「アオギリ」
◎見てびっくりのアオギリの実り方。是非一度ご覧下さい。
ミズアオイ先生の「石川の植物」
表紙
「取材日誌 2004年版」
◎2004/7/11に おしべの葯の様子、2004/7/17に 若い実の様子が載っています。
盛りだくさんなので 見るのはちょっと大変かもしれませんが、とっても面白いです。
そんなにユニークなら、せっかく身近にあるのなら、自分の目で確かめてみたいじゃありませんか。
そこで、ずっとチャンスをうかがっていたのです。

何しろ大きくなる木です。枝先の小さな変化を観察するのは難しいです。
その上、この木は園芸種。公共の場に、街路樹や公園樹として植えられる事が多いとはいえ、
だれかの持ち物で、近づけないところに植えられている木も多いのです。
去年は花数も少なく、私の方も用事があって通いきれなくて、
つぼみを写真に撮るのが精一杯でした。
今年はびっくりするほど花付きも良く、…と言うことは低い枝に咲く花もあり…
チャンスとばかりに 日参しそうな勢いです。←おいおい

どうですか?茶色いのはつぼみです。たくさんあるでしょう?
この中におばなとめばなが咲くそうです。ん〜、どれかな?
白岩先生の説明ですと『めばなはおばなより少し早く (3日くらい前) 咲き…』ですが、
「ミズアオイ先生」のご説明によると、まずおばなが開いて、3日くらい後にめばなが開いて、
その後もう一度、おばなが咲くそうです。2度目のおばなは保険がわり…かな?
これは7/6の画像。茶色の粒が開いて、中から白っぽくて黄色っぽい物がでています。

これがおばなです。白っぽく細長いのは花びらではなくてガク(萼)です。
5つに分かれていて、付け根が黄色っぽいくて、咲いてるうちに次第に赤っぽくなるそうです。
ガク(萼)の真ん中からにょーんと伸びているのがおしべです。長さは1.5cmほど。
この花のおしべは少し変わっていて、
先っちょの丸いところに、10〜15個のヤク(葯)がぎゅっと固まっているのだそうです。

触ることが出来たなら、3D(立体)パズルよろしく、バラバラになってしまうのでそうです。
これは顕微鏡写真まで駆使して 植物の構造やしくみを見せてくださる
「ミズアオイ先生」の取材メモの中で見つけました。…お、おもしろい…。
さて、3日後です。
7/9のアオギリ…。現地で、道行く人の視線を浴びながら観察するのは辛いので、
ささっと撮って、家に帰ってパソコンで拡大してから、ゆっくり観察です。
さてさて〜、めばなは咲いたかな〜?
精一杯拡大して、画面の隅々まで、なめるように見ていきます。

あれ?これ。3日前の画像には登場しなかった形の花が咲いてます。赤い矢印のところ。
5つに分かれたガク(萼)…は、ちゃんと、むいたバナナの皮みたいに付いてます。
その上、にゅって伸びて、ころんと丸いのが付いていて、それからまたにゅーんと伸びてます。
ころんの部分は半分赤くて、半分黄色。
白岩先生が、
『(めしべの)つけねに退化したおしべをつけ…』って載せてくださった写真に似ています。
めしべの先は平たくて、5つに分かれているそうです。
ん〜、左上の赤いところ、こっち向いてる方のてっぺんが微妙に5角形に見えませんか?
これ…めしべでいいのかな?
7/6の写真には ほぼ、写っていません。
結論は、今後の観察を待つことにして…、いよいよ これからが見せ場ですよ。
人間の目から見たら地味な花ですが、蜜がたくさん出るようで大型のハチたちがブンブン
飛び回っていました。
姿が見えたのは、大きくて黒かったからクマバチかな?と思っています。
ふふふ…、いっぱい飛んで、いっぱい受粉してね。
実がなるのを楽しみにしているんだから。(^^)ノ”
さぁ、両先生のページを参考に、頑張って観察するぞ〜。p(^^)q
ブログ内関連ページ:
アオギリ
2007/ 1/25付 「冬のアオギリ」 冬芽
2006/ 6/24付 「初夏の実りなど」 アオギリのつぼみ
2006/ 5/18付 「あの木のその後」 新芽を開くアオギリ
2006/ 5/ 6付 「4月に出会った木の芽」
2006/ 3/14付 「身近な木の芽 その5」 冬芽の様子
2005/11/11付 「アオギリの実」 詳しい説明
参考ページ
「白岩先生の植物教室」 四季に生きる草木と昆虫
表紙
「アオギリ」
◎見てびっくりのアオギリの実り方。是非一度ご覧下さい。
ミズアオイ先生の「石川の植物」
表紙
「取材日誌 2004年版」
◎2004/7/11に おしべの葯の様子、2004/7/17に 若い実の様子が載っています。
盛りだくさんなので 見るのはちょっと大変かもしれませんが、とっても面白いです。
しばらく、木のシリーズ、楽しんでおります。よく目立つ花々ですから・・・(笑い)。
それにしても、観察研究、大変です。
今日また撮りに行って雌花を探してみます。
お楽しみ頂けて幸いです。(^^)
そういえば、駅前のアオギリ…アレも今頃咲いているのでしょうか?
^o^)ノ ハイ、観察研究、頑張ります。
をっ!!そちらでも咲いてますか。
うちの方は先程から雨が降り出しちゃいました。
雨に遭わずに、無事撮影できてるといいのですが…。
田舎の駅前に、最近行けません・・・。
きっと満開でしょう(笑い)。
研究室は、記憶力も抜群のようで・・・ついて行けませんね!!(笑い)。
最近…、昔のことの方がよく覚えてるの。(いいのか、それで)