2007年07月03日

アカメガシワなど…

一日どんよりして、夕方からは少し強めの雨が降りました、うちの方。
辛うじてなんとか梅雨らしさを保っては居ますが、今日おさんぽにでたら、
セミが鳴き始めていました。

さて、記事の写真は先週のもの。
隣町の公園に行ったときに見てきた、他の木の様子も記録しておきます。
まずはアカメガシワ。

07_0703_akame_g1.jpg

咲いてました。…って言うか、もうだいぶ前から咲いてます。
可愛い真っ赤な芽吹きを見たけど、別の木かな?と、迷うほど姿は変わっています。

アカメガシワの他には、アオギリ、ヒマラヤスギ、ウワミズザクラの様子を…。



アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。

うちの近所に、アカメガシワの木がないわけではないのですが…
なんと言ってもこの木は、崖崩れなどで一時的に荒れた土地へ
真っ先に入り込み 栄える フロンディア精神に溢れる木。
道路造るだ、ビル建てるだで、すぐに地面を掘り返したくなる場所には
幼樹がいっぱい生えてます。

でも、すぐに大きくなるんですよ。で、花は枝先の高いところにしかつけないんです。
だからいつも、写真を撮らせてもらえるのは 隣町の公園の同じ株。

07_0703_akame_g2.jpg

めしべが黄色いこの株。
図鑑に書いてあるような、紅いめしべの株をただいま探しておりまする。(^v^)

ちなみにオスの株に咲く、おばなはこんな感じ。

07_0703_akame_g3.jpg

ちっちゃなおしべの黄色いポンポンがいっぱい開いて奇麗でしょ。

カシワはもともと、かしき(食器)になる葉…と言う意味で、
柏餅のカシワとは、一緒に食べ物をのせるのに使われたねぇ…と言う程度の関係。
植物的には無関係なので、花も葉も実も 似てません。

でも、木偏に秋と書く「楸(ひさぎ)」の字でも表され、万葉集にも登場しちゃう馴染みの木。
木偏に春は「ツバキ(椿)」、木偏に夏は「エノキ(榎)」、木偏に冬は「ヒイラギ(柊)」
木偏に秋なんて漢字はないって…よく、学生時代にクイズに出していたけど…
あったんですね。
上の4文字は中国から伝わったのではない、日本だけの文字・国字だそうですよ。

何だか…気軽なところに生えてるから、新手の帰化植物かと思っていたけど…
ものすっごい大先輩だったのね。失礼シマシタ。(^^;)



去年つぼみを眺めて、とうとう花を見に行き損ねたアオギリ。
今年こそはと見あげたら…うわっとびっくり!

07_0703_aogiri1.jpg

木、全体につぼみが付きまくってました。当たり年…かしら?
去年はちょぼちょぼだったのに…。

アオギリの花から実への変化の仕方は、ものすごく面白いんですよ。

去年 偶然、web検索していて見つけちゃったんですけれど、
地味な花が咲いて…いったんエンドウ豆のように実ってから、
サヤのように見えてた部分が開いて…。
しかもこの時、サヤの中には水が入っているんですって。
…サヤが広がって 葉っぱのように乾くと同時に、
ツヤツヤ、まん丸のエンドウ豆みたいだったタネも乾いて シワシワになっちゃって、
あの、奇妙な実の姿に完成するんだそうです。

web上では、専門の先生が、ちゃんとまとめて見せてくださいますが、

  「白岩先生の植物教室」内の記事 「アオギリ」

身近にアオギリの木があるんですもの、自分で見てみたいじゃありませんか。

今年は見に行けるかな?

07_0703_aogiri2.jpg

今はまだ 茶色いつぼみのアオギリの花。
頑張ろう、去年もそう言ったけど、頑張ろう。



さてさて、大きな実。丸ごと欲しいけれど、手に入らない大きな実は…
ヒマラヤスギの松ぼっくり。今年もたくさん実ってますよ。

若いうちは薄い緑色なんてすよね。
デカいです。高さ10数センチはあります。
秋になると茶色くなるんですよ、普通の松ぼっくりと同じように。
でもね、そのまま落ちてこないんです。

07_0703_himaraya_s.jpg

お花のようにヒラヒラと、一枚ずつ、バラバラになって散るんです。
時々、かけらを拾いますが、
かけらでも、相当 魅力的ですが…いつか欲しいな、丸ごと一個。
今年も低めの枝に目星をつけて、台風か何かの不可抗力を願います。



今年初めて、それと確認したウワミズザクラ。
穂になって咲く白い花には 何度か気付いていましたが、
その花が真っ赤な実になると図鑑で知りました。
花の穂と同じような姿の真っ赤な実…見た覚えがありません。
今年は見逃すまいと、若い実の実り具合を2度目の確認に行ってきました。

07_0703_uwamizu_s1.jpg

ややっ、意外に近くで若い実の姿を確認です。
実が付いている枝先が 一足先に真っ赤です。実も そこそこ 付いている模様。
他の枝はどうかな?

07_0703_uwamizu_s2.jpg

ををっ!!こっちは黄色く色づいてます。きれい、きれい。
これは真っ赤に色づくのが楽しみです。
秋を待たずに色づくようなので、油断は出来ませんね。
こまめに見に来なくっちゃ。 
せっかく付いた実が落ちないように、風吹くな〜とおまじない。

あれれ?
さっき違うことを願ったような…。ま、いっか。私がどう思っても
大勢に影響ないでしょう。(^^;)



木の観察には 気の長さが欠かせません。
変化はゆっくりですし、時期は向こう任せです。

見逃しても、たいてい、翌年には見られるけれど、
何を見たのか忘れちゃうとせっかくの蓄積が無駄になります。
その点、パソコンが出来て、デジカメが出来て…
ものすごく楽になりました。

今の私にとって、木は本当に、ちょうどいい遊び相手ですね。
毎度毎度、感謝してまっせ。 |樹|\(^^)


ブログ内関連ページ:

アカメガシワ
2006/ 9/21付 「9月の公園樹」 アカメガシワの実
2006/ 7/ 2付 「アカメガシワの花」
2006/ 4/28付 「街で見かけた山の木達」 赤い若葉
2006/ 4/ 5付 「木の芽いろいろ その2」 赤い新芽
2006/ 3/ 3付 「身近な木の芽 その4」 


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2006/ 6/24付 「初夏の実りなど」 アオギリのつぼみ
2006/ 5/18付 「あの木のその後」 新芽を開くアオギリ
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ウワミズザクラ
2007/ 6/18付 「木の実準備中 その2」 もう少し前の若い実
2007/ 4/23付 「ウワミズザクラなど」 花の様子


サイト内関連ページ:
おなじみの木>町の木>「ヒマラヤスギについて」



posted by はもよう at 23:46| Comment(6) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日アカメガシワの花を見たのですが、大きな木で花は上のほう。うまく撮れませんでしたが雄花のようでした。
アオギリは、こちらでも蕾がいっぱいです。私も今年は是非花の経過を観察したいと思っています。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年07月04日 10:34
おーちゃんさん、こんばんは。
そうですよね、アカメガシワは成長が早くて、
私がねらっていたメスの株も、あっという間に背が高くなって、
お花に手が届かなくなっちゃいましたよ。(しくしく)

アオギリの花から実へ変わっていく様子…見たいですよね。
私も頑張りますが、是非、おーちゃんさんも頑張ってください。
応援しています。 p(^^)q ファイト!
Posted by はもよう at 2007年07月04日 22:28
こんばんは。
>木の観察には 気の長さが欠かせません。

まったく、同感でえ〜す(笑い)。
Posted by nakamura at 2007年07月04日 23:39
こんばんは、nakamuraさん。
「同感」と言っていただけて嬉しいです。
今後とも、気長 のんびりでいきたいと思います。(^^)ノ”
Posted by はもよう at 2007年07月05日 21:58
昨年雌花を撮影して、その後根元から伐採されてしまったアカメガシワ。
いやあ、強いですね。根元からまた枝を伸ばしてきました。成長の早いこと!
崖のコンクリートの隙間から生えていて、少し日が強いと大きな葉がしおれているのに…、それでも雄々しく生きています。
Posted by ディック at 2007年07月08日 12:56
アカメガシワって強いでしょ?ディックさん。
荒事には馴れているのよね。

そのくせ、周りの植栽が安定してくると急に勢いが無くなって、
あたりが森や林になる頃には居なくなっちゃうんですよ。
根っからの風来坊って言うか…なんて言うか…。(^^)
Posted by はもよう at 2007年07月08日 13:57
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