2007年06月22日

芝の花

夏至の今日は久しぶりに雨です。…あ、梅雨の時期なのに 久しぶりで良いのかな。
外へ出ると濡れちゃうので、お家でおとなしくしています。←おいっ
1年で一番 昼間が長いはずなのに、雨で家の中が暗くて、
照明つけないと 図鑑の文字が読めません。(−−;)とほほ…

さて、今日の写真も先週、いつもおさんぽしている公園で撮ってきたものです。
今回のターゲットは、とびきり地味ですよ。

07_0622_gyogi_s1.jpg

芝生の花です。芝生に使われる草だって、花が咲くんですよ。
またまた登場、比較対象物のニワゼキショウ。この花よりも背が高いのが、
ギョウギシバの花。低いのがシバの花です。えっ?見えませんか?





はい、これがギョウギシバの花。

07_0622_gyogi_s2.jpg

これから暑くなると良く 道ばたで見かけるようになる メヒシバと似ていますが、
ニワゼキショウと背比べできる程度ですから、ずっとずっと小振りです。

図鑑の説明だと『花序は掌状で、枝の片側に小穂が2列に並ぶ…』っていうかたちです。

並んでます、こんな風に。↓

07_0622_gyogi_s3.jpg

拡大してみると、紫色できれいですよね。淡い緑の場合もあります。
けばけばしている方がめしべで、ヤク(葯)がブラブラしている方がおしべなんですが…
ものすごく解りづらいですね、すみません。(^^;)

ギョウギシバはイネ科ギョウギシバ属、道ばた、荒れ地、海岸、芝生などに生える多年草。

名前の由来ははっきりしないそうですが、「行儀芝」と書きます。
さて、行儀の良いのは 花序の枝に並ぶ小穂なのか、
地面をはう茎から 等間隔に並んで立ち上がる花の茎なのか…と図鑑でもはっきりしません。

私はまた、行儀良く並ぶ葉っぱを見て名付けたのかと思いましたが…はてさて…。

07_0622_gyogi_s4.jpg

これ↑がギョウギシバの葉です。
芝生がとぎれるあたりで見られるのですが、細い葉がきれいに並んでいますでしょう?
長さは5〜8cmにもなりますが、幅は2〜3mmと細めです。



芝なんてどれも同じに見えますか?ちなみにこちらが「シバ」の葉です。

07_0622_siba1.jpg

シバはイネ科シバ属、山野の日当たりの良いところに普通に生える多年草。

葉っぱは長さ2〜10cm、幅3〜4mmと、ちょっと太めの線形でやや硬め。
ね、微妙に違うでしょ。

私がおさんぽしている公園では、芝生広場の芝生は、この2種が混ざっています。
だから1枚目の写真にも、両方の花の穂が写っているんです。



シバの花の穂はこんな感じ。↓

07_0622_siba2.jpg

黒っぽくて細い穂一本。残念ながら花は終わっていましたが…。

お花のカラ(苞頴:ほうえい)のうち、第1が退化して、艶やかな第2苞頴が
二つ折りになって おしべやめしべを包んでいるっていう造りなんですって。
こんなちっちゃい中のそんな造りまで、ちゃんと調べているんですね、学者さん達は。
(当然なんでしょうが…すごいです。)

とにかく、黒っぽくて細い穂が艶やかなカラにおおわれているところが特徴です。
素人はその位で精一杯でしょう。



こちらの方が花の咲く季節が早くて、上手く写真に撮れたのは一昨年の事でした。

07_0622_siba3.jpg

5月の半ば、芝生が妙に黒っぽいので、驚いて撮ったのがこの↑写真です。
カメラを芝生において、そのままシャッターを押すようにして撮りました。
虫の目線に近いです。

おしべのヤク(葯)がブラブラしているのも撮れています。

07_0622_siba4.jpg

やっぱり、少し紫色っぽいですね。

図鑑の説明によると、黄色っぽくて けばけばのめしべの方が先に伸びて、
紫色っぽいおしべのヤク(葯)は 後から出てくるそうなので、
この写真の頃はお花が咲いて、後半に入ったあたりですね。

きっと実も出来るのだと思うのですが、まぁ、芝生広場のシバですから、
あっという間に刈られてしまい、実が実ってどうのと言うところまでは観察できません。

花に気付くだけでも相当の物好きだと思いますし…(^^;)



手元の図鑑によれば、造園関係ではこの草を「野芝」と呼び、古くから日本で
使われてきた芝の代表だそうです。ゴルフ場だと、フェアウェイに植えられるそうです。

軽い気持ちで サッカー場はどうかなと検索したらば こんなサイトが見つかりました。
ああ、もぉ、種類が多すぎて…

「スポーツターフ小事典」

一年中 芝生を緑に保つんですから、専門家さん達のあいだにはいろんな工夫があるんでしょうね。



素人には少し難しいですね。
…でもね、花を見ると、芝生の芝も植物なんだなって 思えるでしょ。
今度ピクニックにいったら、公園の芝生にも目を向けてみてはいかがでしょうか。



posted by はもよう at 17:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
芝の管理は難しいですね。
暇と手間が必要です。
結局、ニワゼキショウとネジ花、スミレに占領されることになりそうです・・・(笑い)。
Posted by nakamura at 2007年06月22日 20:41
先日、庭の芝から雑草引き抜きをしたばかりですが、花は咲いていませんでした。
ギョウギシバとノシバの花、忘れずに観察してみようと思いました。
いつもの「はもよう流」。とても根気が必要で、私には難しそうですが。
Posted by ひろし at 2007年06月22日 23:04
はい、芝生の手入れは大変そうですね、nakamuraさん。(^^)
でも、それはもてるお方の贅沢というもの。
私なんて鉢植えが少々ですので 管理は楽ちんですよん。(しくしく)

ニワゼキショウとスミレとネジバナは、
趣味で育てているということに…なりませんか?(^^;)←無茶
Posted by はもよう at 2007年06月23日 09:30
ひろしさんも草むしりをされたんですね。
芝は記事で取り上げたほかにもいっぱいあるようなので、
生態が違うかもです。

シバの花はもう終わって、ギョウギシバも終わりかけです。
ご覧になるならお早めがよいかと…。でなきゃ 来年?

「はもよう流」だなんて、ただの物好き…とかひま人とか…。
あきれられるのには馴れているんですけど…(^^;)ほほ…
Posted by はもよう at 2007年06月23日 09:39
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。