5/24「キク科のタネ」ではジシバリ、オニタビラコ、
5/25にはハハコグサとチチコグサの綿毛を
この直前の記事では、コウゾリナをご紹介しましたが、
今回はニガナ、ハルジオン、キツネアザミの綿毛をご紹介します。

まずは「北向き斜面」の初夏のアイドル、ニガナの可憐な黄色い花と綿毛の様子から。
初夏の花が一段落したら、いよいよ梅雨入りです。関東地方はすでに
梅雨入り宣言がされましたが、雨が続いてしまうその前に見ておきたいのが、
ふわふわの綿毛ですよねぇ。

肉眼ではなかなかよく解りませんが、マクロレンズを通して、拡大してみると、
その美しさについついはまりこんでしまいます。
タンポポの綿毛を標準として、シンプルさ、
単純な線の美しさが際立つのはジシバリか、このニガナでしょうね。

必要最小限にして、最大限の美しさ♪綿毛になっても 可憐なニガナです。
ニガナのすぐそばで、ふわふわな綿毛も見かけました。
まぁ、人目をひくこともないので、誰も(意識して)見たことがないかもしれません。

これは、ハルジオンの綿毛です。
あんなにあちこちに生えているんですもの、タネは出来ているはずなのに、
見たことなかったですよね。

お花の時期も可愛らしかったけれど、綿毛になっても可愛いハルジオンです。
そして最後が、一番のお気に入り、キツネアザミのゴージャスな綿毛。

隣町の公園で見つけたキツネアザミの群落。楽しみにしていたとおり、
あたり一面、ふわふわのキラキラ〜♪ 夢の中のような景色でした。
このひとつひとつのタネについている、一本一本の繊維が、さらに羽毛状なんですよ。
肉眼じゃよく解りません。
レンズを近づけて、マクロで撮影して、家に戻って、パソコンで拡大して、
初めて解るその繊細さ。

ああ、今年も見られましたよ。このきれいな綿毛を。やったぁ〜。(*^^*)
下に当ブログ内の綿毛が出てくる記事を集めておきました。
いやはや、いろんな植物が綿毛になるものですね。今後もどんどん集めてみたいです。
そのうち作るかな♪綿毛ファン倶楽部とか…(^^)
ブログ内関連ページ:
綿毛コレクション
2007/ 6/16付 「コウゾリナ」
2007/ 5/25付 「ハハコグサとチチコグサ」
2007/ 5/24付 「我が街の「柳絮(りゅうじょ)」」 柳の一種、ポプラ
2007/ 5/24付 「キク科のタネ」 ジシバリ、オニタビラコ
2007/ 1/15付 「霜と綿毛と…」 ヒメムカシヨモギかアレチギク
2006/11/18付 「ノボロギクなど」 ノボロギクとベニバナボロギク
2006/10/25付 「ダンドボロギク」
2006/ 6/17付 「チチコグサ」
2006/ 6/16付 「初夏の綿毛」 ブタナ、オニタビラコ、キツネアザミ
2006/ 5/24付 「綿毛の季節」 タンポポ、ノゲシ
2006/ 2/12付 「金色の花」 ヒヨドリバナ、野菊、ツワブキ
2006/ 1/11付 「テイカカズラの実」
2005/12/21付 「かたち いろいろ」 フジバカマ
2005/11/20付 「みのりいろいろ(道ばたの花のその後)」 セイタカアワダチソウ、センニンソウ
2005/10/27付 「綿毛いろいろ(花だんの花のその後)」 フジバカマ、シュウメイギク
2005/10/27付 「綿毛いろいろ(ガガイモの仲間)」 ガガイモ、ブルースター
2005/10/26付 「メリケンカルカヤ」
そうですよねぇ。街中で観察していると、あとちょっと〜というところで
ガーッと刈られちゃうんですよねぇ。何度 泣いたことか。
で、刈られて次のが出てくると、今まで追いかけていたのを、
すぐに忘れて新しいのを追いかけだして…、
気がつくと毎年同じところでぶつっと切れてて…(^^;)ありゃりゃりゃ
最近では、見逃してもらえそうなスポットを見つけるのも
上手になりまして、何とか継続観察を続けています。