2007年06月09日

スズメノチャヒキ

今日は中学校の役員のお勤めとして、お花を植えてきました。
もぉ、ほとんど先生がしてくださって、仕上げをちょこっと手伝うだけなのですが、
一緒に役員を引き受けたお母様方と、楽しく作業してきました。
夜は雨になりましたが、植えたばかりのお花にはちょうどいい、恵みの雨になりました。

07_0609_suzume_no_c1.jpg

さて、イヌムギの説明の時にでてきた「スズメノチャヒキ」。ちょうど今、イヌムギと入れ替わるように
目立ちはじめました。「道ばたの麦秋」最終回は スズメノチャヒキです。


07_0609_suzume_no_c2.jpg

イヌだ カラスだ ネズミだと、いろいろ出てきましたが、今日はスズメです。(^^)

イヌムギが秋色に染まる道ばたの草原で、花の穂は小振りで、ぺちゃんこではない…
けれど、そっくりな草が風にゆれています。



これが、イネ科スズメノチャヒキ属の スズメノチャヒキです。

まず名前の解説から…
チャヒキとは カラスムギの別名です。
カラスムギはチャヒキ、またはチャヒキグサと呼ばれることもあるそうです。

カラスムギに似ているので、スズメノチャヒキ。
スズメノ「カラスムギ」では言いにくいですものね。

でも…ここでまた、疑問がわいちゃいました。チャヒキってどういう意味?…と言う疑問が。
web検索しても見つかりませんでしたが、よくよく見たら図鑑に載ってました。

『小穂に油をつけ、ウリの上にのせて息を吹きかけると茶臼をひくように回ることから…』

はぁ?…それって、子どもの遊び?
わざわざ カラスムギを取ってきて、ウリを用意して、油付けて…
ん、でもって回るだけかいっ!!  ちょっとびっくりしました。(^^A)


それはさておいて、植物 スズメノチャヒキに戻りましょう。
イヌムギのように枝分かれする細い茎にモビールの様にお花の穂(小穂)が付く形。

07_0609_suzume_no_c3.jpg

でも、その花の穂(小穂)はイヌムギのように ぺちゃんこじゃありません。


ほら、アップで見るとこんなにきれい。草全体に柔らかい毛が多いそうですが、
ここにも柔らかい毛が付いて、絹糸のように光っています。

07_0609_suzume_no_c4.jpg

花の穂は披針形と図鑑には書いてありましたが、
おとぎ話の「眠れる森の美女」に出てきた糸巻きの形に似ています。

お花のカラの外側(外花頴)に8mmから1.2cmくらいの芒(のぎ)がありますが、
花が咲くまではカラ(外花頴)のラインに沿って寝ていて 目立ちません。



そうそう、似ていると言われたカラスムギと比べてみましょうね。

07_0609_suzume_no_c5.jpg

色も形も結構違うんですけれど、それでも、こんな形の草は他にはないから、
似ているうちにはいるのかな。(^^;)




お花が咲いているところは見つけられなかったんですけれど、
ちょっと気が早くて、すっかり実っちゃったのは見つけました。

07_0609_suzume_no_c6.jpg

実が出来ると、目立たなかった芒(のぎ)が外側へ向かってカールして、
ちょっと華やかな姿になります。
大きさは2cmくらいだけれど、今まで紹介してきた中で、一番麦に似てるかな?



夏を控えたこの季節に実りの「秋」を迎える 道ばたの草たちの麦秋。
まだまだいろんな形の穂が 風にゆれていますが、ひとまずはこれで終了とします。
イネ科の植物は 作りも生態も独特で、図鑑の説明も難しくってよく解りません。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、実物と付き合わせて理解し、覚えていこうと思います。

また来年も…覚えていたら…頑張ります。p(^^)q




posted by はもよう at 23:56| Comment(7) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
わたしもここのところ、
イネ科の赤くなったところを
撮り続けています。
ほんとにきれいです。
でも、地域差なのか、少し赤くなり方が違うみたいです。
今回のスズメノチャヒキだと思うのですが、
茎の辺りから、滴り落ちるように
赤くなっています。
それがきれいで、何度も撮っているのですが、
これが、ピントが合わない!
はもようさん、うまく撮られていますね。
カモジグサなんて、全滅ですよぉ〜

Posted by ブリ at 2007年06月10日 11:02
ブリさん、こんばんは。
イネ科の草の秋っぽい色合い♪きれいですよね。
へぇ〜、ブリさんが会われたスズメノチャヒキは茎の方から赤くなってたんですか?
見てみたいなぁ。

ピントは… 合わないですよねぇ。(^^;)
↑この草が生えていたのって車がばんばん通る道ばたですから、
風のない日に写真を撮りに行っても、車が通るたびに揺れる揺れる(^^A)

だからクローズ・アップは、撮るときに目立たないところを指で押さえたりとか…
密かに引っ張っていたりとか…パソコンと画像編集ソフトで加工したりとか…
いろいろ工夫しています。

それでもピンボケ 没写真はいっぱいありますよ。頑張りましょうよ、お互い。
Posted by はもよう at 2007年06月10日 23:19
こんばんは。
はもよう研究室はだんだん難しくなっているようです。イネ科のこのあたりは難解・・・(笑い)。

茶引きを広辞苑で引きましたら、
>ちゃひき‐ぐさ【茶挽き草・茶引き草】
カラスムギの異称。爪の甲に唾(つば)をつけ、その実をのせて吹くと、茶臼をひくように回るから名づける。(俚言集覧)

とありました。
らしいと思いましたのでご紹介・・・(笑い)。
Posted by nakamura at 2007年06月11日 22:24
オッと、TBありがとうございます。
Posted by nakamura at 2007年06月12日 00:08
nakmuraさん、こんにちは。

おおーっ!!爪の甲っ!!そうですよね。子どもの遊びはそうでなくっちゃ。
そっかぁ、爪につば付けてカラスムギの実のっけて ふぅ かぁ…。
得意満面で回して見せてくれる
はなたれ小僧の絵まで目に浮かんじゃいますよ。

ありがとうございました。
難解とかおっしゃりながら、広辞苑までひいてくださるあたり
さすが勉強家でいらっしゃる。(^^*)
Posted by はもよう at 2007年06月12日 12:48
わあ、○○ムギ、見ているだけでイライラするぅ〜。全然わからん。今度判別をお願いしようかしら。

そう、こういうのって撮りづらいですよね。本文を読んでいて、よく撮れたなあと感心していました。

雑草への興味は、イネ科に始まり(ネコジャラシあたりから?)イネ科に終わるような気がしています。だから、イネ科は後回し!にしています、私は。
Posted by 混沌 at 2007年06月13日 00:54
混沌さん、おはようございます。
そうなんですよ。
そうなんですよ。イネ科の草はそこいら中で目に付くクセに、そっくりさんが多いし、
図鑑の写真では今ひとつ イメージがつかめなくて、もぉ(><)、イライラするんです。
だから、思い切って調べてみました。(^^A)

撮りづらいし、撮りにくい環境に生えているんですけれど、
何とか頑張りました。いざやってみると、結構、こそくな手段を思いつくんですよ。(^m^)へへっ
後まわしっでいいんじゃないですか。今は他のことがお忙しいでしょうし。(^^)

ネコジャラシ…←これが案外難しい。
Posted by はもよう at 2007年06月13日 08:19
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