この春は雨が少ないそうですから、恵みの雨かもしれません。
雨の日はお家の中で一雨ごとに濃くなる緑を眺めるのも、乙なものです。
さてさて、いつもいろんな野草を観察している「北向きの斜面」。
この間見に行ったときには、どこにでもある ハハコグサが目に止まりました。

ふわふわと綿毛を飛ばしていたからなんですね。ふわふわ〜♪
さすがは「隣町の公園裏の北向きの斜面」です。ハハコグサも、大きい大きい。

斜面の途中で、堂々とした大株になっていましたよ。
うっかりしがちですが、ハハコグサもキク科のお仲間、
キク科ハハコグサ属の多年草です。
綿毛がほおけだつことから、古くは ホオコグサと呼ばれたのが、
なまってハハコグサになったそうですよ。
だからその名の由来の姿はこれ。↓

極小のタネに、ごく短い綿毛。
綿がほどけていくように、タネが風に乗って散っていきます。
もともとは お母さんとは あんまり関係なかったハハコグサですが、
何となく、地味ながら 暖かみのある姿を ご自分のお母様と
重ね合わせてイメージした方も多くいらっしゃったでしょうね。
さて、図鑑には、チチコグサも載っているんですよね。
同じ日に、別の場所で会えましたのでご紹介します。

こちらも、公園の芝生のはじっこで、なかなかの大株になっていました、
キク科ハハコグサ属のチチコグサです。
ハハコグサの黄色に対して、茶色の色違いなのがポイントです。
頭花はそっくりですよ。

最近、「タチ」だの「ウラジロ」だの ましてや「モドキ」だのの名前の付いた
チチコグサっぽい帰化植物が大量流入していますが、これは違います。
ハハコグサより か弱いと、世の植物学者さん達をやるせない気持ちにさせちゃってますが、
図鑑には帰化植物とは書いてありませんでした。
ハハコグサと同じように、ほおけてタネを飛ばします。

確か、去年も取り上げましたが、私、この草、けっこう好きですよ。
地味だけど、味わいがあって。(^^)
チチもハハも大事大事♪ 家族は仲良く♪が基本ですよね。
本当に今朝は爽やかですね〜ヽ(´▽`)/
お久し振りでご免なさい。母さん父さん拝見しました♪
どちらもほどけた綿毛をバッチリ写しましたね。
父さんは仲間が有って分かり難く前から写してますが
ブログには取り上げていませんでした〜!
この綿毛母も父も気に入りました〜探して見ます★
ダッシュ!−=≡ヘ(* - -)ノ
いえいえ、ご無沙汰は私の方ですよぉ。(^^A)
ダッシュしてくださいね。綿毛はそろそろ終わっちゃいそうですよ。
まぁ、図鑑に書いてある花期は結構長いんですけど、
チチコグサは、わりと早くに見られなくなっちゃうんですよ。
図々しい外来種の方はこれからが暴れ時ですけどね。(^^;)