2007年05月24日

我が街の「柳絮(りゅうじょ)」

中国、例えば北京などの春の盛りに「柳絮(りゅうじょ)」と言う自然現象があるそうです。
中国語読みだと、「柳絮(リュウシュィ)」
「柳絮(りゅうじょ)」とは ヤナギのタネのことで、
街中に植えてあるヤナギの一種が いっせいに綿毛を飛ばす様を言うそうです。
その綿毛がとんでもなく多くて、街は、さながら吹雪のようになるのだそうです。

私がいつもおさんぽしている公園でも先日(5/22)「柳絮(りゅうじょ)」の日を迎えましたよ。

07_0524_popura1.jpg





web検索してみたら、
「柳絮(りゅうじょ)」のヤナギはポプラだという記述もありました。
いつもおさんぽしている公園には、ポプラが2種類植えられています。
ヨーロッパ原産のセイヨウハコヤナギとも呼ばれるポプラと
北米産のカロリナポプラの2種です。

数年前は、HPにまとめようと 毎日のように通っていろんな写真を集めたものです。
この頃はタイミングを逃しっぱなし。
この日も、すでに綿毛が散った後でした。地面には残骸が残るばかり。(^^;)

07_0524_popura2.jpg

これ↑はポプラ(セイヨウハコヤナギ)のおばなの花の穂、ほんのり紫色が残っています。

なにせ背の高い木です。花も実も ものすごく高いところにしか付きません。
その上、不思議なことに手元の図鑑に載っていないんですよね。何故でしょう?
参考になるものも無く、ただ 現物を集めるしかないかな…と、
せっせと写真を撮りためていた頃のものです。

07_0524_popura3.jpg

こちら↑は、風で落ちてきた新芽と若い実。このツブツブが後に…


07_0524_popura4.jpg

ぼわんと綿を吹くんです。すごいでしょ。
綿の中に小さな白い物がありますよね。あれがタネです。
後に、とっても大きな木になるというのに、タネはタンポポのよりもずっと小さいですよ。

綿はちぎれて切れ切れになり、そのまま風に吹かれてとんでいきます。
中国の街で、同じ事が起こればそれは「柳絮(りゅうじょ)」と呼ばれ、
季節の風物詩になるわけです。



で、今年 私が出会ったのは…ポプラじゃなくて、別のヤナギの綿毛でした。

07_0524_t_yanagi1.jpg

いつもおさんぽしている公園にはシダレヤナギや
モコモコの花のネコヤナギなどの他に
目立たない花をつけて、綿を吹くヤナギも植えられているんですよ。

07_0524_t_yanagi2.jpg

ヤナギの仲間も、そっくりさんが多くて 何というヤナギなのか…
ずっと考えているのですが、よく解らないんです。
今のところ、図鑑に載っているものの中では
タチヤナギが一番似ているかな?と思うのですが、確信は持てません。

07_0524_t_yanagi3.jpg

でも毎年、この時期になると、こうやって綿毛を飛ばすんですよね。


我が街の、今年私が見た「柳絮(りゅうじょ)」です。

07_0524_ryu_jo.jpg

見た目は牡丹雪なのに、全然寒くなくて…本当に幻のような雪景色です。

ポプラも、このヤナギのタネも、すぐに芽を出すんですよ。
水辺に生えるヤナギの仲間たちは、川という
大変環境が変化しやすい場所に、特別な工夫を持って順応しているのですが、
綿毛も小さいタネも、高い発芽率も、みんなみんなその工夫の一例なんですね。


「柳絮(りゅうじょ)」を見ると、北京はもうすぐ夏なんですって。
我が街も もうすぐ夏です。また暑くなるけれど、頑張ろう。


posted by はもよう at 20:48| Comment(6) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
はもようさん、わたしもこのヤナギの綿毛とっています。
まだこんなにモコモコしていないけれど、
どうしてこんなところに綿のようなものが
ついているんだろうと思いながらとりました。

柳絮、聞いたことがあるような気がします。
見たことはありませんが、
文字を見ただけで、なにか趣を感じますね。

週末にもう一度見てきます。
こちらはもう少し後かもしれません。
ウツギも今朝見たら、まだ蕾でしたから。

それと、ヤブタビラコの種も
種だと思っていなかったのですが、撮っています。
時間がなくて、きちんと見返さずにほったらかしで、
ヌカボシソウのようなものかなぁ〜なんて
そのとき思っていました。
はもようさんのところで、
どんどん疑問が氷解しています。
いつもありがとうございます。

Posted by ブリ at 2007年05月25日 00:31
ポプラやヤナギの仲間は、こんな綿毛を飛ばすのですか。知りませんでした。
種類によって様子は違うのでしょうね。楽しみが一つ増えました。
ありがとうございました。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年05月25日 07:35
ブリさん、こんにちは。
あ、やっぱりそちらにも綿を吹いているヤナギがありますか?

柳絮は余所で聞くと風情がありますが、
現地のみなさんは喉は痛めるし、鼻には入るし、
家と言わず、町と言わず、どこもかしこも綿ぼこりだらけになってしまうので
かなり迷惑するらしいです。(^m^)

ヤブタビラコのタネもご覧になったのですか?
ヌカボシソウの方が難しいじゃないですか。思わず図鑑で調べちゃいましたよ。(^^;)
Posted by はもよう at 2007年05月25日 17:03
おーちゃんさん、こんにちは。
私も初めてポプラの綿毛が飛んでいるのを見たときには驚きました。
きっと北海道のように、たくさん植えられている土地の人には
当たり前なんでしょうけれど。

驚いて調べてみると、ポプラが図鑑に載っていないは、
他のヤナギの木の中にも綿を吹くのが載っているはで、
意外なことばかりで 一層、興味を惹かれました。

まだ、資料が集まっていませんが、
おいおい、ひとつのページにまとめていこうと思っています。
Posted by はもよう at 2007年05月25日 17:08
(ノ´▽`)ノオオオオッ 凄い凄い〜!!
流石「はもよう研究室」恐れ入谷の鬼子母神〜です。
今日も絶え間ない研究が…とても魅力的ですね!
実は昨年の事、娘と車で買い物に出ると街の中に
なにやら綿屑が邪魔なくらいに目の前を飛んで行きます。『ん?何これ〜?』誰が何の為に…??でも誰も騒ぐ様子はなく…そこで娘と追跡する事にしたの。飛んでくる方向へ車を向けて見るとどうやら川岸のほうです。
川岸を歩くと大きな木…足元にも落ちてるし良く見えないが枝先にもくっついてます。
一応写して置き、近くを歩いているおじ様に尋ねると『柳の木の綿だよ』と…( ゜_゜;)ビックリ。
だって私の知っている柳の木には見えないんですもの。いつの間にかその画像は眠ってしまいました。そして1年後の今日思い出しました〜!ヾ(^▽^*
やはり現地の皆さんは被害を受けて、この時季は諦めムードなんですね! とても良く分かりました〜感謝です!

Posted by かえで☆ at 2007年05月27日 09:43
えへへ(^^ゞ)かえで☆さん、おほめにあずかり恐縮です。
ね、初めて出会うとびっくりしますよね、ヤナギの綿毛。
想像以上に、いっぱい飛びますからね。

かえで☆さんはお嬢様と車で追跡して、川の近くのおじさんに聞いたんですね。
私は足元に落ちていた残骸を拾って調べました。
好奇心に駆られて動いたのは一緒ですね。(^^)

インターネットのおかげで、調べものも楽になりましたから、
また、いろいろ探してみますね〜。(^^)
Posted by はもよう at 2007年05月27日 10:23
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