気温が高かったです。
さて、ゆりのきファンの皆様、もう、お近くのユリノキの花はご覧になりました?
急いで見に行かないと、今年のお花を見逃しますよ。

Tシャツのような ユニークな形の葉っぱ、チューリップのような大きなお花、
そしてバドミントンのはね(シャトル)のような実…。
とっても変わっていて見所いっぱいなのに、
身近にたくさん植えられているわりには見過ごされやすい ユリノキの
魅力について語ると共に、知名度をもっと あげていきたい この倶楽部。
さてさて、上の写真は花盛りの枝ですが、どこにお花があるのか解ります?
モクレン科ユリノキ属の落葉高木 ユリノキ。
北米東部原産で、明治の初期に渡来したといわれています。
ふるさとでは60mを超えて育つ木もあると言う、超大物ですよ。

「ユリノキ」という名は、皇太子時代の大正天皇に頂いたと言われていますが、
ほかにも、葉っぱの形から はんてん(袢纏)の木、ぐんばい(軍配)の木、
やっこだこ(奴凧)の木という別名もあるそうです。
人の想像力をかき立てるような葉っぱなんです。(^^)
「ユリ」の木と言っても、花はユリではなくてチューリップによく似ています。
背が高くなる上に 木のてっぺんで咲くことが多いので、見つけにくいかもしれません。

地色は、葉っぱに紛れてしまうような薄い緑色なのですが、オレンジの線が
花びらの下の方にありますので、探すときにはオレンジ色を目印にしてください。
見つかりましたか?こんな花ですよ。

花びらは6枚。大きさは6cm…くらい かな。
ガク(萼)が3枚あって花の下にぶら下がります。
ナリは地味ですが、これで結構 良い味の蜜が出るようで、蜂だけでなく、
カラスがこの花の蜜を食べていた という話も聞きました。
ちょっと遅かったようで、半分くらいの花は盛りを過ぎていました。

でも、良いんです。今年も見られたから♪

去年の実も、まだ枝に残っていました。木枯らしがあんまり吹かなかったからかしら?
花びらが散って、真ん中にあっためしべの周りがふくらんで…
オクラみたいな 緑色の若い実が出来て、
それが秋になると、もう一度 花が開いたように枝の先に開くんですよ。
楽しみだな。
ユリノキについては、ブログ内にも記事がたくさんありますが、
HPの方にもまとめてあります。
興味がわいたら是非どうぞ♪ そして、ゆりのきファン倶楽部にご参加下さいな。
特別な活動は してませんけど。(^^)ふふ…
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2005/12/17付の記事 「ゆりのきファン発足」
ちょっと高いところに咲いているので写真はいまいちでした。
そちらは盛りを過ぎているのですか。こちらのは花の数が少なくて盛りかどうかも分かりません。
早速お返事いただきました。見ていただけて何よりです。
そうですか…。花の数が少ないと、観察しにくいですよね。
あらっ!?そうですか!?光線の加減かな〜。
下から二番目の写真の右側のお花には光が入って、
なんかいいかんじで気に入ってます。