まぁ、こうして気ままに遊んでいられるのが一番のプレゼントと言うことにして、
今日の記事はミミナグサよりも、さらに小さい花についてです。
公園の木立の下には、この時期、誰も見向きもしないような小さな花が咲きます。
草としては、けして小さいものではないのですが、
全体の大きさにたいし
花があまりに小さくて咲いていることに気付く人は少ないようです。

これはその代表のようなハナイバナ(葉内花)。ムラサキ科ハナイバナ属の1〜2年草。
いつもおさんぽしている公園の雑木林で撮りました。
はい、↓次の写真が、花盛りの草むらです。

普通に立って、足元の地面を撮った写真です。
ハートの葉っぱ、白い花がニョイスミレ(別名:ツボスミレ)。

この時期、ぐんと背が伸びて、咲き始めの頃とはまた、表情が変わりますね。

黄色い花はヤブタビラコ。

長い茎の先のお花を撮ると、葉っぱが写らないのが、悩みの種。(^^;)
で、この距離では花が見えないのが、ハナイバナです。写っているんですよ。

はい、こんな草です。花はキュウリグサ似。
花を咲かせながら茎を伸ばしていくところも似ていますが、
ハナイバナは 葉の内の花と書くだけあって、キュウリグサのように
花だけが続くような花の穂はつけません。
必ず、花、葉っぱ、花、葉っぱと繰り返します。
花が終わった後は実になりますので、
長く伸びた茎には 実、葉っぱ、実、葉っぱと並ぶことになります。
その姿がねぇ、なかなか、可愛いんじゃないかと思うんですよ。

お花は2〜3mm。キュウリグサと同じくらい。
真ん中に黄色いポイントがあったキュウリグサと比べて、
より、涼しげな配色になっています。
さて、隣町の公園裏の北向きの斜面で出会ったニョイスミレは…

ヤブタビラコだけでなく、こんなお隣さんとご一緒でした。

トウバナ : シソ科トウバナ属。
やや湿り気のある田のあぜや道ばたなどに生える高さ15〜30cmの多年草。
ついこの間、およそのブログで、見たこと無いと書き込んでしまいましたが、
咲いてました。今まで何度も行き来した場所に群生してました。
一体、今まで何を見てたんでしょう。
茎や葉の様子までみると、シソ科だな〜って思う姿です。

四方八方向いて咲いた花が 幾重にも重なっている姿が
塔のようなので 塔の花で トウバナだそうです。
で、いつものようにweb検索をかけたら、そっくりさんが嫌になるほど出てきました。
去年の夏、キャンプ場で撮って、そっくりさんが多くて名前調べを断念した花も
混ざってました。うぅっ、見分け付かないよ。(滝汗)
だからあの…、多分、トウバナです。違っていたら教えてください。(^^A)
ブログ内関連記事:
2007/ 4/17付 「ニョイスミレ」
2007/ 4/24付 「ヤブタビラコ」
シソ科のお花、ほんとによく似たお花が多いですよね。
でも、がんばっておられますね。
もう、頭が下がります。えらい!!
それと、黄色のキク、考えただけでも
脂汗が出てきそうで、
去年、いつの間にかこんがらがって、
そのまま逃げ切ってしまいました。
今年は、またたくさん出てきていますが、
意識的に避けている感じです。
最近、ニョイスミレの背が高いのが目に付いて、
違う種類なんだろうかと、疑問に思っていたのですが、
そうなんですか、
あれはやはりニョイスミレなのですか。
ひとつ疑問がとけました。
ありがとうございます。
トウバナがあったんですね。
間違い、とわかったら私にも教えてください。
「過ちを改むるに憚る事勿れ」で、すぐに訂正しますので。
はい、シソ科のお花はそっくりさんだらけで、時々、イヤになります。
でも、ちっちゃいお花が好きなので、どうしてもシソ科ははずせません。
今日も今日とて 図鑑とにらめっこ。お花とにらめっこの毎日です。
でも、ちょっと苦労するくらいの方が有り難みがありますし、引き続き頑張ります。
黄色いお花ね、このあと2回くらい記事になる予定です。
脂汗、出ちゃったらごめんなさい…。(^^;)
ニョイスミレは20cmくらいまでは背が伸びます。
もっと伸びるのは別の種類だそうです。
はい、「およそのぶろぐ」はひろしさんの「舞岡公園の自然」でした。
お世話になってます。(^^)
ひろしさんのブログで姿を見たばかりだったので、
すぐに解りました。ありがとうございました。
はい、「過ちをあらたむるに憚る事なかれ」←うちのパソじゃ変換しきれない・泣
その節はお知らせに伺います。
ヤブタビラコは、
ころんとうつむいたつぼみが愛らしいのですぐに解ると思いますよ。
トウバナはね…案外身近に有るかもしれないですよ。
目立たないから見逃している可能性大です。
で、見つかったら見つかったで、
シソ科はそっくりさんが多くてげんなりするんだな。(^^;)
苦労しちゃうな、面白いけど♪