2007年05月11日

ハリエンジュとトチノキ

低気圧が駆け抜けて、高気圧に覆われる途中、
我が家の周りでは、猛烈な風が吹いていました。
でもそれは、はるか彼方の高い木の上から、
風が手折ってくれた 枝だの花だの木の実だのが落ちて来るチャンス♪
うふふ、あとで見に行こうっと♪

その前に「木に咲く白い花」シリーズ、次の写真をアップです。
今回は街の木から、ハリエンジュとトチノキです。

07_0511_harienju1.jpg

ハリエンジュ(針槐)、別名 ニセアカシアは、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木。
北米原産で明治時代に渡来し、各地に植栽、または自生している木。

ちょっとふるい歌謡曲で、「♪アカシヤの雨にうたれて…♪」と歌われたアカシヤも
札幌の街を彩る並木のアカシヤも、このハリエンジュのことだそうです。

07_0511_harienju2.jpg

これも街路樹 と言いたいところですが、このハリエンジュ、
空き地に勝手に生えている木です。
よそで見かけるときも、河原や空き地に勝手に生えて、勝手に殖えてます。
繁殖力も、生命力もかなりのもの。
歌のロマンチックなイメージとは裏腹に、頼もしいやら…。(^^;)

07_0511_harienju3.jpg

でも、花は綺麗です。マメ科らしい蝶形花。
房は短いですが花付きも良く、白い藤のように見えます。甘く良い香りがして、
花の穂を天ぷらにすると、おいしく食べられるそうですよ。
私はまだ試したことはありませんが。

近所でこの木が生えている空き地は去年、二度も不審火騒ぎがあったんです。
だから下草刈りと枝打ちがはいって、今年は花を近くで見ることが出来ません。

07_0511_harienju4.jpg

イライラしている人が多いのかな?なんとも世知辛いですよね。
それでもハリエンジュの木は、爽やかな白い花の穂を下げて、
あま〜い香りをあたりに漂わせています。
花の季節だったら、そんな事件にならなかったかもね…と思います。

クセが無くて美味しいはちみつも採れるそうです。



この木には、別名が多くてややこしいという特徴も あります。

フサアカシア、ミモザアカシア、ギンヨウアカシア…名前だけはそっくりな木がありますが、
この木には似ていませんよね。
元祖アカシアも、ハリエンジュとは全然違う、アフリカやオーストラリアに生える木です。
web検索してみたんですが、アフリカのアカシアの画像は簡単には見つかりませんでした。
オーストラリアの園芸種が何件かヒットしましたが、だいたい、ミモザ・アカシアなどと
似たような黄色いポンポンのような花でした。

なぜに「ニセアカシア」???  根拠が見つかりませんでした。

「エンジュ」には似ていますので、旅情もムードもないかもしれませんが、
ハリエンジュの方が相応しい名前かなとも思います。
ただし、園芸種で「トゲナシ ニセアカシア」というトゲ…つまり、
針のないハリエンジュもあるそうです。
ややこしいことこの上ないです。
よく考えてから名前を付けて欲しいと言いたくなりますね。



ちなみにエンジュは中国原産で、あまり見かけないこの字「槐」で表される
縁起の良い木だそうです。
夏の終わりに花を咲かせ、ハリエンジュとは違う形の豆を下げます。
花の付き方も違いますが、花そのものは白い蝶形花で良く似ています。

ブログ内関連ページ:
2006/12/ 7付 「街の樹たち その3」エンジュの説明




次の木は街路樹のトチノキ。
大きな葉っぱの上に、大きなお花の穂を立てていました。

07_0511_totinoki1.jpg

里山に立っている木ではないので、今年はずいぶん枝を落とされて、
ちっちゃくなっちゃいました。
冬空にそびえる たのもし〜くてぶっとい枝が素敵だったのに、少し残念です。

07_0511_totinoki2.jpg



でも、今年も、ついつい、カニ缶を連想しちゃう 美味しそうな、あ、いえ、
立派なお花が咲きました。
こぼれるそばから拾われて、全然ゲットできないどんぐりみたいな実も、
今年こそは拾うんだと、今年こそはと…もう何年も言っているような…。
頑張ろう、できるだけ。(^^;)



posted by はもよう at 13:26| Comment(6) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハリエンジュは学名までニセアカシアなのが面白いですね。
カニ缶みたいなトチノキの花が咲く頃ですか。木のある場所を見つけておいたので花を見に行って見ます。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年05月11日 21:06
おーちゃんさん、こんばんは。
そうそう、日本人だけが偽物呼ばわりかと思ったら、
学名も偽物のアカシアという意味だそうですね。
マメ科はだいたい似ているし、
特にアカシア属の木に似ているわけでは無いように見えますけど、
なぜなんでしょうね。

あ、カニ缶トチノキの花♪是非見に行ってください。(^^)
ただ、蜂にはお気をつけ下さいね。
Posted by はもよう at 2007年05月12日 00:44
うーむ、トチノキは毎週観察に行ってるのですが、三本あって、どれも葉しか見えないのはなぜでしょう?
その付近でトチノミを拾ったことがあるから、花は咲くはずだと思うのですが…。
Posted by ディック at 2007年05月15日 20:49
ディックさん、根岸森林公園にもトチノキさんは立っているんですか?
お花は何故付かないのかな?
これから咲くのかな?今年はお休みって決めたのかな?

これから咲くんだと良いですね。(^^)
Posted by はもよう at 2007年05月15日 23:06
はもようさん、トチノキは今年こそ花を見たいと、気をつけているのですが…。いくら巨木でも、これだけ目立つのだから、まさか見えないことはないと思うのです。
Posted by ディック at 2007年05月17日 22:52
大きい花の穂ですから、見落としようは無いとは思うんですよね、私も。
ディックさんがトチノキの花を見られますように。(−人−)
よーくお祈りしておきますね♪

Posted by はもよう at 2007年05月18日 21:26
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