2007年05月10日

5月の草の花

暑い日が続いたあと、足早に低気圧が通過するそうです、うちの方。
おかげで夜は荒れ模様との予報です。
何か吹っ飛んで行かなきゃ良いけど…。

途中から風が強まり、カメラ構えてもブレブレになっちゃいそうですね。
こんな日は今まで撮りためた 在庫一掃処分です。
5月に咲く草の花、一挙にご紹介です。

07_0510_2shot_1.jpg

大人と子ども…じゃなくて、カラスとスズメほどにも花の大きさが違う
2種のエンドウ。カラスノエンドウと、スズメノエンドウです。
隣町の北向き斜面の上の方、日当たりのよい場所にいっぱい生えていました。
前回の記事のコメツブツメクサ、次のマツバウンランがご近所さん。

07_0510_m_unran.jpg

マツバウンランは、ゴマノハグサ科ウンラン属、
北アメリカ原産の比較的新しい帰化植物。
浜辺に咲くウンランや園芸種のリナリアのお仲間です。



同じ場所にはキュウリグサ、アメリカフウロも咲いてました。

07_0510_2shot_2.jpg

キュウリグサはもうすぐ終わるけれど、
アメリカフウロはまだまだこれから長〜く咲きます。

07_0510_ame_fuuro.jpg

アメリカフウロは、フウロソウ科フウロソウ属北アメリカ原産の帰化植物。
飽きるほど咲いている道ばたの雑草ですが、
ほらぁ、よくよく見ると奇麗でしょ?
花の後は実が出来ます。
この実がゲンノショウコと同じ おみこしの形なんですよ。




アメリカフウロの隣ではニワゼキショウも咲き出しました。

07_0510_2shot_3.jpg

まずは赤紫色の花から。白い花はまだ見かけませんでした。
小さいけれど、綺麗な花ですよね。

07_0510_niwazekisho.jpg

ニワゼキショウはアヤメ科ニワゼキショウ属、
明治の頃、観賞用として輸入されたものが野生化…っていうのが、
今まで良く見る説明でしたが、Wikipediaには、それは間違いと書いてありました。
日本でよく見かける花はアメリカはテキサス州を中心に分布する、
向こうでも雑草扱いの花のようです。





こちらには爽やかな白いお花と遠くに鮮やかな水色のお花。

07_0510_2shot_4.jpg

ちょっと大きな花のハコベだなっと思ったら、ミミナグサでした。

奥の青いのはアイイロニワゼキショウ。
またこの花の季節が来たんだねって、思わず顔がほころんじゃう
鮮やかな青い色です。

07_0510_a_niwazekisho.jpg

ちょっと細かい話になってしまうのですが、
以前、私がweb検索で調べた頃はこの花は「オオニワゼキショウ」とも
「アイイロニワゼキショウ」とも言われると出ていたので、
ずっとオオニワゼキショウと思っていたのですが、
今回調べ直すと、2つの種類はちゃんと別の花として紹介されていました。
いままでこの花の名前だと思っていた「オオニワゼキショウ」は
もっと白っぽい花で、薄い青い筋が入るそうです。

基本のニワゼキショウより、草丈が高いのに花が小さいのは、
今までの説明と同様です。
で、アイイロニワゼキショウは、花びらの先の、この独特なとがり具合が特徴です。
別名はルリニワゼキショウとヒレニワゼキショウ。


綺麗な花だけど、所詮は雑草。もっと大きな花を楽しみたい方は、お花屋さんで
「カリフォルニア・スカイ」っていう ニワゼキショウの園芸種を
買ってみてはいかがでしょうか。




最後は極小の雑草、ノミノツヅリです。

07_0510_nomi_tuduri.jpg

ノミノツヅリはナデシコ科ノミノツヅリ属の一年草。
春に出るときの葉と葉の間の詰まった 可愛い姿と、
初夏の葉と葉の間を伸ばして立ち上がり、十分に大きくなった姿とでは、
同じ植物かなと思うほど違います。

花も葉も1cm以下、道ばたにもいっぱい生えていますが、なかなかピントが合わず、
写真を撮るのは難しいので、公園の中の人通りの少ない場所のものでないと、
こんな風には撮れません。

つづりは粗末な着物のことで、ノミの着物のようだという例えから付いた名です。
お名前そっくりさんのノミノフスマのフスマは寝具のことで、湿った場所が好きで
ちょっと見、花びらが10枚あるように見えます。

この花は乾いた場所に咲いていて、花びらが5枚。ノミノツヅリ…着物の方ですね。(^^)



こうして並べてみると、雑草の花とは言え、奇麗なものですね。
毎年同じように 同じ花に会えるのはうれしいです。また来年も会えますように。


posted by はもよう at 23:56| Comment(6) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん ヾ(^O^*)オハヨ♪
拝見してますがお久し振りのコメントになってます。m(_ _)m
春の野草達もきちんと時期内に紹介して貰って嬉しいでしょう!
小さな野草も良く見ると造形美に驚かされますね〜♪
今年はノミノツヅリとノミノフスマをじっくり見ましたわ★
Posted by かえで☆ at 2007年05月11日 07:30
^o^)ノ”かえで☆さん、こんにちは。
いいんですよぉ、いろいろいありますもの。
コメントはおひまなときで大丈夫ですよ♪
…私も読み逃げのこと多いし…(−−;)

ノミノツヅリとノミノフスマですか、こりゃまたどっちもちっちゃいものですね。
はい、ちっちゃくても自然の造形には手抜きは無しです。
写真にとって拡大すると、びっくりしたりうっとりしたり。(^^)

また、もっと小さい花の記事も載せますね。
(^^)ノ

Posted by はもよう at 2007年05月11日 13:39
こんにちは〜。
今日は朝からある川のクリーンキャンペーンに参加してきました。
ゴミを拾うのはいいのですが、
生い茂る草たちをも“草刈”ということで引き抜かれていきました。
その中で、スズメノエンドウもカラスノエンドウも、オランダミミナグサもみんなみんな引き抜かれてしまうのが、
かなり複雑な気分でした。
きれいに植えられたお花はしっかり保護され、
それ以外の野草たちは雑草とばかり引き抜かれ、
何か間違ってないか?と一人考えてしまいました。
自分はおかしいのかな?
Posted by bigtree at 2007年05月12日 10:38
bigtreeさん、こんばんは。
河原の清掃活動♪お疲れ様でした。

ふふふ…、雑草を引き抜くことに疑問を感じるなんて、お優しいのね。
良いんじゃないですか?
雑草、つまり野生の植物は したたかですもの。
そんなことじゃへこたれません。
引っこ抜かれた衝撃で、余計に広い範囲に種蒔き出来て、
喜んでいる株もあったりして…(^^)

そこへ行くと園芸種はいわば家畜と一緒。
人が保護してあげなければ、厳しい生存競争には勝てません。

植物だって毎日、喰うか喰われるかの生存競争を、シビアに戦っているんですよ。
そこんところを尊敬しつつ、その生き方をじっくり見せてもらうところが、
野草観察の醍醐味かなと、私などは思っております。(^^)v
Posted by はもよう at 2007年05月13日 00:00
庭になんとかフウロがあるのですが、「これは何フウロか?」と訊ねると、「アサマフウロ」だったか「ミヤマフウロだったか」と言い出すし、ネットで検索すると「アメリカ」だの「オランダだの」。でも、わが家のはやっぱり「アメリカろでも「オランダ」でもないように見えるし…。悩みは尽きません(^^;)
Posted by ディック at 2007年05月15日 20:53
ディックさんのお家のお庭にも風露草があるんですね。
たいていの外国産のお花は
国産の野草より派手なことが多いですけれど、
この風露草のお仲間は、日本のお山に咲いているお花の方が
ずっと大きくてきれいで、
お庭に植えて楽しんでいらっしゃる方も多いですよね。

ディックさんのお庭のお花の名前が、いつかはっきりすると良いですね。
Posted by はもよう at 2007年05月15日 23:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。