あんまり暑いので休み休みやりました。今日はみんな家にいるので、飲み物が
どんどん無くなっちゃいました。もお、すごい勢いでした。ヤカンに何回、
お茶を沸かしたかな。氷も、作るのに追いつかないほど。暑いからしかたない
けれど、忙しかったです(^^A)。
記事の方は7/13の写真の続き。この日の主役、アキノタムラソウのお花を見て
頂こうと思います。

お気に入りの観察スポット隣町の公園。その裏の北向きの斜面を歩いて来て
カタクリの保護地へ。
今年はアキノタムラソウがいつも以上にたくさん咲いていました。
今年、強剪定されたヤマツツジの一画へ。陽が良く当たるようになったせい
なんでしょうかね、こんなにたくさんのアキノタムラソウを見たのは初めて
です。

アキノタムラソウはシソ科アキギリ属の多年草。
ヤブの草の葉の間から、長いお花の穂を立てて夏から秋まで咲いてます。

斜面のてっぺんの日当たりの良いところにも、
木立をくぐって斜面を上り下りする道にも

たくさん咲いてる紫色の花。

↑ これはまだつぼみの株ですね。
シソ科はそっくりさんが多いのですが、この、ガク(萼)の並び方、
つまり花の付き方が特徴的ですね。

ちょっと赤味が差すのもイイ感じ。
お花の色には多少の濃淡が有りますが、青みの強い紫色。

毛深いお花が可愛いです。
ここで、全体像を見て頂きつつ、アキノタムラソウのご紹介を過去記事から。

〜〜〜〜〜〜〜2005/ 8/28の記事をコピペ〜〜〜〜〜〜〜〜
図鑑に寄れば、シソ科には"タムラソウ"と言う名に、春、夏、秋の季節を
あらわす言葉の付いた花が3種 有るそうです。
紀伊半島より西から四国、九州で、4〜6月に咲く、ハルノタムラソウ。
神奈川、東海、近畿地方で、6〜8月に咲く、ナツノタムラソウ。
本州、四国、九州、沖縄で、7〜11月に咲く アキノタムラソウの3種です。
それら全てのタムラソウの名のもとになった
"タムラソウ"って、どんな花なんだろうと思いませんか?
そこで図鑑の索引を引いてみると、有るには有ったんですよ。"タムラソウ"と
言う草が。
でも、キク科のアザミの仲間でした。 どこも似てないの(^^A)。
図鑑にも『シソ科のタムラソウとも関連はなさそう』だと書いてありました。
〜〜〜〜2005/ 8/28付 「ミヤマタムラソウ」〜〜〜〜〜〜〜〜
虫さんが来て花粉を渡し終わると、おしべが両脇にどいて、次に来た虫さん
からは、真ん中のめしべが花粉を受け取るという仕組み。

小さなお花に自家受粉を避ける工夫がされています。
可愛くて賢くて涼しげな青い花アキノタムラソウ、今年はたくさん会えました。

どうかしばらく咲いていてくださいね。
ついでにご近所の野草をもう少し。
こちらも、夏から秋まで長くヒヨドリバナ。

もうちょっとで開花です。大きい蝶々が好んで良く訪れるお花。
今年はどんな蝶々に会えるかな?
前回のおさんぽではまだ咲き始めたばかりだったハエドクソウ。

もうちょっと大きく撮れました。でもやっぱり小さいお花です。
婿菜ことシロヤマギク。

こちらも、もうすぐ開花と言うところまで来ていました。
この写真を撮ったのは7/13だから、今頃はもう咲いて居るかな?
また、見に行かなくちゃね。
おさんぽには明日も行くとして、次の記事も7/13の写真、今度はつる性植物を
いくつか見ていただこうかな。