結論から言うと、時間が経つほどに小降りになって、夕方には気まぐれのように
日差しが街並をかすめたりしました。思い切って、娘を誘って実家に行って来て
良かったなと思いました。両親は変わりなく元気にしていてくれました。有り
難いことです。庭のカラスウリがつるを伸ばしたって喜んでいました。また行くね。
今日の記事も5/25のおさんぽから、つる草の写真をご紹介します。

隣町の「北向きの斜面」これからつる草に覆われます。
お気に入りの観察スポット隣町の公園裏の「北向きの斜面」。はびこるつるは、
たとえば…

3枚ワンセットの葉っぱ、毛深いつるは、グリーンモンスターこと葛です。
葉っぱもこれからどんどん大きくなるし、エライ勢いではびこります。
からみつかれているのはツルウメモドキ。
下の方にヤブガラシの5枚ワンセットの葉っぱも小さく見えてます。
はい、そのヤブガラシが次の写真の中央で、あとは左の方がオニドコロかな?

右はまたツルウメモドキ。お花も終わって、あとはどれだけはびこれるかが
勝負のカギ。
こちらはヤブガラシにタチシオデかな?
タチシオデの若い実も、左の方に見えますよね。

今回からまれているのは、トゲまみれのタラノキの幼樹です。
トゲがあろうが無かろうが、ぐるぐる巻きです。
別の場所のタチシオデです。

お花の頃までは直立しますが、お花が終わったら地面に倒れて地を這います。
もちろんからみつく先を探してのことです。

これは前の週に撮っておいた実の写真。タチシオデの実は、このあともうちょっと
むちむちにふくらんで、黒っぽく実ります。楽しみだな。
茂みの葉っぱの陰からのぞくのはサルトリイバラの若い実。

こちらはあとで真っ赤な実になります。たのしみ。刈られないでね。
いろんな葉っぱがひしめく真ん中には左に赤いつるのノブドウ。
右には白っぽいつるのアオツヅラフジ。

お花は争わないって歌に歌った人も居たけれど、いえいえ、こうして夏の草むらを
眺めれば、植物だって立派に戦っていますよね。陣地争い、お日様の取り合い。
負ければ一族の繁栄に関わってきますから、必死です。
ハート型の葉っぱのつるになる草は結構何種類もあるから、見分けが難しい
でしょう?でも今どきだったら、お花が咲いているので特徴が捉え易いです。

粒々しているのはつぼみでした。

あれからひと月経っているから、今頃お花が咲いているかもしれませんねぇ。
こちらは秋に青っぽく実ります。極小の巨峰みたいな実が楽しみです。
梅雨が明ければ本格的に蔓延り出すつる草。強くたくましく、がんがん伸びて
あたりを覆って欲しいな。元気に絡み合うつる草たちを見ているとなんだか、
こっちまで元気になれそうな気がします。頑張れつる草、君たちのシーズンが
始まったよ。
次からは5/31の写真をご紹介しますね。