居ました。繋がるまで待ってもいられないので6/9分の記事を投稿できませんでした。
遅くなりましたが、2日遅れで載せてみます。6/9の記事のつもりで読んでください。
メンテナンスは6/19までの予定です。この先どうなるか解りませんが、このあと
も、できる時にできるだけ更新で行こうと思います。悪しからずご了承下さい。
今日は午前中を中心にちょっとだけ青空が見られました。久しぶりでしたねぇ。
午後からはまた雲が増えて、夕方には遠くで時々稲妻が光りました。冷たい空気と
暖かい空気とのせめぎ合い。いつまで続くのかな?
今日の記事は街路樹の足元に咲くトベラの花。これも「木に咲く白い花」です。

可愛いでしょ。シリーズ「木に咲く白い花」、今回は我が街の街路樹の花を。
トベラ科トベラ属の常緑低木、海岸沿いに自生することが多いそうです。

葉っぱは互い違いに付く互生ですが、枝の先に集まるので丸く輪生している様に
見えます。そういえば、シャリンバイもそうですよね。海沿いで生きるのに適して
居るのかな?
オスの木とメスの木があります。お花の数が多いのは、おばなが咲くオスの木で
しょう。

同じ場所に実が付く株も並んでいたから、一生懸命探したらメスの株も見つかった
かもしれないけれど…、この花はおばなでしょうね。
咲き始めは真っ白で、やがて黄色くなります。
金と銀とになぞらえて金運アップの縁起物…にはならないか。(^^;)

お花は良い香りがしますが、木の他の部分はちょっと臭いので、扉に付けて魔よけに
したそうです。扉に付ける木の、扉がなまってトベラと呼ばれるようになったそう
です。
お花は後で丸い実になって、熟すと割れて、ネバネバした粘液に包まれた赤いタネを
出します。
爽やかな青空の下、そびえ立っているのは大きなクスノキ。うちの方では街中にも
たくさん植えられています。この写真のも街路樹。電線が写り込んでいるでしょう。

赤かった新芽が緑になると、今度はお花のシーズンです。大きな木には不釣り合いな
ほど、ちっちゃなお花を咲かせます。
5月の半ばに花盛りだったんですけれど…お気づきになりました?

お花は小さいですが、木全体にたくさん咲きました。
虫眼鏡が必要ですが、そこそこ複雑で凝った造りのお花です。

お花のあとは黒っぽく熟す実になりますが、しばらく緑色のまま枝先について居ます
ので、良かったら見てあげてください。
同じ日、クスノキのすぐそばのヤマボウシも、お花の盛りをむかえていました。

うちに近所のヤマボウシはね、どういう訳かみんな、撮りにくい位置に咲くんですよ。

撮りやすい位置のは割合と短命で、枯れちゃったり、切られちゃったりしてすぐに
無くなっちゃうんですよねぇ。これも街中の木の宿命。人の都合の方が優先なのでね。
はい、でも、とびきりの花盛りを見つけました。

ハナミズキも良いけれど、ヤマボウシも良いよね。

たくさん咲いて、5月です。あぁ、良い景色だ。
今回のおまけ画像は、シャクヤク(芍薬)の花。

赤いボタン(牡丹)を眺めた庭で、今度はシャクヤクが咲きました。
これ、ご紹介したボタン(牡丹)の株の 下の方から出て来た花です。

ボタンは木の仲間、シャクヤクは草の仲間。
ボタンに比べて、お花も草丈も小さいです。でも、ボタンについて調べているときに
知ったんですが、成長が早いからって、シャクヤクの株にボタンを接ぎ木することが
多く行われているそうです。

木に竹を接ぐ…は無しでも、草に木を接ぐは有りなんだって驚いたんですが、
それを知ってからはこれが、株の下のシャクヤクが出て来ちゃったんじゃないかと
思えて、気になります。
一枚目の写真は、初めっから草のシャクヤクなんですが、こちらのつぼみは開いた
時にタイミングが合わなくて撮れませんでした。また来年、チャンスをうかがいます。
シリーズ「木に咲く白い花」、今年も着々と撮り貯めてます。