比べたら小降りだったので、レインコートにゴム長という完全防備スタイルで
いつもおさんぽしている近所の公園へ行ってきました。「木に咲く白い花」も
撮れたけれど、それより赤いユスラウメの実とノハナショウブが撮れてご満悦。
水玉もいっぱい撮ってきました。でも、そろそろ晴れてくれないかな。
今日の記事も前回の続きで5月の写真。いつもの観察スポットには含まれていない
けれど、特定の季節だけ 見に行くと決めて居る場所と木があります。
たとえば5月のハクウンボク。

大好きなエゴノキの花が、房状に咲くゴージャス版。自転車こげば辿り着けるほどの
距離にある公園に数本立っています。5/11の午後、行ってきました。
ハクウンボクという、私にとっては夢のような木が有ると知ったのは、もっと大きな
別の都市公園。まあ、電車で1時間以上かかる、ちょっと思い立っただけでは行かれ
ない場所でした。ところが、同じ木が、自転車こげば ものの10分ほどで辿り着ける
場所に咲くとしたら、もう、万難排してでも駆けつけねば(^m^)。←大袈裟
そんなこんなで毎年通っています。この季節にしか行かないちょっと離れた公園。
さほど広くない敷地に、高密度で大木が植えられていてうっそうとした森のイメージ。
そうそう、去年はここでウマノアシガタ、別名キンポウゲを見たんでした。
2013/ 5/30付 「キンポウゲの花」

葉っぱはそこそこ茂っていて、群落が無くなったわけではなさそうでしたが、
今年はあんまり咲いてませんでした。

でも、テカテカ黄色いお花は見られました。よかった、よかった(^▽^*)
さて次はハクウンボクと、行く手を見ると…
なんと、ハクウンボクがまとめて植えられているエリアだけ、やたらにカシの木が
切られていました。

↑ 画面左側が短く切られた樫の木です。去年まではもっとうっそうとしていました。
いやいや、ハクウンボクは大丈夫かな?あわてて近づいて、木の下からこずえを
見上げます。

まあ、一枚目の写真でご紹介したとおりに無事に咲いていたんですけどね。
でも、ちょっと散った方が多かったかな。もうちょっと早くに来れば良かったです。

それでも奇麗に咲いているところを探して、パチリ。

大きな丸い葉、房状に咲くエゴノキそっくりの白い花。
今年も会えました。ああ、綺麗だな。嬉しいな。
お花が終わると、白い花冠がポトリと落ちます。

お花はやがて卵形の実になって、たわわに枝に下がります。
なかなか実まで撮りに来られないけれど、一度見に来なくちゃね。
2008/ 5/16付 「ハクウンボクの花」
同じ園内に、大きなトチノキが何本も立っています。
いや、本当にこの公園は敷地の割に大きな木が多いんですよ。他所ではなかなか
見られないような大物がどかんどかん立っていて、その迫力は自分のカメラの腕じゃ、
まるで伝えられないんですけどね(^^;)。
トチノキも、どれを撮っても大きすぎてフレームにおさまりません。撮れる場所
も限られるので、毎年同じ様な絵になっちゃいます。

こちらは毎年撮っている、ヒマラヤスギとのツーショット。手前がトチノキです。
枝先の花の穂。

ひとつひとつが大きい花の穂なのに、ひと目にこんなに入ってきます。
スケールの大きな木なんですよね。

トチノキを眺めていると、本当に、日頃の悩みや不満なんて小さいことのように
思えて、どうでも良くなっちゃいます。

今年も会えたよ、大好きなハクウンボクと大きなトチノキに。
2012/ 5/22付 「トチノキの花」
おまけ画像は帰り道に撮った、いつもおさんぽしている公園のベニバナトチノキの花。

最近立て続けに2〜3本枯れちゃったけれど、残っているのは元気に花をつけて
くれました。そうそう、この日、発見したんだけれど、公園の管理会社さんが、
ハイテク名札を付けてくれました。QRコードが貼ってあって、スマホで読むと解説が
見られるの。すごいなあ。
でも、このあと他の木にも付くかしら。何種類ぐらいに付けられるかしら?楽しみ ♪