2007年04月23日

ウワミズザクラなど

週末は、思ったよりはよいお天気でした。
今日、月曜日はどんより曇っていて、ちょっと、出勤とか登校の足が重かった
かもしれません。

今日からの一週間は、先週末の4/20
お気に入り観察スポット♪「隣町の公園裏の北向きの斜面」で撮ってきた写真を
中心にご紹介します。

07_0423_y_tutuji1.jpg

一枚目は、前回は花盛りだった桜が散って、主役が交代していた所を…。
それから、ウワミズザクラとオトコヨウゾメの花をご紹介です。

先週の金曜日、あまりの好天に 我慢できずに出掛けちゃった
お気に入りの観察スポット。
春の主役の桜とカタクリが終わって、初夏を告げるヤマツツジが
燃えるように咲いていました。

07_0423_y_tutuji2.jpg

ツツジの仲間は見分けが難しくてよくわからないのですが、
一番ありふれていることと、花がオレンジなので 
ヤマツツジだろうとおもいます。(^^;)




さて、毎年 花は見るけれど 名前が解らない木がいくつも ありますが、
その中のひとつ、細かい白い花をブラシのような穂状に咲かせるこの木。
斜面の途中で 手が届かず、細かい部分を見られないので、
毎年、なんだろな?で終わっていました。

07_0423_uwamizu_s1.jpg

でも、こうしてブログをやるようになり、他の方の記事を見るうちに、
去年の今頃、この時期に「ウワミズザクラ」が咲いて、
その花の写真がとっても似ていることに気付きました。

ウワミズザクラは、バラ科サクラ属。
(花の姿はかなり違いますが、サクラのお仲間です。)
山野に生え、高さ20mほどになる落葉高木で、別名はハハカ。
つぼみや若い果実を塩漬けにして、山菜として利用もし、
染料や皮細工の材料にもなった…そんな木です。

07_0423_uwamizu_s2.jpg

これは先週、私が撮ってきた写真です。
一生懸命近づいて、腕を伸ばして、カメラのズームを精一杯使っても
この程度。でも、葉がサクラに似た形で、
互い違いに付いていて(互生)…というのは解ります。

サクラの葉にありがちな
2つの密腺が、葉の付け根をはさんで位置していないのも、
ウワミズザクラの特徴だそうで…うんうん、それもクリアですね。

ちなみに蜜腺は、葉の 最初の鋸歯の出っ張ったところにあって、
ちょっと見つけにくいくらい 小さいそうです。

07_0423_uwamizu_s3.jpg

穂に、びっしり並ぶ花は花びらが5枚で、おしべが花びらよりも長いそうです。
遠くからでもそれは解ります。

まぁ、推測ですけれど、この木、ウワミズザクラで良いようです。
そうしたら、秋に赤い実が付くんですって♪
うわぁ、気がつかなかったなぁ。
鳥さんに人気で熟れるそばから食べられちゃうそうですよ。
今度はちゃんと時期を見て、実を見に来なくっちゃ。(^^)



そういえば、この木の名前…漢字で書くと「上溝桜」なんですよね。
うえ・みぞ・さくら…じゃないですかねぇ。なまっちゃったのかな?
多少読み方が違うのは、なまっちゃったからだとしても、
「上」の「溝」って何かしら…?不思議に思って web検索してみたら…、

この木の材の上に溝を彫り、その上で亀の甲羅を焼いて占いをしたからだという
説明をしていたサイトさんがありました。
それから、古事記の中の有名なお話、アマテラスが天の岩戸にこもってしまったときに、
この木を燃やして占いをしたとか、
もともとは、この木を燃やした炎で鹿の骨をあぶって、骨に入ったヒビで占ったとか。
このときの鹿の骨の裏に溝を彫ったので、
「裏」の「溝」…「ウラミゾ」がなまって「ウワミズ」になったとか…。
別名の「ハハカ」の方が、古事記にも登場するほど古い名で「波々迦」と書いたとか…

またまた、いろんなお話がヒットしちゃいました。
特に、別名の「ハハカ」で検索するといろいろ出でてきて面白いです。

木に咲く白い花♪ また、お気に入りにひとつ追加です。



さて、この日のお目当てのもう一つは、もちろん、オトコヨウゾメの花です。

咲いてるかな〜?

うひっゃあ〜。満開でした。

07_0423_o_yozome1.jpg

「ヨウゾメ」はガマズミのこと。
そう、少しきゃしゃですが、葉と言い、芽と言い よく似ています。

オトコヨウゾメは、スイカズラ科ガマズミ属。
山野の日当たりの良いところに生え、高さ2mくらいになる落葉高木です。
とにかくお気に入りで、このブログにも何度も登場しているのですが、
また、アップで写真を撮って来ちゃいました。

07_0423_o_yozome2.jpg

可愛いでしょう。素敵ですよね。
花は可愛いし、秋には長丸の赤い実をしずくみたいに下げるのも楽しめますし、
言うことなしですよね。(^^)




07_0423_zokibayasi.jpg

見上げると、とにかく奇麗な新緑。
あー、爽やかだなぁー!!
もぉ、無駄なほどたくさん、新緑の雑木林の写真を撮って来ちゃいました。
デジカメ様々ですよ。(^^)



次回の記事はそんな木の下で、健気に生きてる可愛い葉っぱたちをご紹介します。


ブログ内関連ページ

オトコヨウゾメ
2007/ 2/23付 「隣町の公園の木」 オトコヨウゾメの芽吹き
2006/ 9/30付 「ガマズミの若い実」 オトコヨウゾメの実
2006/ 5/ 1付 「オトコヨウゾメの花」
2006/ 4/ 8付 「ガマズミとオトコヨウゾメ」 冬芽と芽吹き


posted by はもよう at 21:54| Comment(4) | TrackBack(1) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真を見ていて、ガマズミの仲間って葉っぱが似ているな、と思ったのだけれど、最初の検索でひっかかったのがサンゴジュでした。
全然似てない(^^;)
ウワミズザクラもオトコヨウゾメも見たことがありません。うらやましい! なんか同じようなことばかり書いていますが…。
Posted by ディック at 2007年04月24日 20:16
ウワミズザクラで間違いありません。
それにしても「はもよう」さんの面目躍如の解説記事ですね。勉強になりました。
私も今日、撮影してきましたが盛りを過ぎた状態だったので取り上げるのをやめました。去年の記事をTBしました、よろしく。

オトコヨウゾメは舞岡公園にはないのですが、これも今日「大船フラワーセンター」で見てきました。素朴で素敵な花ですね。
Posted by ひろし at 2007年04月24日 21:14
ディックさん、そうなんですよ。
大きさや質感が違いますが、ガマズミの葉とオトコヨウゾメの葉は似ています。

で、サンゴジュですか?(図鑑 パラパラ〜)
あ、本当だ。サンゴジュもスイカズラ科ガマズミ属だわ。
お仲間の中で唯一、まったく葉っぱがに似ていない。(^▽^)
これが先に出ちゃうなんて。なんてお茶目なの?(^m^)

「うらやましい」…私もあちこちに書いてます、そういえば。
ま、どっちもどっちと言うことにしておいてください。


Posted by はもよう at 2007年04月24日 23:33
ひろしさん、こんばんは。
わぁい、お墨付きが出ました。
では、これはウワミズザクラと言うことで♪
TBもありがとうございます。
ひろしさんの写真 きれ〜い。(*▽*)〜♪

ちょっと検索したら、おもしろい記事がいっぱい出てきてしまって
のせきれませんでした。
ウワミズザクラって、人との関わりが長い植物なんですね。
いろいろ解って面白かったですよ。

オトコヨウゾメには、はまりそうです。
可愛いったらありゃしません。

この後も、少し地味めな可愛い花が続々つぼみを準備していました。
木に咲く白い花の季節には、目移りしちゃって落ち着きません。
Posted by はもよう at 2007年04月24日 23:41
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ウワミズザクラ(上溝桜)  06.4.25
Excerpt: 撮影データ 06.4.24 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/500,F5.6 23日にあった舞岡公園「自然観察会」で教えられました。 講師は「『昔は、亀甲で占..
Weblog: 舞岡公園の自然
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