なるそうです。ちょっと空気乾燥気味でしたから、ちょうど良いお湿りになるかしら?
さて、記事の方は4月の終わりの道ばた、しかも車がばんばん通る道路っぱたで
見かけたお花をご紹介。

まずはこれ。花はよく見るけれど名前は知らないって言う人も多いかもしれません。
比較的最近増えてきた帰化植物…って言うか、花だんからの逃げ出し組の
ナガミヒナゲシと言います。
だいたい、4月頃から咲き始め、GWの前後にあちこちの道路沿いで群生します。
ヒナゲシだし、綺麗にそろっているし、誰も勝手に生えているとは思わないかも
しれません。

今どき、この花を花だんに植える人の方が少数派かも?ってくらい、道ばたで見かけ
ます。
綺麗ですけどね。ただ、びっくりするほど増えますけど。(^m^)
ナガミヒナゲシが並ぶ道路の縁で見かけたこちらも帰化植物。サルシファイこと、
バラモンギクです。ヨーロッパ原産です。

2011/ 6/23付 「バラモンギク」
2012/ 6/ 1付 「バラモンジン」
もとは、食用または観賞用だったそうです。
特徴的な大柄な草に大きなつぼみ。

とがってくるくる巻いた特徴的な葉の先。お花は一日2時間くらいしか開かない
くせに、何があったの?って驚いちゃうような大きな綿毛になります。
バラモンギク久しぶり、元気そうだね。
これも、比較的最近あちこちで地味に群生している帰化植物。マツバウンラン。
北米原産で、園芸種のリナリアに近い種類だそうです。

2006/ 5/14付 「マツバウンランとツタバウンラン」
2008/ 5/13付 「マツバウンラン」
お花に近い方の葉っぱは名前の通り 松の葉みたいに細いのですが、根元の葉っぱは
同じ植物の葉とは思えない形をしています。

松の葉みたいな葉っぱは、お花の時だけで、普段はこっちの葉っぱで栄養を集めて
居るようです。
細かい葉っぱのこちらは、カラスならぬ、スズメノエンドウ。
うんとこさ小さいお花は、数で勝負の一度に5〜6輪咲き。

お花のあとはとっても愛らしいお豆が実りますが、まあ、人目にはつきませんよね、
小さすぎて。でもね、葉っぱやお花からは想像できないほど、一人前の草丈になり
ます。意外に茂りますよ。侮れません。
2006/ 4/ 9付 「カラスノエンドウとなかまたち」
2006/ 5/30付 「道ばたの豆」
春の道ばた、こちらは昔なじみのジシバリです。貧弱なタンポポじゃないですよ。

一回り大柄なオオジシバリに遅れることひと月、可愛いお花が咲き出しました。
地面を縛り付けちゃうほど蔓延る性質が名前の由来。可憐だけれど、なかなかの
元気ものです。ちょっとシンプルな綿毛になります。
道ばた花だんにも、春の終わりのお花が咲いてました。

辺り一面をピンクに染めちゃう芝桜とか…
可愛い紫のミヤコワスレ。

春に咲く、菊らしいデザインのお花って、案外少ないですよね。
それから、そろそろ終わるレンテン・ローズとシランのつぼみが内緒話をして
いました。

春のお花から夏のお花へ、何を引き継いでいたのかな?
4/22、毎日どんどん緑陰が濃くなる頃で、樹形を眺めたケヤキとお花を楽しんだ
コブシもすっかり緑色。

左がケヤキで右がコブシです。春の写真に同じアングルのがあるはずなんだけど
なぁ。
日差しが強くなって、木陰が有り難くなりますね。
さて、次の記事からは両親と出かけた旅の写真を3回にわたってご紹介します。
まだ桜が咲き残っていた信濃路を、ご一緒にお楽しみ頂けましたら幸いです。