2007年04月20日

ノジスミレとケマルバスミレ

ニョイスミレが咲いたんだから、スミレのシーズンももう終盤なはず…
なのに、またまた、スミレの写真を撮っちゃいました。

今度は、もう10年くらい見守っているお馴染みのノジスミレと
なにやら白い 見慣れぬスミレの2種。


07_0420_noji_s1.jpg

web日記の頃にも取り上げていますし、もう何年も同じ場所で咲いている
古いお馴染みさんのノジスミレの横顔です。


先日ご紹介したスミレほどではないけれど、濃いめの紫。
ちょいと乱れがちな姿、白い色むらがありがちな花びら。
毛深めの茎と葉。

距は色が薄めで、ガク(萼)と茎(花柄)のすきまに 
ちょっぴり出っ張ったところがあるのも、ささやかながらのポイント。


07_0420_noji_s2.jpg

このコロニーは長いですねぇ。
時々草むしりにあって、大きな株が無くなっちゃったりもするんですけれど、
そのたび跡継ぎが芽を出して、いつでも数株ずつ、毎年必ず花を開きます。

葉っぱも毛深めで、こんな風。
スミレのように立ち上がることはなく、地面にべったり広げます。
葉の柄に 翼は無く、有ってもかなり小さいです。
葉の周りにはほんの少しのギザギザ(鋸歯)があります。
葉裏が紫色になることが多いそうですが、あらら、撮ってきてません。(^^;)



07_0420_noji_s3.jpg

花の中を覗いてみると…もしゃもしゃの毛は無く、
めしべの先はカマキリの頭の形をしています。



07_0420_noji_s4.jpg

托葉はどうかな?う〜ん、あんまりちゃんと撮れてませんが、
タチツボスミレのようなクシ状に裂ける派手な托葉は付いていませんね。



ノジスミレ。変に整ってなくて、本当に、
野原の道ばたに咲いているのが似合いそうな素朴なスミレです。
また、来年も会えると良いね。元気でね。(^^)






さてさて、いつもおさんぽしている公園で、桜の木の下に、
白いすみれが咲いていて、思わず目があっちゃったんですよね。

07_0420_kemaruba_s1.jpg

こんな美人なんですもの。無理ないでしょう?
タチツボスミレの白花かな?なんて思いつつ、
自分の仮説の立証のために証拠画像をカシャリカシャリと収集して、
自宅のパソコンで拡大して、答え合わせをしていきましょう。



まずは葉っぱ。…うーん、丸い。丸い丸い、まるい葉…
タチツボ、アオイ…イソスミレの葉っぱも丸いけどここは磯じゃないし…
そのものずばり、マルバスミレって言う名前のすみれもありましたが、
図鑑の写真の葉っぱは、あんまり丸くなかったんですよね。

(−”−)う〜んと悩みつつ、お花のアップをチェック。

07_0420_kemaruba_s2.jpg

タチツボ(めしべの先は細くてまっすぐ)でも
アオイ(めしべの先は鍵形に曲がる)でもないね。
カマキリの頭(スミレ、ノジなど)…っぽいかな?。



ええっ?と内心焦りつつ、横顔で花の柄とガク(萼)のチェック。

07_0420_kemaruba_s3.jpg

花の柄…微妙に毛がある。
ガク(萼)花の柄、付け根の上の方、ギザギザしてる。



最後に地面の近くの葉っぱのお供(托葉)のようすは?。

07_0420_kemaruba_s4.jpg

う〜ん、あんまりはっきりしない。
クシ状に裂ける葉っぱがあるのかと思って写真に撮ったけれど、
パソコンで拡大してみたら、
細い托葉のふちに ほんのちょっとだけポチポチがある程度。
それから、結構毛深い。

07_0420_kemaruba_s5.jpg




とりあえず、特殊な場所に咲くスミレは除外して、図鑑のあちこちを眺め、
マルバスミレに一番似ていると最初の仮説を修正しました。

ただ、図鑑にある『側弁には普通、少し毛がある』とか、
『距には紫色の斑点があり、上方に少しふくらむ』…は、当てはまらないし、
『萼の付属体には欠刻がある』…っていう記述は意味がわからないし…。

確認のためにweb検索してみました。
そうしたら、一昨年 お世話になったhanaboroさんのブログがヒットして、
確認が取れました。
大丈夫。これ、マルバスミレです。
その中でも、毛深い「ケマルバスミレ」です。

hanaboroさんは、今、お休み中ですけれど、
残してくださった記事にはいつも助けられてます。

「花図鑑のボロボロブログ」内
「マルバスミレ」


はじめまして、ケマルバスミレさん。今後ともよろしくね。


今日は久しぶりの貴重な晴天でした。洗濯してお布団干して、
…普通の主婦ならそれで済むところ…自転車飛ばして、
隣街の公園にも行ってきました。その写真はまた後日、ご紹介します。

とりあえず、今日んところは、夕飯作んないと。(^^;)



posted by はもよう at 17:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
先日は重ね重ね失礼いたしました。

わたくしはお花を見るようになって、
時間が浅いのですが、
最近、続けてみていくことの
すごさ!というのでしょうか。
それに少し気づいたような気がします。

実は、見たかったウグイスカグラに
やっとであったからなんですが。
見たくて見たくて、
去年、実らしきものを見つけて、
昨日、そこへ行くとありました!
やっぱり、ウグイスカグラの実だったんだ!なんて、
一人で感動しておりました。

でも、はもようさんのように、
まだつみかさねて、検証していくことができません。
少しずつ方法をまねさせていただいて、
やってみます。

ひとつの植物で、
かなりの枚数の写真を撮ってこられているのですね。
アスカちゃん、じっとしていてくれよぉ〜

Posted by ブリ at 2007年04月21日 07:53
ブリさん、こんばんは。
いえいえ、とんでもございません。こちらこそご無礼いたしました。

そうそう、何年も見続けていくと、
公園や道ばたでも 顔なじみが出来て歩くのが楽しいです。

それから、樹木の仲間は、花が咲いてから実がなるまで見届けないと、
名前がわからないものもあります。
何事も気長に、そしてあきらめずに観察してみようと思っているだけです。

ひとつのお花をいろんな角度から撮ったのは、
スミレの花に限っては、チェック項目がたくさんあって、
せっかく撮ってきても、名前が特定できないことが多いので、
たくさん撮るようになりました。
Posted by はもよう at 2007年04月21日 23:35
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